バリに長く滞在するときは、「何を持っていけば困らないだろうか」と思っていませんか。
この記事は、バリ島・ウブドで1か月以上の長期滞在を考えているシニア世代・大人のご夫婦に向けて、私たちが実際に持っていってよかった物をまとめたものです。
1か月滞在の荷物は、すべてを日本から持っていくより、持参すべき物を絞り、残りはウブドで現地調達すると、移動も滞在もぐっとラクになります。
観光旅行とは異なる「暮らすような滞在」を前提に、20年以上のウブド滞在で本当に役立った物、逆に現地で買えば十分だった物を、実体験をもとに紹介します。
羽織を忘れてキンタマーニで寒さに震えたことや、トゲ抜きがなくて困ったことなど、小さな失敗を重ねながら見えてきた、無理なく過ごすための持ち物選びを書いています。
*この記事は、私たちの実体験をもとにした持ち物の記録です。必要なものは、滞在時期・体調・宿泊先・航空会社の規定などによって変わります。最新情報やご自身の状況に合わせて準備してください。

長期滞在の衣類は、持ちすぎず、ランドリーを使いながら回すのが私たちの基本です。
衣類|ウブド1か月滞在は「1週間分+ランドリー」が正解
衣類は、現地ランドリーを使う前提で「1週間分」を目安にすると十分
ウブドは湿度が高く、部屋干しだけでは乾きにくいこともあるため、ホテルランドリーや街のランドリーを上手に使うと、荷物を増やさず快適に過ごせます。
私たちシニア夫婦は、滞在中はこまめにランドリーを利用しています。
衣類は1週間分を目安にし、あとは行く時期や滞在場所、寺院見学・祭礼参加の予定に合わせて、長袖やサロンなどを少し加える程度で十分です。
ウブドには、ホテル内ランドリーから街中のローカルランドリーまで選択肢が豊富にあります。それらの使い方は、料金や仕上がりなどで迷うことも多いため、実際に使って感じた違いや注意点を別記事でまとめています。
▶ウブド長期滞在の洗濯ガイド|ホテルランドリーと街ランドリーの使い分け
衣類の現地購入は、あくまで補助と考える
ウブドでは、衣類も購入することができますが、サイズ感が違います。特に女性は、自分にあったものを身につけるほうが快適に過ごせます。私は、衣類だけは現地購入を前提とせずに準備をしています。
基本は半袖、長袖は例外対応
バリ島の気候は、一年を通して「日本の夏」と考えると良いと思います。その上で以下を考えておくと、衣類の準備ができます。
- 雨季は、一日中暑い
- 乾季は、朝晩の寒暖差がある
- 高地は、季節にかかわらず日中も寒い
実際、羽織を持たずにキンタマーニへ行った際は、寒さで観光どころではありませんでした。
このため、乾季滞在や高地観光を予定している場合は、薄手の長袖を1枚用意しておくと安心です。

私たちがよく滞在する雨季のウブドでは、夜でも歩くと汗ばむことが多く、羽織ものを持って行くことはありません。
ただし、乾季やキンタマーニなど高地へ行くときには、これまでの経験から、薄手の長袖を1枚入れておくと思います。
シーン別の服装ルール
レストラン|スマートカジュアルで十分
バリ島でドレスコードが求められるのは、超高級レストランなどごく一部。その場合も、以下の程度で問題ありません。
- 男性:襟付きシャツ+長ズボン
- 女性:ワンピースやサロン
私たちがこれまで利用した範囲では、ウブドの人気レストランで、服装を理由に入店を断られたことはありません。
寺院見学・祭礼|サロンがあれば対応できる
寺院見学では、肩や膝上を露出しない服装が基本です。ショートパンツやノースリーブの場合でも、サロンを巻けば入場できます。
サロンは空港やウブド市場、土産物店で手に入り、寺院によっては入口で貸し出しているところもあります。
祭礼に参加する場合は、カーチャーターや現地ガイドを利用すれば、衣装一式を貸してもらい、着付けまで手伝ってくれることもあります。
なお、私たちが参加した範囲では、履き物について細かな指定を受けたことはありません。
▶︎ バリでは服装に迷う場面がいくつかあります。観光客として、どのように考えれば良いかをまとめた記事もあります。
バリ島の正装と服装・観光マナー|寺院参拝・行事で失礼にならない基本
【衣類】基本の持ち物リスト|1週間分+α
- Tシャツ・ブラウス 〈5~6枚〉
- 半ズボン・スカート〈3~4枚〉
- 寝間着兼部屋着 〈1~2枚〉
- 下着 〈5~6日分〉
- 帽子
- ハンカチ〈2~3枚〉(汗も拭けるタオルハンカチが便利)
- サンダル(街歩き用)
- スニーカー&ソックス(長距離散歩・トレッキング用)
- ビーチサンダル(長期滞在の時はあると便利)
- 室内ばき(必要な人のみ)
※ ホテルに用意されていることも多いですが、履き心地が合わない場合もあります。素足で問題ない人は不要。現地購入可。
乾季(6〜9月)や高地観光、トレッキングなどの予定がある場合に追加
- 薄手の長袖
- 膝下丈のパンツ(トレッキングなどでの虫避け)
注意したいこと
ウブドの歩道の整備状況はあまり良くありません。特にシニア世代は足元への注意を怠らないためにも、ヒールの高くない靴をお勧めします。
日傘は、歩道が狭い場所や人混みの中など使用を避けたい場所があり、帽子は必要です。
▶︎ ウブドの街歩きで注意したいことや、主要道路の状況を詳しくまとめた記事があります。
ウブドの街歩きは危険?|足元・交通・夜道の注意点と安全に歩くコツ
持って行ってよかったサロン
サロンは、寺院見学・寒さ避け・スカート代わりなど幅広く使える万能アイテムです。
私たち夫婦は、寺院見学を想定して、それぞれ1枚ずつ持参しています。
ウブドでは手頃なサロンも多く手に入りますが、上質なバティックのサロンを1枚持っておくと、日本帰国後も長く使えます。
▶︎ サロン選び方や、ウブドで買える場所については、以下の記事でまとめています。
ウブドで後悔しないバティック選び|質・染め・使い道の基本
衛生用品・日用品|ウブド長期滞在で持参すべき物
バリ島では、多くの日用品や衛生用品を現地で購入できます。
肌に直接使うものは、使い慣れたものの持参をお勧めします。日本製と質感や香りが異なることがあります。
以下のものを持っていくと安心です。
- 常用の基礎化粧品(現地の日本製品は高価)
- 日焼け後の炎症用クリーム・薬(帽子や日焼け止めを使っても、日焼けを完全に防ぐことはできません。特に日焼けに弱い方は必須。)
- 日焼け止め(屋外で過ごす時間が長い場合はSPF50程度が安心)
- 虫除けシート(周りに人がいる場面ではスプレータイプは使いにくい。)
- 虫刺され薬
- 歯ブラシ(現地のものは大きく使いづらい)
- 歯磨き粉(日本製の使い慣れたもの)
- 綿棒・爪切り・小バサミ・トゲ抜き
- ポケットティッシュ(まれにトイレで紙がないことも。現地では紙を流せないので、流せるティッシュである必要はない。)
- 除菌ジェルやシート
- 生理用品(使い慣れたものが安心)
ホテル備え付けのシャンプーやリンスは使い勝手が良いですし、ドラッグストアやスーパーで日本と同じものがそれほど高価格でなく購入可能です。しかし髪質によっては合わない場合もあるため必要に応じて自前の製品を用意するといいかもしれません。
■ 夜の外食や屋外では虫対策があると安心
これまで、蚊に刺されたことがあるのは、夜の野外レストラン、王宮以外の舞踊会場などでした。宿では記憶がありません。
バリの家具は仕上げが雑なところもあり、夫がクローゼットの角でトゲが刺さったとき、トゲ抜きがなく往生しました。めったに使うことはないのですが、それ以来荷物に入れるようにしています。
歯ブラシは現地で買ったものは大きく使い心地が悪く、1本しか持たず困りました。各自2本持っていくようにしています。
▶︎ 機内持ち込み手荷物で失敗しない|サイズ・重量・禁止品と準備のコツ(2026年版)
医薬品・健康管理|シニアの長期滞在で必須の薬
持病薬や普段から使っている薬は、日本から余裕を持って持参することをおすすめします。
現地の薬局でも薬は買えますが、成分・用量・説明が日本と異なることがあります。特にシニア世代は、体に合う薬を準備しておくと安心です。
▶︎ シニアが準備すべき持参薬リスト
電化製品・通信|ウブド長期滞在で必要な電源・SIM準備
長期滞在中はスマートフォンやノートパソコン、タブレットなどのデジタル機器が生活の中で欠かせません。
必携リスト
- 変換プラグ[Cタイプ]
- 延長コード(4〜5個口、差し込み口不足対策)
- スマホ+充電コード
- 必要に応じてノートPC・タブレット
現地の電源コンセントは日本と形状が異なるため、汎用性のあるCタイプ変換プラグの持参は必須です。
私たちは、Cタイプ変換プラグを2〜3個、4〜5口の延長コードを1本持参しています。
長期滞在では、スマートフォン・PC・タブレットなどを同時に充電する場面が多く、コンセント不足が意外とストレスになります。特に2人滞在では、延長コードがあるだけで使い勝手がかなり変わりました。
他方、ノートPCやタブレットは、私たちの経験では必ずしも必要ありませんでした。調べものや連絡、地図の確認はスマートフォンで足りることが多く、荷物を軽くしたい場合は無理に持って行かなくてもよいと思います。
あると便利なもの
- イヤホン・USBメモリ
- モバイルバッテリー(非常時に助かったもの)
モバイルバッテリーは預け荷物に入れられない場合が多いため、利用する航空会社の規定を事前に確認し、手荷物に入れておきます。
これらは必須ではありませんが、長期滞在中に「持ってきてよかった」と感じたアイテムです。
特にモバイルバッテリーは、空港での荷物トラブル時などに助かりました。スマートフォンで確認や提示を続ける場面では、電池残量が気になります。
空港には充電ブースが設置されていることもあります。USBケーブルが必要な場合もあるため、充電コードは手荷物に入れておくと安心です。
現地通信
通信環境は、現地に着いてから整えることもできますが、慣れていないと手間がかかります。
通信がどの程度必要なのか、SIM・eSIM・Wi-Fiのどれを選ぶか、使い方や準備の仕方も含めて別記事でまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在の通信手段|SIM・eSIM・Wi-Fiの選び方
お金・貴重品|ウブド長期滞在の現金とカードの持ち方
バリ・ウブドの日常は、現金とカードを組み合わせて使います。現金の必要性や、クレジットカードの準備については別記事があります。
▶︎ ウブドで困らない支払い方法|現金・カード・アプリの使い分け
■ おすすめの持ち方
- 日本円:3~5万円程度(両替用)
- 現金(ルピア):到着後に少額を空港 、滞在中は街中の両替所を利用
- クレジットカード(VISA/Master両方)
- パスポートコピー(現金の両替などで提示を求められることも。原本は宿のセーフティへ)
生活便利グッズ|ウブド1か月滞在の快適さを上げる小物
長期滞在では、「あると楽な便利グッズ」の充実が生活の質を意外と大きく左右します。
できるだけ持っていきたいアイテム
- 折りたたみ傘(雨季対策)
- ジップロック(湿気対策・食材保存)
- 折りたたみ式エコバッグ(食料品を買ったり、ランドリーに持って行ったり)
- 小型懐中電灯(夜道でスマホの灯りでは心許ないことが)
雨季の突然のスコール対策には折りたたみ傘が必要です。ランドリーへの衣類持ち運びや買い物にエコバッグは数枚あると役立ちます。
また、食品や小物類の保存には役立つジップロックですが、小物を手洗いするときも、ジップロックに水と洗剤を入れて軽く押し洗いすると便利です。
あると助かる
- 日本のインスタント食品(味噌汁・お茶・ふりかけなど)
- 針金ハンガー(洗濯物干しにも)
- ピンチハンガー(洗濯用)
インスタント食品やお気に入りの日本の調味料を持参することで、食生活の変化もストレスなく乗り切れます。
ただ、私たちは特に日本の味を持っていくことはありません。現地のコンビニで手に入ることが多いからです。
滞在が長くなると、食料品を買うこともあります。私たちはチーズやハム、菓子類をよく買いますが、保存にジップロック、輪ゴム、クリップなどを持っていきます。
ランドリーを利用しても、洗濯物が出ることがあります。ピンチハンガーに吊るすと風通しよく早く乾きます。
また、宿のハンガーでは足りないので、私は針金ハンガーを5本ほど持っていきます。帰りは置いてくることもありますが、次に同じ部屋に泊まったとき、そのハンガーに再会したこともあります。
フライトを楽にする機内グッズ
▶︎ あると快適な機内グッズ|手荷物に入る範囲で
Q&A|バリ島1か月滞在の持ち物でよくある質問(シニア向け)
実際によくいただく質問をもとに、シニア世代が長期滞在で迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
ウブド1か月滞在の持ち物は「減らす」ことが成功の鍵
1か月滞在では、「快適さ」は荷物の多さではなく、現地での順応力で決まります。「持って行くか迷う物」は、多くの場合ウブドで手に入ります。
逆に、「肌に触れるもの」「健康に関わるもの」「通信・電源関連」は日本で準備をしていくと、快適な滞在につながります。
荷物が決まったら、パッキングの工夫や注意したいことなども知っておくと快適な旅が始められます。
▶︎ バリ島フライトで疲れない方法|乗継ぎ・荷物の工夫・機内の過ごし方
▶︎ ウブドで暮らすカテゴリー一覧
医薬品や持病薬については、出発前に医師や薬剤師に相談し、ご自身の体調に合った準備をしてください。
また、機内持ち込み品・預け荷物・モバイルバッテリーなどの扱いは、航空会社や時期によって変わることがあります。出発前に、利用する航空会社や公的機関の最新情報を確認してください。
ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。年齢を重ねるにつれて、旅先で必要になるものも少しずつ変わってきます。このブログでは、私たちが実際に使ってよかったもの、持って行かなくてもよかったもの、現地で困ったことなどを、体験をもとにお伝えしています。


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