結論|ウブドでは現金が基本。カードだけでは不便な場面が多い
バリ島・ウブドでは、「カードだけで滞在できるのだろうか」と気になる方もいると思います。
ウブドでは、「カード決済も増えているが、実際には現金が必要になる場面も多い」というのが、実感です。
また実際の支払い場面では、「ルピア特有のゼロの多さや少額紙幣」「決済通貨を選ぶ画面、カードエラー」など日本との違いに戸惑うこともありました。
この記事では、ウブド滞在中のお金と支払いについて、私たちの実体験をもとにまとめています。
*記事内の情報は2026年4月時点のものです。内容は変わる場合がありますので、最新情報は各公式サイトなどでご確認ください。
こんな方に向けた記事です
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ウブドでの支払い方法に不安がある
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現金とカードをどう準備すればいいか迷っている
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海外でカードが使えなくなるケースが気になる
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シニアでも無理なく使える支払い方法を知りたい
この記事でわかること
- ウブドで現金が必要になる場面
- クレジットカードが使える場所と注意点
- カードが使えなかった時の備え方
- 現金・カード・Grabの使い分け方
現金が基本|ウブドでは今も主役
ウブドでの支払いは、まだまだ現金が中心です。特に長く滞在していると、このことをはっきりと感じます。
ワルン、市場、舞踊公演、有料トイレは現金のみが基本
以下は、ほとんど現金のみです。
・地元のワルンやウブド市場、通りの露店
・王宮などの舞踊公演チケット
・寺院の寄付やローカルイベント
・有料トイレ
私たちがウブド滞在中によく利用しているローカルワルンのパッセダンも、支払いは現金のみでした。(2025年滞在時)
▶︎ パッセダン|ナシチャンプルの奥深さ
ウブド滞在中楽しみにしているスマラ・ラティ公演も、カードは使えません。
▶︎ 【ウブドで必見】スマラ・ラティ舞踊団|感動の体験談と観賞ガイド
* 観光客の多いウブドでは、旅行者の利便を考えて制度などが変わることがあります。支払い方法も例外ではありませんが、現金のみの場面もまだ多くあります。どちらにも対応できるよう、現金は手元に持っておくと安心です。
少額紙幣が必要
現金支払いの場面で使うのは、だいたい少額です。「お釣りがない」といわれることもあるので、少額紙幣を用意しておきます。
特にRp2,000、Rp5,000、Rp10,000、Rp50,000、は使い勝手が良く、チップにも重宝します。感覚としてはだいたい、20円、50円、100円、500円です。

これまで有料トイレは、「現金オンリー、お釣りなし」のところばかりでした。一度ウブド市場のトイレで、Rp2,000のところRp10,000しかなく、お釣りを諦めたことがあります。以来財布の中に少額紙幣があるか確認するようにしています。
コインはほとんど使わない
インドネシアには硬貨もありますが、コインを使う場面はほとんどありません。
流通しているコインは、日本円にすると数円〜10円程度。そのため、ワルンや市場、有料トイレなどでも、支払いは紙幣が前提になっています。
スーパーでお釣りとしてコインを受け取ることがたまにありますが、次の支払いで使おうとすると断られたり、コインの代わりにキャンディを渡されることも珍しくありません。
実感としては、紙幣の管理だけを考えていれば十分でした。
インドネシアルピアの特徴
ルピアはゼロが多く紙幣の種類も多いため、最初は戸惑いますが、考え方と扱い方を知っておくことで、現金のやり取りはすぐに楽になります。
ゼロの多さを気にせず支払うコツ

初めてルピア紙幣を見た時は、ゼロの多さにに戸惑いました。
ルピアの最大の特徴は「ゼロの多さ」。最初はとても混乱し、支払い時も手間取ります。
しかし、以下のように「ゼロを2つ取る」感覚を覚えると、支払いがぐっと楽になります。
Rp100,000=約1,000円
Rp10,000=約100円
▶︎ ウブド両替レートの見方と簡単な換算のコツ
デザインが異なる紙幣

同じ金額でも、デザインばかりか大きさまで違い、最初は支払いも手間取りました。
インドネシアの紙幣は同じ金額でも色やデザインが異なり、慣れないと混乱します。特に支払い場面で手間取ることが多くなります。

はじめは、同じ金額の紙幣なのに、大きさもデザインも違うことに驚き、支払いのたびに時間がかかっていました。最近は高額・中額・小額」と大まかに分け、財布に仕切りを入れて管理するように。おかげで市場やワルンでも慌てずに済んでいます。
クレジットカード|使える場所と注意点
最近では、観光客向けの施設ではカードが使える場面が増えています。
カードが使える主な場所
・ホテル
・レストラン・カフェ
・スーパーマーケット
・コンビニ
このような場所では、Visa や Mastercard が中心に使えます。
JCBやAMEXは使えないことも多い
実際の滞在では、JCB、AMEXが使えないことが何度かありました。「カードが使える」と表示されていても、ブランドによっては使えないことがあります。
カード決済は「現地通貨」を選ぶことが多い
海外でカードを使うと、「日本円」か「現地通貨(ルピア)」かを選ぶ画面が出ることがあります。
どちらを選んでも、最終的な引き落としは日本円です。
違うのは、「どのレートで日本円に換算するか」です。
日本円を選ぶと、お店側のレートでその場で円換算されます。一方、現地通貨(ルピア)を選ぶと、あとでカード会社側のレートで日本円換算されます。
一般的には、店舗側の換算より、カード会社側の換算のほうが高くなりにくいと言われています。そのため私たちは、基本的にはルピア決済を選ぶようにしています。
カードが使えない・エラーになる実体験
カードが使えるはずの場所でも、また、Visa や Mastercard でも支払いが通らないことがたまにありました。
私たちが実際に経験したのは、以下のようなといったケースです。
・通信エラーで決済できない
・機械の不具合
・理由が分からないまま承認されない
特に印象に残っているのは、同じ店で「昨日は使えたカードが今日は使えない」ことがあったことです。
日本でしか使っていなかったカードが、突然インドネシアで決済されるといったことで、「不正利用かも」と誤判断で利用停止になることもあるようです。
これに対しては、出発前にカード会社へ海外利用の予定を連絡しておくと、不正利用と誤判定されるリスクを減らせます。
カードは複数持つのが安心
こうした経験から感じているのは、カードは1枚ではなく、複数持つ方が安心ということです。
・ブランド違いで使える場合がある
・エラー時の代替手段になる
・紛失・盗難時のリスク分散

直前まで使っていたカードが決済できなくなったことがありました。そのときは夫に借りましたが、以来、ブランドや発行会社の異なる、VisaとMasterCardを2枚携帯するようになりました。
出発前に確認しておくと安心だったこと
長期滞在では、カードそのものだけでなく、「設定確認」も意外と大切でした。私たちは、出発前に次の点を確認するようにしています。
・海外利用時の利用停止対策(海外利用予定の登録など)
・利用限度額
・キャッシング利用の可否
・暗証番号
・カード会社への連絡方法
現地ATMで現金を引き出せる「海外キャッシング」は、両替所以外でも現金を用意できるため、長期滞在では助かる場面があります。ただし、事前設定や利用枠の確認が必要な場合もあり、出発直前では間に合わないこともあります。
また、海外では支払い回数を選べないことも多く、日本で設定している支払い方法(1回払いなど)がそのまま適用されます。
▶︎ バリ島でカード・スマホ紛失時の対応|行動順・支払い対処・紛失時に備えた対策
アプリ決済|一部で使えるが限定的
ウブドでも、スマートフォンを使った決済は少しずつ広がっていますが、現時点では「どこでも使える」という状況ではありません。
主に使われているアプリ決済
インドネシアでは、GoPay、OVO、DANAといったアプリが使われています。
ただし、これらは基本的に現地の銀行口座や電話番号が前提になることが多く、短期〜1か月程度の滞在では、使いこなすのはやや難しいと感じます。
QR決済(QRIS)はあるが過信しない
「QRIS」はインドネシアで使われる支払いアプリ(GoPay、OVO、DANAなど)を同じQRコードで払えるようにしたもので、日本のQR決済(PayPayのようなもの)に近い仕組みです。
ウブドでも、QRISを見かけることがあります。しかし実際は、外国カードが通らないことがあったり、通信状況に左右されたりで、観光客には使いづらいのが現状のようです。
観光客が使いやすいのはGrabの決済
比較的使いやすいのは、Grab のアプリ決済です。ウブドでは、移動に配車アプリを使う場面も増えています。その代表的なのが Grab で、観光客でも無理なく使えると思います。
Grabの支払い方法
以下がえらべます。
- 現金
- クレジットカード登録
- 電子決済(地域による)
私たちは、通信状況やドライバー側の都合で、現金のほうがスムーズな場合もあるため、近距離は 現金、空港送迎などはカードというように使い分けています。
現金・カード・アプリの使い分け(結論)
ウブドでの支払いは、次のように考えると分かりやすくなります。
日常は現金
ワルンや市場、ちょっとした買い物、有料トイレなどでは、小額紙幣を用意し、現金で支払うのが基本です。
舞踊公演のチケット(多くは100,000ルピア前後)も現金を使います。
まとまった支払いはカード
ホテルやレストラン・カフェ、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどでは、VISA / Mastercardを使っています。
移動はアプリ+現金
Grab利用のときは、状況に応じて現金 or アプリ(事前の登録カード)を使います。
▶︎ ウブド長期滞在の現金とカードの持ち方
シニア世代にとって安心できる使い方
年齢を重ねてからの滞在では、「迷わずに支払えること」が「支払いができるかどうか」と同じくらいに大切だと感じるようになりました。
そのために意識しているのは、
・現金を少し多めに持っておく
・カードは予備を含めて複数持つ
・紙幣はすぐに取り出せる形で整理しておく
といった、シンプルな準備です。
実際、現金に慣れてくると、支払いも早くなり、店選びも広がりました。滞在そのもに気持ちの余裕が生まれています。
ウブドの支払いQ&A|よくある疑問
出発前に迷いやすいのが、現金とカードの準備です。どのような支払いをするかがわかれば、どんな準備をすればいいかもわかってきます。
Q. クレジットカードだけで過ごすことはできますか?
A. 完全にカードだけで過ごすのは難しいです。
ホテルやレストランでは使えますが、ワルンや市場、舞踊、公衆トイレなどは現金が基本です。「現金が基本で、カードは補助」と考えておくと安心です。
Q. カードが使えないときはどうすればいいですか?
A. まずは現金で支払えるようにしておくことが大切です。
ウブドでは、通信エラーや機械の不具合でカードが使えないことは珍しくありません。そのため、以下の2つを意識しておくと、慌てずに対応できます。
・現金を常にある程度持っておく
・カードを複数持つ
Q. どのカードブランドを持っていけばいいですか?
A. VisaとMastercardを持っていくのが安心です。実際の滞在では、JCB、AMEXが使えないことがありました。
ブランド違いで使えることもあるため、2枚以上持っておくと安心です。
Q. QR決済やスマホ決済は使えますか?
A. 一部では使えますが、観光客には使いづらい場面が多いです。
ウブドでもQRコード決済(QRIS)を見かけますが、現地の電話番号が必要だったり、
外国カードが使えないこともあり、短期滞在では使いにくいと感じます。
Q. Grabの支払いは現金とカードどちらがいいですか?
A. 状況によって使い分けています。
私たちは、近距離 は現金、空港送迎など はカードというようにしました。
通信状況やドライバー側の都合で、現金のほうがスムーズなこともあるため、どちらも使えるようにしておくと安心です。
Q. 現金はどうやって管理すると安心ですか?
A. 大きく分けて持つと安心です。
私たちは、その日に使う分は「財布」に、残りは「宿」に保管という形にしています。また、紙幣を金額ごとに分けておくことで、支払いのときに迷わず取り出せるようになりました。
Q. シニアでも無理なく使える支払い方法は?
A. 現金を中心に、カードを補助として使う方法が安心です。
Q. ウブドでは現金はいくらくらい持っていればいいですか?
A. 日常の食事やちょっとした買い物が中心であれば、1日あたりRp100,000〜300,000程度(約1,000円〜3,000円)を目安にしています。
Q. 両替はどのくらいの金額をしておけばいいですか?
A. 滞在スタイルによって変わりますが、私たちは最初に1〜2万円程度を目安に両替しています。
ウブドでは現金を使う場面が多いため、ある程度まとまった金額を持っておくと安心です。しかし、レートは日によって変わるため、一度にすべてを両替するのではなく、
・最初に1〜2万円分
・その後、必要に応じて追加
という形にしています。この方法だと、レートの変動に影響されにくく、現金の持ちすぎも防げると感じています。
支払い方法は「組み合わせ」で考える
ウブドでは、現金だけでも不便、カードだけでは暮らせない、というのが実感です。支払い方法は店舗や状況によって変わるため、「現地でどう使い分けるか」を前提に準備しておくと安心です。
私自身は、ホテル・スーパー・レストラン・カフェはカード、他は現金という使い方に落ち着きました。最初に、ここはカードでというふうに決めておくと、 滞在中の支払いがスムーズでした。
▶︎ ウブド滞在の備えカテゴリー一覧
両替について詳しく知りたい方へ
現金を中心に使うウブドでは、「どこで、どう両替するか」がとても重要になります。
両替所の見分け方やレートの見方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ ウブドで失敗しない両替と現金管理|両替所の見分け方・レートの見方・使い分け
実際の対応や判断にあたっては、必ず保険会社、カード会社、在外公館などの最新の公式情報・指示を優先してください。
ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。長く滞在する中で気づいたことや感じたことをまとめて、このブログでお伝えしています。


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