ウブド長期滞在

ウブド移動ガイド|シニア夫婦の長期滞在にやさしい徒歩・Grab・TMDバス・送迎の使い分け

この記事は、バリ島ウブドに滞在するシニア世代・大人のご夫婦に向けて、無理なく・安全に・快適に移動するための実体験ベース交通ガイドです。

空港送迎から街歩き、郊外散策、夜の外出まで、私たち夫婦が実際に使ってきた移動手段を、場面別に整理しました。

こんな悩みを持つ方のための記事です

  • 年齢的に、ウブドで長く歩けるか・移動が負担にならないか不安

  • Grabやバス、タクシーをどう使い分ければいいか分からない

  • 観光だけでなく「暮らすような滞在」をしたいが移動が心配

この記事でわかること

  • ウブド滞在で使える主要な移動手段と、場面別の使い分け方

  • シニア世代でも無理のない街歩き・郊外散策のコツ

  • TMDバス・Grab・ローカルタクシーの実際の使い勝手と注意点

  • 空港〜滞在先・夜の外出まで安心できる移動の選択肢

ウブド滞在の移動は「組み合わせ」が基本|シニア世代に無理のない考え方

街中に日本のようなメーター制タクシーがほとんどないこともあり、「その場その場で一番無理のない方法を選ぶ」ことが大切になります。

私たちが長期滞在を重ねる中で自然に落ち着いたのが、次のような組み合わせでした。

  • 中心部:徒歩+TMD
  • 郊外散策:送迎・Grab・タクシー
  • 観光・祭礼:カーチャーター

この組み合わせを知っておくだけで、行動範囲がぐっと広がります。長期滞在では、移動そのものを頑張らないことが、結果的に滞在を長く続けるコツだと感じています。

空港からウブドへの移動方法|シニアは「安心優先」で選ぶ

デンパサール国際空港(ングラ・ライ空港)からウブドまでは約35km。普通は1時間半ほどですが、夕方になると2時間以上かかることもあります。

ここでは、私と夫が実際に利用して便利だった「ホテル送迎」と「オンライン送迎サービス」を中心に紹介します。

ホテル送迎|シニア世代にもっとも安心な空港移動

シニア世代に最もおすすめなのがホテル送迎です。到着ロビーで名前を書いたプラカードを掲げて待っていてくれる安心感は、長旅の疲れを和らげてくれます。

料金目安は片道30〜40万ルピア(約3,000〜4,000円)。途中で両替や買い物に立ち寄ってくれるなど、柔軟な対応も魅力です。

私たちは、ウブドで長く滞在している「テガルサリ」に泊まる際、必ず送迎を予約しています。
顔なじみのドライバーとの会話を楽しんでいるうちに、移動時間はあっという間です。

ホテルによっては送迎そのものがないこともあります。その場合は、次で触れる「オンライン予約サービス」利用がお勧めです。

掲げられたプラカードのなかから、自分の名前を探します。ホテルによってはホテル名も書かれています。

私たちがいつも宿泊するウブドのホテル「テガルサリ(Tegal Sari Accommodation)」は送迎サービスも整っています。長期滞在に選びたいこのホテルの詳しい情報はこちらです。
テガルサリ特集

オンライン送迎(Klookなど)|費用を抑えたい場合の選択肢

最近ではKlookなどの「オンライン送迎サービス」を利用する日本人旅行者も増えているようです。

有料のホテル送迎やタクシー、カーチャーターに比べて安く、トラブルも少ないので、お勧めです。

事前決済・車種選択・フライト遅延対応などが整っており、費用は2,500円前後と比較的リーズナブル。

日本語対応はありませんが、私たちが利用した際も丁寧で問題はありませんでした。

▶︎ 安心して空港送迎を頼める「Klook」はこちらで申し込めます。手続きはとても簡単です。
オンライン送迎サービスKlook

カーチャーター割高|空港送迎には不向きな理由

カーチャーターは、オンライン予約と同じで、事前に予約をしドライバー付き車を手配。ただし本来6~8時間の観光案内が業務なので、ウブドまで2時間足らずの移動は割高になります。

日本語対応のドライバーがいるところもあるので、言葉が通じにくいオンライン予約やタクシーが不安な方にはいいかもしれません。

空港タクシー・Grabはおすすめしない理由|シニア目線の注意点

空港タクシーは定額制で予約は不要。料金は割高で、ウブドまでRp500,000〜600,000。到着時にタクシー専用のカウンターまで行き手配します。

Grabは、離れた専用ピックアップエリアまで徒歩で移動が必要です。一般車が空港構内に入れないためです。

いずれも荷物が多い、夜間到着といった場合は、お勧めしません。

ウブド中心部は徒歩が基本|街歩きで感じる暮らしのリズム

徒歩で楽しむウブド中心部|無理をしない街歩きのコツ

モンキーフォレスト通り、ハノマン通り、ラヤウブド通り。ウブド中心部は、無理をしなければ徒歩で十分楽しめるサイズです。

私たちは朝の涼しい時間に、滞在先からウブド市場まで散歩するのが日課。市場で果物を選び、顔なじみの店主と挨拶を交わす――そんな日常が、旅を「暮らし」に変えてくれます。

暑い時間帯は、カフェや寺院の木陰で休みながら歩くのがコツです。

TMDバスの使い方|歩き+αの移動手段として活用

最近ウブドで話題なのがバリ南部を巡回する路線バス「トランス・メトロ・デワタ(Trans Metro Dewata、略してTMD」。路線の一部がウブド中心部を走っています。

モンキーフォレスト内を通過するTMDバス。

地元の足ですが、観光客にも利用しやすく整備されています。2年前ウブドに滞在した時は、毎日のように活用することで行動範囲が広がりました。

  • 約20〜30分間隔
  • 料金:Rp4,400(約40円)
  • 冷房付きで快適

日本のように時間は正確ではありませんが、「来たら乗る」くらいの気持ちが、バリの生活に合っています。

停留所や表示はすべてインドネシア語です。詳しい乗り方や実体験は別記事でまとめています。
穏やかな足で巡るウブド|シニア滞在者のためのTMDバス&街歩き実体験レポート

ウブド周辺の散策ルート|少し足を伸ばす楽しみ方

ウブドの魅力は中心部だけではありません。少し足を伸ばせば、チャンプワン・リッジ・ウォーク、ニュークニン、スリウェダリなど、散策ルートが点在しています。

チャンプワン・リッジ・ウォークを歩くと、様々な表情をした田んぼに出会えます。

どのコースも田園風景やカフェが点在し、シニアでも無理のないペースで歩ける穏やかな散策ルートです。

ホテルの無料送迎、TMDバス、Grab、ローカルタクシーを上手につかい、下りや平坦な道を中心に歩くのがおすすめです。

シニア世代にとっては、移動手段を知っておくことが、ウブドをより楽しむコツです。

ルートを決めて、移動手段を上手に組み合わせる

ルートを検討し、「どこから歩き始めて、どこで乗り物を使うか」をあらかじめ決めておくことが、
シニア世代がウブド周辺を歩く際の大きな助けになります。距離や坂道、休憩できそうな場所を意識して計画するだけで、1日の負担はずいぶん軽くなります。

私たち自身、シニア世代となったこの数年は、暑い中での長距離散策に不安を覚えるようになりました。できるだけお金をかけず、体に無理のない移動方法を模索し、実際に試してきた結果、「これなら、まだウブドを楽しめる」と感じられるようになったのです。

それぞれの交通手段には、使いどころがあります。

ホテルの無料送迎をうまく使う(ホテルで無料の範囲を確認)

行きは途中まで送ってもらうのがスムーズです。帰りは、あらかじめ「時間」と「場所」を伝えておくか、必要な時に電話で連絡します。

※ホテルのビジネスカードを携帯しておくと、連絡時にとても役立ちます。

TMDバスは「散策の起点」までの足に

TMDバスは中心部を循環する路線のため、郊外までの移動には向きません。その代わり、散策のスタート地点まで体力を温存したい時に便利です。

帰りに停留所経由のコースを考えると帰りも利用できます。

Grabは部分使いが便利

行き・帰りともに都合の良い場面で使えます。ただしウブドでは、時間帯によって捕まりにくいこともあるため注意が必要です。

私たちは、日本であらかじめアプリ登録「Grabアプリ」を済ませてから利用しています。

ローカルタクシーは「見かけたら選択肢」

Grabに比べ料金が高い(交渉次第)ですが、見つけた時すぐに利用できる便利さがあります。詳細は後述(意外と使えるローカルタクシー)をお読みください。

私たちは、滞在のテガルサリからホテル送迎でチャンプワン・リッジ・ウォークの起点まで送ってもらい、2時間ほど歩いてでホテルに戻るという使い方をしました。帰りは下坂なので楽ですし、途中休憩のカフェもたくさんあります。遠出しすぎて帰途で通りかかったローカルタクシーを利用したこともあります。

無理をしない歩き方が長期滞在のコツ

シニアの散策に大切なのは、「距離よりも心地よさ」です。木陰のベンチで風を感じたり、途中のワルンで冷たいジュースを飲んだり。その休む時間も散策の一部です。

「今日はここまでにしよう」と思える余裕こそ、長期滞在を続ける秘訣。疲れを感じたら、迷わずTMDやGrabを利用しましょう。

観光・祭礼見学の移動|カーチャーターが安心な理由

少し足をのばして観光したいときは、カーチャーター(専属ドライバー付き車)が安心です。

きめ細かい案内をしてくれ、日本語対応もあります。トイレの場所や使い方、撮影スポット、美味しいローカルワルンなども教えてくれます。車に荷物を置いたまま、身軽に観光できるのも意外に大きなポイント。

観光案内だけでなく、祭礼見学などで必要な衣装の貸し出し・着付けサービスもあるので、準備がないからと見学を諦める必要もありません。

1日チャーターの目安は50~70万ルピア(約5,000~7,000円)。自由度が高く、自分のペースで観光できます。

私たちも何度かカーチャーターを利用しました。3年前ウブド近隣のペジェン村のオダラン見物で利用した時は、スケジュールを熟知したドライバーが、見るべきハイライトを逃さないよう案内してくれ、合間にナイトマーケットでの食事体験、ケチャダンス観覧と、とても充実した1日になりました。

この日の祭礼では、このような華やかな行列がいくつも寺院に向かっていました。

ナイトマーケットは、街中とは違う地元の’活気が溢れていました。

奉納のケチャダンスは、観光で見るものとは違った迫力。

この時も含め、私たちが長年利用してきた現地カーチャーターのひとつが、バリやウブドを知り尽くしたワヤンさんの APA?情報センター です。

ウブドで比較的早くから日本語対応を行ってきた案内所で、オダランなどの祭礼見学、ローカルワルンの情報、観光案内まで幅広く相談に乗ってもらえます。

私たちにとっては、「どこを見ればいいか」「どの順番が無理がないか」を任せられる存在として、長期滞在中の特別な外出時に頼ってきた選択肢のひとつです。

日本語で相談でき、ウブド周辺の行事や観光に詳しい現地案内所を探している方は、参考情報として公式案内を確認してみるのもよいと思います。

▶︎ Ubud Bali Information Center「APA?」(APA?情報センター):APA?情報センター

夜の外出時の移動方法|ホテル送迎を最大限活用

夕食や舞踊公演などで、夜に外出することもあります。ただしウブドでは、夜になるとGrabがなかなかつかまらないことが多く、そんな時に心強いのが、ホテルの無料送迎サービスです。

私たちは、行きは徒歩で出かけ、帰りだけホテルに迎えに来てもらう、という使い方をよくしています。行き先と終了時間があらかじめ分かっている場合は、出発時にホテルへ伝えておきます。時間が読めない時でも、迎えが必要になったタイミングで電話をすれば対応してもらえます。

その際、ホテルのビジネスカードを持っておくととても便利です。

例えば私たちは、夜の スマラ・ラティ舞踊団 の公演に出かける際、あらかじめ会場と終了予定時刻をホテルに伝え、帰りの迎えをお願いしています。帰りの足を気にせず、安心して鑑賞に集中できるため、夜の外出時には欠かせないサービスです。

ウブドに行くたびに楽しみにしている スマラ・ラティ舞踊団。この舞踊団を目的にウブドを訪れる方もいるほど、印象に残る公演です。
実際に鑑賞した体験をもとに、その魅力や観賞時のポイントをまとめた記事もありますので、
興味のある方は参考としてご覧ください。
【ウブドで必見】スマラ・ラティ舞踊団|感動の体験談と観賞ガイド
ホテルのビジネスカード”携行のすすめ
外出先でトラブルに巻き込まれたり、シニア世代では急に体調を崩したりすることもあります。そんな時に、滞在先の連絡先を周囲にすぐ伝えられるよう、ホテルのビジネスカードを持ち歩いておくと安心です。
レストランやカフェなどでは、カードを見せるだけでスタッフがホテルへ連絡してくれることもあります。

意外と使えるローカルタクシー|シニアが安心して使うために

以前は、通りを歩けば何台も声をかけてくる「ローカルタクシー」がいましたが、駐車禁止措置が取られるようになり、余り見なくなってしまいました。

しかし観光客が集まる場所では今もよく見かけます。ウブド王宮周辺、主要な通りの交差点付近、夜のバリ舞踊公演会場付近、など。

ローカルタクシーは日本の白タクのようなものですが、多くは**バンジャール(共同体)**が管理しており、きちんとした運営がされています。

相場を知り、使いどころを選べば、夜間の帰り道や郊外散策の帰路などで、意外と便利に使える移動手段です。

1kmRp100,000(約1,000円)が相場乗車する時は、目的地を告げ必ず料金を確認することが大切。料金は距離に比例するわけではなく、長距離は安くなりますし、交渉次第ということも。

予約もでき、観光地への送迎にも対応。見かけたローカルタクシーと直接交渉をします。乗車場所、時間、目的地、料金を決め、必ず連絡方法を聞いておきます。大抵のドライバーは名刺を持っています。

例えば、チャンプワン・リッジ・ウォークを歩くのに、「ホテルから起点まで」と「終点からホテルまで」を予約しておくということもできます。

昔は、「どんな車を持っているかを確かめて」と言われていましたが、今は大抵のタクシーがよく整えられた車を持っています。それでもそういうことに少し気をつけておくといいと思います。

10年ほど前、私たちは、モンキーフォレスト通りで声をかけてきた「ローカルタクシー」で、デンパサールの博物館までいったことがあります。
日本語も上手で、道中は観光案内、着いてからは美味しいワルンの紹介と至れり尽せり。往復4時間、Rp400,000くらいでした。カーチャーターを頼むほどではないという時に便利に利用しました。

ウブドの交通手段を比較|シニア・長期滞在者向け一覧

ウブドでの移動は、目的と時間帯に合わせて交通手段を使い分けることが快適さのポイントです。
ここでは、シニア世代・長期滞在者の視点で、主要な移動手段の特徴と注意点を比較し、よくある疑問にもお答えします。

ウブド交通手段比較表(シニア・長期滞在目線)

ウブド交通手段比較表 *料金は目安。時期・距離・交渉により変動
手段 おすすめポイント 注意点 料金 利用対象
TMDバス 安価・主要地直通・ウブド内循環 本数と路線少なめ・時間配分重要・すべて現地語表記 約40円~ シニア/長期滞在者
Grab 重い荷物・複数同行に便利 値段交渉・混雑時は呼びづらい・ウブドは若干捕まえ難い 約300円~1200円 グループ/シニア
ホテル送迎 空港送迎
夜間の利用
事前のリクエスト 大抵ウブド内無料 グループ/シニア
ローカルタクシー 割高だが、うまく利用すると便利 乗車時に料金確認 大体1km
1000円・長距離割安
グループ/シニア
カーチャーター 半日以上の観光・日本語対応も 日本語対応か確認。 少人数ではコスト高 半日約6000円〜 グループ/シニア

よくある質問(FAQ)|Grab・TMD・徒歩移動の疑問

Q1. Grabはどこで呼べる?現地SIMがないと使えない?
A. Grabは主要ホテルや観光地周辺で利用できます。
Wi-Fi環境があれば、日本で使っているスマートフォンでも配車可能です。
ただしウブドでは時間帯によって捕まりにくく、夜間は特に注意が必要です。

Q2. TMDバスはシニアでも使いやすい?
A. シニア世代や初めての方にも比較的使いやすいバスです。
運転手や車掌が親切なことも多く、車内は冷房が効いています。一方で、停留所が分かりにくい場所があること表示がすべてインドネシア語である点には注意が必要です。

Q3. 現地で注意すべき交通トラブルは?
A. 以下のことを意識するだけで、トラブルはかなり避けられます。
・Grab利用時は、配車された車両ナンバー・車種を必ず確認
・ローカルタクシーは、乗車前に料金を確認
・徒歩では、信号のある横断歩道がほとんどないため横断時に注意

ウブド長期滞在を考えるシニアの方へ|移動以外の検討ポイント

シニア世代がウブドで長期滞在を考えるとき、滞在エリアの選び方や体力面の不安、日々の生活環境など、事前に知っておきたいことがいくつもあります。とくに「無理なく暮らし続けられるか」という視点では、移動のしやすさは大きな判断材料になります。

この記事では、そうした検討ポイントの中でも 「移動手段」 に焦点を当て、徒歩・バス・送迎・配車サービスをどう使い分ければ、負担を減らしながら行動範囲を広げられるのかを、実体験をもとに整理してきました。

この記事では「移動」に絞って解説していますが、ウブド長期滞在を考える際の検討ポイント全体を整理したガイドは、以下にまとめています。

▶︎ ウブド長期滞在ガイド|シニア夫婦のための全体像

まとめ|ウブド移動の基本は「無理をしない組み合わせ」

ウブドでは、徒歩を基本に、TMDバス・Grab・ホテル送迎を場面ごとに使い分けることで、
シニア世代でも無理なく行動範囲を広げることができます。
「疲れたら乗る」「夜は送迎を頼る」——その判断が、安心で心地よい滞在につながります。

ウブドでの移動を、徒歩・TMDバス・Grab・ホテル送迎・ローカルタクシーを使い分ける考え方を、シニア世代の実体験から整理。空港送迎、街歩き、郊外散策、夜の外出まで、無理をしない移動の判断基準が分かります。

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