ウブドに長く滞在するとなると、スマホの通信手段も決めておきたいことの一つです。
現地のSIMカード、日本で用意できるeSIM、ホテルのWi-Fi。選択肢がいくつもあり、初めての方ほど迷いやすいところだと思います。
私たちはウブドの街に慣れているため、通信手段を持たずに過ごすこともあります。けれど、街の様子がまだ分からない方や、Grabを使って移動したい方には、スマホの通信環境があると安心です。
この記事では、バリ島・ウブドに長期滞在する方に向けて、SIMカード、eSIM、ホテルWi-Fiの使い勝手や選び方、空港での購入やアプリでの設定について、私たちの体験をもとにまとめます。
通信で困らずに過ごすために、滞在スタイルに合った選び方をお伝えします。
本記事は、私たちの体験と2026年7月時点の情報をもとにまとめています。料金、対応機種、設定方法、通信エリア、SIM・eSIMの利用条件は変更されることがあります。利用前に、通信会社や販売サービス、ご自身の契約先の最新情報をご確認ください。
結論|ウブド長期滞在の通信は「eSIM+宿のWi-Fi」が基本
ウブドで長期滞在する場合は、eSIMまたは現地SIMを用意し、宿のWi-Fiと併用するのが、もっとも負担の少ない使い方です。
外ではモバイル通信、部屋ではWi-Fiと使い分ければ、普段の街歩きや滞在生活で大きく困ることはほとんどありませんでした。
日本からポケットWi-Fiを持参する方法もありますが、毎日の充電や持ち運びを考えると、長期滞在にはあまり向いていないと感じます。
通信がなくても過ごしてきたウブド
20年以上前にウブドの街を歩き始めたころは、頼りになるものといえば、情報紙に載っている簡単な地図くらいでした。
歩いた経験をもとに自分たち用の地図を作ったこともあります。 今思えば、それも懐かしい思い出です。足で目的地を探してきたからこそ、ウブドの道や距離感が自然と身についていったのだと思います。
ただ、あの頃にGoogleマップが使えていたら、迷わず目的地へ行けて、限られた時間をもっと効率よく使えただろうとも思います。
スーパーの商品表示がインドネシア語だけで分からなかったときも、翻訳アプリがあれば助かったはずです。
ですから、初めての滞在や、Grabを利用、翻訳アプリを使いたいときには、スマホがつながるだけで戸惑いをずいぶん減らせます。
バリ・ウブド滞在で通信手段が役立つ場面
通信手段があると、特に役立つのは次のような場面です。
- 今いる場所を地図で確認したいとき
- Grabなどの配車アプリを使いたいとき
- 翻訳アプリで言葉の不安を減らしたいとき
- 夫婦で別行動する時の連絡
特に地図アプリは、初めてウブドを歩く方や、まだ街の全体像がつかめていない方には便利だと思います。現在地だけでなく、目的地までの道順も確認できるので、暑い中で迷う時間を減らせます。
通信手段は「必須」とまでは言えませんが、あると行動しやすくなり、不安を減らしてくれる場面があります。
【関連記事】ウブドの街歩きでは、道順だけでなく、歩道の段差や横断、夜道にも注意が必要です。実際に歩いて感じたことは、こちらの記事にまとめています。
▶︎ウブドの通り別・歩きやすさ比較|体験してわかった、足元・横断・夜道・バイク

夫はよく一人で、早朝の市場や郊外の散歩に出かけます。通信手段を持たずに出かけることもありますが、帰りが遅いと少し心配になります。別行動をするときは、連絡を取れるようにしておくと安心だと感じました。
SIM・eSIM・Wi-Fiの違いを整理
それぞれの特徴を簡単に整理します。
Wi-Fi(宿・カフェ)
ウブドでは、宿泊施設やカフェにWi-Fiが整っていることが多く、日常の通信はほぼこれでカバーできます。
・動画や調べものはWi-Fiで
・外出時のみモバイル通信
この使い方が基本になります。
ただし、同じ宿内でも、部屋によってWi-Fiがつながりにくいということもあります。その場合は宿のパブリックスペースでつながるケースがほとんどです。
SIMカード(事前購入・現地購入)
SIMカードを購入し、スマートフォンに挿して使う方法です。インドネシア対応のSIMカードが、日本で事前に購入できるものもあります。
到着後にSIMカードを入れ替えたあと、再起動し、必要に応じて初期設定(APN設定など)を行います。空港到着後にSIMの入れ替えや設定作業が必要になるため、事前に手順を確認しておくと安心です。
・通信速度は安定している
・料金を抑えやすい
・現地の店舗で購入する場合は、設定を手伝ってもらえることがある
一方で、以下の点は注意が必要です。
・SIMの入れ替えが必要
・設定に多少の手間がかかる
・日本のSIMカードを抜いて使う場合、日本の電話番号での通話やSMSが一時的に使えなくなることがある
eSIM(日本で事前準備)
スマートフォンに内蔵されたデジタルSIMを使う方法です。SIMカードの差し替えが不要で、設定を済ませておけば到着後すぐに使えるのが大きな特徴です。
eSIMは、Telkomsel eSIMなどインドネシアの通信会社でも提供されています。ただし、対応状況や購入方法は変わることがあるため、利用前に最新情報を確認してください。
私たちはいろいろ検討し、2025年の滞在ではこちらを使いました。空港に着いた時点で通信できる安心感は大きいと感じました。
ただ、対応機種が限られていることや、設定に慣れていないと少し戸惑う場合もあります。購入前に自分のスマートフォンが対応しているかを確認しておくと安心です。
ポケットWi-Fiは必要か?
結論からいうと、長期滞在では優先度は高くありません。
・毎日の充電が必要
・持ち歩きが増える
・紛失リスクがある
といった点が理由です。
短期旅行では便利ですが、「暮らすように滞在する」スタイルにはやや負担が大きいと感じます。
シニア世代が通信手段を選ぶ時に見ておきたいこと
出発前に、以下を確認しておくと安心です。
・スマートフォンがSIMフリーか
・eSIM対応機種かどうか
・最低限の通信量(地図・連絡用)を確保する
・宿のWi-Fi環境を事前に確認する
特に、SIMフリーかどうか、eSIM対応機種かどうかは、出発前に確認しておきたい点です。
ここを確認しないまま出発すると、現地で通信手段を確保しにくくなり、移動や連絡に不安が出ることがあります。
【関連記事】スマートフォンとあわせて、充電器や変換プラグ、延長コードなども出発前に確認しておくと安心です。1か月滞在で実際に持っていくものは、こちらの記事にまとめています。
▶︎ バリ1か月滞在の持ち物|シニア夫婦がウブドに実際に持っていくもの
安心して過ごすための通信準備
長期滞在の通信は、難しく考える必要はありません。
・eSIMまたは現地SIMを1つ用意する
・宿のWi-Fiを中心に使う
・外では最低限の通信だけ
通信は「何を使うか」よりも、大切なのは「どこでどう使うか」を決めておくことです。
常にオンラインである必要はありません。外出時にGoogleマップやGrab、翻訳、連絡が使える程度に整えておけば、長期滞在でも十分だと感じています。


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