ウブドに1か月滞在するとき、「何を持っていけば困らないだろう」と迷っていませんか。
この記事は、バリ島・ウブドで1か月前後の長期滞在を考えているシニア世代のご夫婦に向けて書いています。日本から持っていく物と、現地で買えば十分な物を、私たちの経験からまとめました。
私たちはバリに30年ほど通い、ウブドでは15年ほどの間に8回、長期滞在をしてきました。羽織ものを持たずにキンタマーニへ行って寒さに震えたり、トゲ抜きがなくて困ったりしながら、持ち物を少しずつ見直してきました。
本記事は、私たちの長期滞在経験と2026年10月時点の情報をもとにまとめています。航空会社の規定や持ち込み制限は変わることがあるため、出発前に最新情報をご確認ください。

長期滞在の衣類は、持ちすぎず、ランドリーを使いながら回すのが私たちの基本です。
- 結論|ウブド1か月滞在の持ち物は「1週間分+現地で代わりがききにくい物」
- 衣類|1か月の滞在でも1週間分あれば足りる
- 医薬品・ケア用品|体と肌に使う物は日本から持っていく
- 電源・通信|到着後すぐ使う物は手荷物に入れる
- お金|現金とクレジットカードの両方を持っていく
- なくすと替えがきかない物|予備のメガネは必ず持っていく
- 現地で買える物|ウブドで買えば十分な物
- 機内で使う物|滞在中にも使える物を選ぶ
- 便利グッズ|あると1か月の暮らしが楽になる小物
- 出発前に確認すること|持ち込み制限と荷物の規定
- ウブド1か月滞在の持ち物チェックリスト
- Q&A|ウブド1か月滞在の荷造りで迷いやすいこと
- まとめ|ウブド1か月滞在の荷造りは、この5つから
結論|ウブド1か月滞在の持ち物は「1週間分+現地で代わりがききにくい物」
1か月分をすべて持っていく必要はありません。私たちは、次の3つを考えて持ち物を決めています。
- 現地で買えるか
- 代わりになる物があるか
- なくしたり壊したりしたときに困るか
| 区分 | 持っていく物 | 考え方 |
|---|---|---|
| 衣類 | 1週間分 | ランドリーで回す |
| 医薬品・ケア用品 | 常用薬(滞在日数分に余裕を持たせる)、肌に使う物 | 使い慣れた物を日本から持っていく |
| 電源・通信 | Cタイプの変換プラグ2〜3個、充電器、ケーブル | 充電ケーブルは、空港でも使うことがあるので手荷物に入れる |
| お金 | 両替用の日本円、クレジットカード | 現金しか使えない店がある |
| 替えがきかない物 | 予備のメガネ | 出番がなくても必ず持っていく |
| 書類 | パスポート、ビザに関する書類 | 残存期間と滞在日数を確認する |
| 現地で買う物 | シャンプー、室内ばき、日用品 | 無理に持っていかない |
ここからは、区分ごとに具体的な持ち物と、そうしている理由を書いていきます。
衣類|1か月の滞在でも1週間分あれば足りる
私たちは滞在中にランドリーサービスを使うので、衣類は1週間分ほどにしています。
ホテルの部屋で手洗いもできます。ただ、洗濯機のようにしっかり脱水できないので、乾くまで時間がかかります。毎回手洗いするのは負担にもなります。
- Tシャツ・ブラウス:5〜6枚
- 半ズボン・スカート:3〜4枚
- ワンピース:2枚
- 寝間着と部屋着を兼ねる服:1〜2枚
- 下着:5〜6日分
- 帽子:1個(風で飛ばされにくい、あご紐付きのもの)
- タオルハンカチ:2〜3枚
- 街歩き用のサンダル
- ビーチサンダル
【関連記事】私たちが泊まっているホテル「テガルサリ」のランドリーサービスについて、使い方や費用をまとめています。
▶︎ テガルサリのランドリーサービス|使い方と費用
足元は滑りにくく安定した物を、日傘より帽子を
ウブドは歩道を含め、路面が良くないところがあります。雨で濡れると滑りやすいこともあるので、私はかかとが低く足元が安定する履き物を、夫も足をしっかりホールドするサンダルを選んでいます。
観光地は人が多く、街中も歩道が狭いところがあります。日傘を使いにくい場面が多いため、私たちはほとんど帽子を使っています。
室内ばきは必要に応じて
ホテルに用意されていることもありますが、履き心地が合わないこともあります。素足で問題なければいりませんし、現地でも買えます。
衣類の現地購入は「補助」と考える
ウブドでも衣類は買えますが、日本とはサイズ感が違います。とくに女性は、自分に合った服を着るほうが快適に過ごせます。私は、衣類だけは現地で買うことを前提にせずに準備しています。
季節と行き先に合わせて追加する物
ウブドの気候は、一年を通して「日本の夏」と考えるとよいと思います。そのうえで、季節と行き先によって次のように変えています。
| 季節・行き先 | 私たちの経験 | 追加する物 |
|---|---|---|
| 雨季のウブド | 夜も歩くと汗ばむので、羽織ものはいらない | 私たちは特に追加していない |
| 乾季のウブド | 朝晩や曇りの日は肌寒く感じることがある | 薄手の長袖1枚 |
| キンタマーニなどの高地 | ウブドより気温が低い | 薄手の長袖1枚、必要に応じて膝下丈のパンツ |

20年以上前、羽織ものを持たずにキンタマーニへ行きました。子どもたちも一緒で、皆、半ズボンに半袖Tシャツ姿でした。晴れてはいましたが風が強く、体感は日本の11月ごろのようで、寒さに震えました。
海沿いのサヌールでも、7月(乾季)に滞在したときは日中でも気温が低く、プールに入れなかったことがあります。
それ以来、乾季に滞在するときや高地へ行く予定があるときは、薄手の長袖を1枚入れるようにしています。
雨季に限らず、折りたたみ傘は持っていっています。乾季も降ることがあるからです。私たちは、レインコートを持っていくことはありません。
過ごし方に合わせて追加する物
長い距離を歩く日やトレッキングの予定があるときは、次を追加します。
- スニーカー
- ソックス
- 膝下丈のパンツ(高地用と同じもの)
普段の街歩きなら、私たちはほとんどサンダルで過ごしています。
寺院や少しきれいなレストランに行くなら
- サロン
- 男性:襟付きのシャツ
- 女性:ワンピースなど
寺院へ行く予定があるなら、サロンを1枚持っていると便利です。寺院で必要になるだけでなく、スカートの代わりにもなります。

少し高級なレストランへ行くとき、夫はきれいめのショートパンツにポロシャツです。私はサロンをスカート代わりにして、アクセサリーでその場に合う装いにしています。足元は、ビーチサンダル以外の物を選んでいます。
【関連記事】寺院見学をはじめ、バリ島で服装やマナーに迷ったときの基本的な考え方や、正装で使うバティックの選び方をまとめています。
▶︎ バリ島の正装と服装・観光マナー|寺院参拝や行事で失礼にならない基本
▶︎ バリ土産のバティック選び|失敗しない選び方とウブドの店6選
医薬品・ケア用品|体と肌に使う物は日本から持っていく
常用薬は滞在日数分に余裕を持たせる
持病の薬やふだん飲んでいる薬は、日本から余裕を持って準備しています。現地の薬局でも薬は買えますが、成分や用量、説明が日本とは違うことがあります。体に合う薬を持っていくと安心です。
私たちは、持病の薬を滞在日数プラス4〜5日分持っていきます。飛行機の欠航などで帰国が延びることもあるからです。ただし、薬の種類や健康状態、航空会社の規定などを確認して判断してください。

乗り継ぎ便を使ったとき、荷物が届かない場合に備えて、持病の薬をまとめて機内持ち込みの手荷物に入れていました。すると、デンパサール空港のX線検査で、何の薬か説明を求められました。処方箋を一緒に入れていましたが、英語で説明するのに苦労しました。今は、到着後すぐに使う4日分ほどを手荷物に入れ、残りは預け荷物に入れています。
英語で説明できるか不安な方は、薬の名前と飲む目的を英語で書いたメモを用意しておくと安心です。英文の処方箋や診断書は、かかりつけの医療機関で頼めば作ってもらえることがあります。薬の持ち込みの決まりは「出発前に確認すること」の節で説明します。
【関連記事】私たちが実際に持っていく薬と、持っていくときの注意点をまとめています。
▶︎ ウブド滞在に持参している薬と衛生用品
虫よけも使い慣れた物を
虫よけなど、必要な虫対策の用品も日本から持っていきます。デング熱の心配もあるので、対策は必要です。
部屋用:私たちがこれまでウブドで滞在した7ホテル(中級以上)には、電子虫よけなどがありました。必要なときは、スーパーなどで購入できます。
体用:使うのは郊外に出かけたときや、オープンエアーのレストラン、舞踊会場などです。いろいろなタイプがありますが、私たちは、ウエットティッシュタイプの虫よけシートを持っていっています。シートタイプはウブドでは見かけたことがありません。
スプレーやクリームは、自然派ショップ(Utama Spiceなど)や、スーパー、ドラッグストアで購入できます。
【関連記事】蚊に刺されないための対策や、デング熱についてはこちらに記事があります。
▶︎ デング熱の予防と、ウブド滞在中の虫よけ対策
身の回りの物とケア用品
バリ島では、日用品や衛生用品の多くを現地で買えます。ただ、私たちは肌に直接使う物は、使い慣れた物を持っていきます。
- ふだん使っている基礎化粧品
- 日焼け止め
- 日焼け後の炎症を抑えるクリームや薬
- 歯ブラシ(替えを含めて2本)
- 歯磨き粉
- 綿棒、爪切り、小バサミ、トゲ抜き
- ポケットティッシュ
- 除菌ジェル・除菌シート
日焼け後のケア用品は、軽い日焼けへの一時的な手当てを想定しています。ほてりが強い、水ぶくれができたなど症状が重いときは、自分で判断せず、現地の薬局や医療機関に相談してください。
ポケットティッシュは、トイレに紙がないときのために持っています。除菌ジェルとシートは、食事の前などに手をきれいにするために使っています。
【関連記事】バリでお腹の調子が悪くなることがあります。予防には除菌ジェルなどの衛生用品があると安心です。
▶︎ 食事前や市場のあとは手を清潔にする
困った経験から加わったトゲ抜きと歯ブラシ
夫がクローゼットの角でトゲを刺したとき、トゲ抜きがなくて困り果てました。めったに使わない物ですが、それ以来、必ず荷物に入れています。バリの建具は日本のように表面が滑らかに仕上げられていないこともあり、木製の扉や家具に触れたときに、ささくれが刺さることがあります。
歯ブラシは、現地で買った物はヘッドが大きく使いにくかったので、替えを含めて2本持っていきます。
電源・通信|到着後すぐ使う物は手荷物に入れる
旅先でも、連絡や地図、調べものにスマートフォンは欠かせません。
必ず持っていく物
- Cタイプの変換プラグ(2〜3個)
- スマートフォンの充電器、USBケーブル
バリのコンセントは日本と形が違い、電圧も220〜230Vです。スマートフォンやパソコンの充電器は多くが100〜240Vに対応していますが、ドライヤーなど日本の家電には100V専用の物もあります。持っていく前に、本体や充電器の表示を確認してください。
USBケーブルなどは現地でも買えますが、到着してすぐに必要になります。私たちは空港でも使えるように、機内持ち込みの手荷物に入れています。
持っていくかどうかは過ごし方次第
- ノートPC、タブレット
- イヤホン
- USBメモリ
- モバイルバッテリー
ノートPCやタブレットは、仕事や動画を見るなど使う目的があれば便利です。私たちの滞在では、必ずしも必要ありませんでした。荷物を軽くしたいなら、無理に持っていかなくてもよいと思います。
モバイルバッテリーは、機内での扱いを考えて、私たちは持っていかなくなりました。
お金|現金とクレジットカードの両方を持っていく
ウブドでは、私たちはクレジットカードと現金を組み合わせて使っています。現金しか使えない店があるからです。両替する分の現金は日本円で持っていき、必要な分だけ現地でルピアに替えています。
【関連記事】現金の必要性や、クレジットカードの準備についてまとめています。
▶︎ ウブドの支払い方法|現金が必要な場面とクレジットカードの注意点
なくすと替えがきかない物|予備のメガネは必ず持っていく
使わないかもしれないけれど、なくしたり壊したりしたときに、すぐ代わりを用意しにくい物があります。私たちにとっての代表はメガネです。メガネが壊れると、街歩きだけでなく、食事や買い物にも困ります。

以前、家族で旅行していたときに、メガネのネジが外れたことがあります。家族みんなで探してネジは見つかりましたが、今度は締めるための小さなドライバーがありません。それからの滞在中はずっと不便でした。以来、メガネは必ず予備を持っていきます。
現地で買える物|ウブドで買えば十分な物
ウブドの中心部やその周辺には、スーパーマーケットやドラッグストア、薬局があり、日用品の多くは現地で手に入ります。私たちは、次のように分けています。
| 現地で買えば十分な物 | 日本から持っていく物 |
|---|---|
| シャンプー、リンス(ホテルの備え付けで困ることが少ない) | 衣類(サイズ感が違う) |
| 室内ばき | 歯ブラシ(現地の物は大きく使いにくい) |
| USBケーブルの予備 | 常用薬(成分や用量が違うことがある) |
| 一般的な日用品、衛生用品 | 肌に直接使う物 |
シャンプーやリンスの香りや使い心地が気になる方は、ふだん使っている物を持っていくと安心です。
機内で使う物|滞在中にも使える物を選ぶ
長いフライトを少しでも楽にするため、機内で使う物は預け荷物と分けて準備しています。年齢を重ねると、長い時間同じ姿勢でいるのが負担に感じることも増えてきました。首枕など睡眠を助けるグッズや、機内の乾燥や冷え対策になるものなど、かさ張らないものを選んでいます。
▶︎ 機内持ち込みに入れておきたいもの|手元に置くもの
便利グッズ|あると1か月の暮らしが楽になる小物
長期滞在では、なくても困らないけれど「あると楽」と感じる小物があります。
- 電源タップ・延長コード:夫婦それぞれが気兼ねなく充電できる
- クリップ・ジップロック:開けたお菓子などを保存する
滞在が長くなると、部屋でお菓子をつまむことも増えます。開けた袋はクリップで留めたり、ジップロックに移したりして、湿気たり虫が寄ってきたりしないようにしています。
何度も滞在するなかで選んだ便利グッズと、今は持っていくのをやめた物をまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在で役立った便利グッズ|持っていくもの・やめたもの
出発前に確認すること|持ち込み制限と荷物の規定
インドネシアへの持ち込み制限
飛行機に持ち込める物でも、インドネシアに持ち込めるとは限りません。薬、食品、肉・魚・植物に由来する物などは、種類によって申告や検疫、必要な書類の確認が求められることがあります。
▶︎ インドネシアへの持ち込み制限|薬・食品などの注意点
機内持ち込み・預け荷物の規定
モバイルバッテリーなど、機内での扱いに決まりがある物は、利用する航空会社の最新の規定を確認してください。
▶︎ 機内持ち込み手荷物で失敗しない|サイズ・重量・禁止品と準備のコツ(2026年版)
ウブド1か月滞在の持ち物チェックリスト
このリストは、私たち夫婦が実際に持っていく物をもとにしています。滞在の時期や過ごし方に合わせて、足したり減らしたりしてお使いください。
| 区分 | 持ち物 |
|---|---|
| 書類・お金 | □パスポート □ビザに関する書類 □航空券の控え □クレジットカード □両替用の日本円 |
| 衣類 | □Tシャツ・ブラウス5〜6枚 □半ズボン・スカート3〜4枚 □ワンピース2枚 □寝間着兼部屋着1〜2枚 □下着5〜6日分 □あご紐付きの帽子 □タオルハンカチ2〜3枚 □街歩き用サンダル □ビーチサンダル |
| 季節・予定で追加 | □薄手の長袖(乾季・高地) □スニーカー・ソックス □膝下丈のパンツ □サロン □襟付きシャツ・ワンピース |
| 雨・虫対策 | □折りたたみ傘 □虫よけシート |
| 医薬品・ケア用品 | □常用薬(日数分+余裕) □虫よけ □基礎化粧品 □日焼け止め □日焼け後のケア用品 □歯ブラシ2本 □歯磨き粉 □綿棒・爪切り・小バサミ・トゲ抜き □ポケットティッシュ □除菌ジェル・シート |
| 電源・通信 | □Cタイプの変換プラグ2〜3個 □充電器 □USBケーブル |
| 替えがきかない物 | □予備のメガネ |
| 便利グッズ | □クリップ □ジップロック □電源タップ・延長コード □携帯用ボストンバッグ(お土産用) |
Q&A|ウブド1か月滞在の荷造りで迷いやすいこと
A. いいえ。行きの時点でスーツケースをいっぱいにすると、帰りに買った物を入れる余裕がなくなります。私たちは少し空きを残して出発しています。お土産を予定以上に買ってしまうこともあり、予備の携帯ボストンバッグも持っていっています。
A. 到着ビザの滞在期間は30日です。滞在が30日を超える場合は延長などの手続きが必要になるため、日程が決まったら早めに確認してください。パスポートの残存期間もあわせて確認しましょう。私たちも、夫のひと言で残存期間を確認し、出発前に更新したことがあります。
▶︎ バリ島長期滞在のパスポート・ビザ|残存期間6か月と30日・60日ビザの選び方
まとめ|ウブド1か月滞在の荷造りは、この5つから
- 衣類は1週間分にして、ランドリーで回す
- 常用薬と予備のメガネは各自で用意する。手荷物には、薬は数日分、充電用品はすぐ使う物を入れる
- 季節(乾季・高地)と予定(寺院・トレッキング)に合わせて追加する
- 現地で買える物は持っていかず、スーツケースに帰りの分の空きを残す
- 出発前に、パスポートの残存期間、ビザ、持ち込み制限、航空会社の規定を確認する
最初のころの私たちは、「あれも必要かもしれない」とスーツケースに詰め込んでいました。滞在を重ねるうちに必要な物が見えてきて、今は身軽に出発できるようになりました。ご自身の過ごし方に合う物を選ぶことが、快適な1か月につながると思います。
【関連記事】ウブドでの長期滞在を考えている方に向けて、滞在できるかどうかの検討から出発前の準備まで、テーマごとにまとめています。
▶︎ 「ウブドで暮らすカテゴリー」一覧


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