ウブドで暮らす

バリ島長期滞在の準備チェックリスト|ウブド1か月滞在の前に確認する10のこと

ホテルと航空券を手配してほっとしたあと、「出発準備はこれで大丈夫だろうか」と不安になることはありませんか。

私たちはバリに30年ほど通い、ウブドでは15年間に8回ほど、1か月前後の長期滞在をしてきました。

この記事は、バリ島・ウブドで1か月ほど過ごす大人のご夫婦に向けたものです。ホテルと航空券の手配後に確認したいことを、私たちが毎回使っている10STEPのチェックリストにまとめました。

30日を超える場合のビザ延長も含め、出発までに「何を、どの順番で」確認すればいいかがわかります。

テーブルの上に、チェックが入ったチェックリスト用紙とペンが置かれている様子。

焦らず出発日を迎えるため、必要な準備リストを作りチェックをするようにしています。

結論|最初にパスポートとビザの日数、次に保険の補償期間を確認する

長期滞在の準備では、手続きに時間がかかるものから片付けるのが大切です。私たちは次の順番で確認しています。

  1. パスポートの残存期間(6か月以上)と、滞在日数が30日を超えるか
  2. 海外旅行保険の補償期間と、アシスタンスサービスの有無
  3. お金・通信・持ち物など、生活の準備
  4. 出発1週間前の最終チェックと、家族への共有
*本記事は、私たちの滞在経験と2026年10月時点の情報をもとにしています。

出発前チェックリスト|10STEP早見表

■ 手続きの準備(早めに)

  • STEP1|パスポート・ビザ:残存期間、滞在日数、入国手続きを確認
  • STEP2|海外旅行保険:補償期間とアシスタンスサービスを確認

■ 生活の準備

  • STEP3|お金:現金とカードの使い分けを想定
  • STEP4|通信:到着直後から使える通信手段を用意
  • STEP5|万が一の備え:カード・スマホ・パスポートの紛失対策
  • STEP6|持ち物:日本から持って行く物と、現地で買う物を分ける

■ 現地の情報

  • STEP7|現地事情:滞在中の行事と生活リズムを調べる
  • STEP8|移動手段:徒歩、バス、配車アプリの使い分けを決める

■ 出発直前

  • STEP9|出発1週間前:5項目を再確認
  • STEP10|家族と共有:旅程と連絡先を渡す

【STEP1|パスポート・ビザ】残存期間と滞在日数を最初に確認

宿や航空券を手配したあとでも、入国条件はもう一度確認しておきます。長期滞在では日程を延ばすこともあるため、「延泊したら条件を満たせるか」まで考えておくと慌てません。

パスポートの残存期間と余白ページは足りていますか?

インドネシアに入国するには、入国時点でパスポートの残存期間が6か月以上必要です。査証欄に余白ページが残っているかも、あわせて確認します。

更新が必要な場合、受け取りまでに日数がかかります。私たちは、旅行を決めた段階で残存期間を確認するようにしています。

滞在日数は30日を超えませんか?

日本人が観光目的で入国する場合、VOA(到着ビザ)またはe-VOA(電子到着ビザ)を利用します。滞在できるのは到着日を1日目として30日間です。

たとえば10月1日に到着した場合、30日目は10月30日です。「1か月滞在」のつもりでも、31日ある月は30日を超えることがあります。

30日を超える場合は、滞在期限が切れる前に延長手続きをします(1回、最大30日まで)。延泊の可能性があるときは、出発前に延長の方法を調べておきましょう。

▶︎ バリ入国のパスポート・ビザの準備

入国前のオンライン申告と観光税を把握していますか?

インドネシアへの入国には、オンライン申告「All Indonesia」が必要です。入国管理・税関・健康・検疫に関する申告をまとめて行うもので、到着日の3日前から無料で手続きできます。

また、バリ島を訪れる外国人旅行者には、1人Rp150,000の観光税がかかります。こちらはAll Indonesiaとは別の手続きで、出発前にオンラインで支払えます。

▶︎ All Indonesia公式サイト
▶︎ バリ州観光税「Love Bali」公式サイト

申告ができる期間には決まりがあるため、STEP9の直前チェックにも入れています。

【STEP2|海外旅行保険】補償期間とアシスタンスサービスを確認

シニア世代の長期滞在では、海外旅行保険が出発前に最も見直したい備えです。

私たちも年齢を重ね、それまで使っていたクレジットカード付帯の補償では足りないと考えるようになりました。見直していたところ、自動付帯だったものが利用付帯に変わっていたことにも気づきました。

2025年の旅行では、航空券を買う前に自動付帯か利用付帯かを確認し、補償の不足分をオーダーメイド保険で補うようにしました。

▶︎ カード付帯保険はどうなっているかを確認する

補償期間は、延泊の可能性も含めて足りていますか?

  • 出発日から帰国日まで、補償期間が足りている
  • 延泊の可能性を含めた日程で加入している
  • カード付帯の保険を使う場合は、補償期間・補償額・利用条件(旅行代金のカード決済が必要か、など)を確認している

アシスタンスサービスは付いていますか?

長期滞在では、日本語で相談でき、病院の紹介や予約、キャッシュレスでの受診につないでくれるアシスタンスサービスがあると心強いです。

私たちは出発前に、サービスの内容と、滞在先の近くで受診できる医療機関を確認しています。体調を崩したときの動き方をイメージできるようになりました。保険の選び方と使い方はこちらに記事があります。

▶︎ バリ・ウブド長期滞在の海外旅行保険の選び方と使い方

【STEP3|お金】現金とカードを使い分ける準備

ウブドでは現金とクレジットカードを使い分けるのが現実的です。カードが使える店は増えましたが、屋台や小さな商店、チップなど、現金が必要な場面はまだあるからです。

以前、日本でいつも使っているクレジットカード(JCB)が、バリで使えなかったことがありました。別の滞在では、直前まで使えていたVisaカードが、突然決済できなくなったこともあります。それ以来、夫婦各自が、国際ブランドの異なるカードを複数持つようにしています。

  • 少額の現金(ルピア)を用意する手段を決めている
  • 国際ブランドの異なるカードを2枚以上持っている
  • カードの海外利用設定と利用限度額を確認している

▶︎ 現金・カード・QR決済の実際と準備

【STEP4|通信】到着直後から使える通信手段を用意

1か月ほどの滞在では、ネット環境が毎日の安心感を左右します。

滞在中の通信手段は決まっていますか?

バリでの主な通信手段は、SIMカード、eSIM、ホテルのWi-Fiの3つです。外出先でも地図や配車アプリを使うなら、SIMかeSIMを用意します。

到着直後から通信できますか?

空港でGrabを呼ぶ、ホテルに連絡する、翻訳アプリを使う。到着直後から通信したい場面は意外と多くあります。私たちは、日本でeSIMを設定してから出発するようにしています。夫婦それぞれが通信手段を持っておくと、どちらかがつながらないときにも安心です。

▶︎ バリ・ウブド長期滞在、SIM・eSIM・Wi-Fiの選び方

【STEP5|万が一の備え】カード・スマホ・パスポートの紛失対策

長期滞在では、カード、スマートフォン、パスポートを使う機会が増えます。紛失や盗難に備えて、次の情報をすぐ確認できるようにしています。

  • カード会社の緊急連絡先
  • スマートフォンの回線停止や、端末を探す方法
  • パスポートの顔写真ページのコピー
  • 海外旅行保険の証券番号と連絡先
  • 在デンパサール日本国総領事館の連絡先

これらは紙とスマートフォンの両方に保存し、夫婦それぞれが確認できるようにしています。

以前、日本でクレジットカードを紛失したとき、連絡先を探すだけで時間がかかりました。「海外で同じことが起きたら」と考えたのが、この準備を始めたきっかけです。

【STEP6|持ち物】日本から持って行く物と、現地で買う物を分ける

衣類はランドリーを使うこと、日用品は現地で購入することを前提に準備します。すべてを日本から持って行く必要はありません。シャンプー類はホテルにもあり、自分たちに合えばそれを使っています。合わなくても、現地で手頃な価格で購入できるので、私たちは持っていきません。
▶︎ バリ1か月滞在の持ち物、シニア夫婦が実際に持っていくもの

一方で持病の薬、医薬品、化粧品などは日本から持っていきます。ドラッグストアでも医薬品は手に入りますが、成分表示がわかりにくいこともあるからです。肌に直接つけるものも使い慣れたものが安心できます。
▶︎ ウブド滞在に持参している薬と衛生用品

年齢を重ねて、長時間のフライトにネックピローが欠かせなくなりました。現地で使う物だけでなく、機内で快適に過ごすための物も準備しています。
▶︎ 必ず持ち込みたいもの

以前、保安検査場で、持ち込み荷物に小さなハサミが入っていたことで手間取った経験ががあります。機内持ち込みの手荷物だけでなく、預け荷物にも禁止品などのルールがあります(モバイルバッテリーは預け入れ不可など)荷物の準備の流れの中で確認しながら進めていくとスムーズです。
▶︎ 機内持ち込み手荷物、サイズ・重量・禁止品と準備のコツ(2026年版)

【STEP7|現地事情】滞在中の行事と生活リズムを調べる

バリでは行事の日に、交通の流れ、レストランの営業時間、舞踊公演の日程が変わることがあります。特にニュピ(静寂の日)の当日は外出できないため、滞在と重なる場合はホテルでの過ごし方を考えておきます。

ガルンガンは210日ごとに巡ってくるため、1か月滞在すると重なることも少なくありません。通い始めて間もない頃、偶然ガルンガンの時期に滞在したことがあります。事前に日程や見どころを知っていれば、もっと楽しめたと感じました。今では、日程が決まったら行事のカレンダーを確認しています。

▶︎ バリのガルンガンとクニンガン
▶︎ ウブドのオゴオゴ祭り
▶︎ バリ島のニュピ

【STEP8|移動手段】徒歩、バス、ホテル送迎、配車アプリの使い分けを決める

私たちはウブドでの移動を、徒歩を基本に、TMDバスやホテル送迎、Grabを組み合わせて考えています。TMDバスの支払い方法や、Grabのアプリ設定(支払い方法の登録など)を出発前に済ませておくと、到着後の生活がスムーズに始まります。

▶︎ ウブドの移動と空港送迎|Grab・TMD・ローカルタクシーの使い分け
▶︎ ウブドのバス「トランスメトロデワタ(TMD)」完全ガイド

【STEP9|出発1週間前】再確認する5項目

出発1週間前になったら、次の5項目を再確認します。

  • All Indonesia・バリ州観光税:All Indonesiaは到着3日前から申告し、QRコードを保存。観光税は出発前に支払いを確認する。
  • SIM/eSIM:STEP4で準備したものが有効化できる状態か
  • 手荷物:液体物やモバイルバッテリーのルール、スーツケースと手荷物への振り分け
  • 空港からホテルまで:送迎の有無、到着時刻の連絡、配車アプリが使えるか
  • スーツケースの空港宅配:集荷日、受取日、受取場所

▶︎ 自宅と空港の間は、宅配便を活用

【STEP10|家族と共有】旅程と連絡先を渡す

長く海外に滞在するときは、家族も滞在先や帰国便がわかっていると安心するようです。私たちは毎回、次の情報を家族に渡しています。

  • ホテルの住所と連絡先
  • フライト情報
  • 現地での連絡方法
  • 海外旅行保険の連絡先

シニア世代になり、体調を崩した場合も考えて、保険の連絡先も共有するようになりました。すべてを細かく伝える必要はなく、「連絡がつく」状態にしておけば十分です。

Q&A|バリ島長期滞在の準備でよくある質問

Q. 出発準備は、いつ頃から始めればいいですか?

A. パスポートの更新や保険の検討には時間がかかります。私たちは日程が決まったら、まず確認を始めています。手続きは早めに、荷造りは直前に、と分けて進めています。

Q. 夫婦で同じ準備をしておけば十分ですか?

A. 私たちは、カードや通信手段をあえて別々にしています。どちらかにトラブルがあっても対応できるようにするためです。保険やホテルの連絡先は、夫婦それぞれが確認できるようにしています。

Q. 紙の控えは必要ですか?

A. 情報はスマートフォンにも保存していますが、通信できないときや紛失したときに備えて、重要な連絡先とパスポートのコピーは紙でも持っています。

Q. 1か月以上滞在する場合、ビザはどうすればいいですか?

A. VOA/e-VOAで滞在できるのは30日間です。30日を超える場合は、滞在期限が切れる前に延長手続きをします(1回、最大30日まで)。延泊の可能性がある場合も、出発前に延長の方法を確認しておくと安心です。

まとめ|今日から始める出発準備の3ステップ

バリ島・ウブドでの長期滞在は、準備の順番さえわかれば慌てずに出発日を迎えられます。まずは次の3つから始めてみてください。

  1. 予定が決まったら:パスポートの残存期間を確認し、滞在日数が30日を超えるか数える
  2. できるだけ早く:海外旅行保険の補償期間とアシスタンスサービスを確認し、連絡先を紙とスマホに控える
  3. 出発1週間前:STEP9の5項目を、夫婦一緒に確認する
【関連記事】長期滞在を検討している段階の方には、滞在の考え方や宿選びをまとめた記事もあります。
▶︎ 「ウブドで暮らす」カテゴリー一覧
入国条件、ビザ制度、観光税、保険の補償内容、通信サービス、手荷物規定などは変わることがあります。出発前に、政府機関・航空会社・保険会社などの公式情報を確認してください。

【この記事を書いた人|じゃんぱらぎ夫婦】
バリ島には、これまで20回以上訪れてきました。変わらず続けている準備もあれば、年を重ねるにつれ工夫してきたこともあります。このブログでは、私たちの経験や、現地で感じたことをまとめています。

 

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