ウブドで買うもの

バリ土産のバティック選び|30年通って分かった失敗しない選び方とウブドの店6選

バリ島を訪れると、色鮮やかなバティックに一度は目が留まります。

けれど、旅先ではどれも魅力的に見え、長く使える一枚を選ぶのは意外と難しいものです。私たちも、色や柄に惹かれて買ったものの、日本では使わなかったり、洗濯で色褪せしたりと、何度か失敗してきました。

この記事では、バリ・ウブドでバティックを買いたい方に向けて、私たちが経験からたどり着いた「布の質・染め・使い道」で選ぶ考え方と、実際に訪れた店の違いをまとめます。

本記事は、私たちが実際に訪問・購入した体験と2026年10月時点の情報をもとにまとめています。▶︎ 取材方針の詳細についてはこちら
カゴに入れられた様々なバティック

色や柄の違うバティックが並ぶ店頭。好みの一枚を探すのも楽しみです。

バティックは「布の質・染め・帰国後の使い道」で選ぶ

私たちは、色や柄の印象だけで選んで失敗した経験から、今は「布の質」「染め」「帰国後の使い道」の3つを考えて選んでいます。

高価だから長く使える、ホテルや有名店だから安心、というわけではありません。実際に触れ、使う場面を想像して選ぶことが、私たちにはいちばん失敗が少ない方法でした。

バリのバティックとは|シニア世代にも使いやすい伝統の布

バティックは、インドネシアの伝統的なろうけつ染めの布で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。バリで出会えるバティックは、綿100%のものから、安価なレーヨン、シルクの高級品まで幅広く揃っています。

私たちシニア世代になると、どんなに気に入っても、持ち帰りやすさや、日々の暮らしに馴染むかが気になるものです。バティックは軽く、実用的で、長く使える布土産のひとつです。

バリで売られているバティックには、ジャワ島で作られたものも多く、産地はお店で聞くと教えてもらえます。

失敗談「日本の暮らしに合わなかった一枚」

旅先では気分が高まり、ついその場の印象で選んでしまいがちです。私たちもこれまで、いくつかの失敗を経験してきました。

有名ホテルショップでの失敗

売られている場所への安心感だけで選んでしまいました。20年ほど前、ウブドのホテル内ショップで、好みの色合いのバティックを約7,000円で購入しました。

「ホテルなら安心」という気持ちで選んだ一枚でしたが、洗濯を重ねるうちに色褪せ、手触りも変わってしまいました。後年、専門店の布と比べてみて、布の厚みや染めの持ちが大きく違っていたことに気づきました。

日本の暮らしに合わなかった一枚

合わせる服や出番が思い浮かばず、結局ほとんど使えないままタンスの奥へ…。いちばんの理由は、色と柄が日常の暮らしに馴染みにくいということでした。

30年近く前、ヌサドゥアのホテルショップで、鮮やかなグリーンのシルクバティックを見つけました。当時はバティックの知識もほとんどなく、「珍しい色合い」と「シルク」という響きに惹かれて購入したのです。

失敗を重ねてわかった、私たちのバティックの選び方

何度か失敗するうちに、後悔しないための選び方が分かってきました。

実際に見ているポイント

① 手触りと布の落ち方:私は、手に取ったときのなめらかさや、体に当てたときの落ち方を確認しています。ストールやサロンとして使うものは、硬すぎず、自然に体になじむ布を選ぶようになりました。

② 手描きかどうか:プリントにも良品はありますが、手描きのバティックは線が繊細で、所々に「人の手の揺らぎ」が残り、色にも深みがあります。見分け方は、このあと詳しく紹介します。

③ 端処理の丁寧さ:端処理は、布を長持ちさせるために大切なポイントです。ほつれやすさは端処理を見るとよく分かります。

④ 価格だけで判断せず、布の状態を見る:手頃な価格でも気に入って長く使っているものがあります。一方で、私たちは洗濯で色落ちした布や、ごわつきが気になった布も経験しました。価格だけでは決めず、手触りや染め、端の処理を確認するようにしています。

⑤ “日常で使えるか” を基準に:布そのものが素敵でも、自分の生活に合う色・柄・厚みかどうかを想像して選ぶのが、後悔しないコツです。

手描き・チャップ・プリントの見分け方

バティックには、作り方の違いで大きく3種類あります。店頭では見た目が似ていても、手間も価格も大きく違います。

手描き(バティック・トゥリス)

チャンティンという小さな道具で、ろうを一本ずつ手で描いて染めたものです。線の太さが均一でなく、、同じ柄でも一つひとつ微妙に形が違います。完成まで数週間から数カ月かかるものもあり、価格はいちばん高くなります。

手描き工房で作業を見たことがあります。蝋で線を描いていくのを間近に見て、一枚の布を仕上げるまでに手間と時間がかかることがよくわかりました。

同じように見えるバティックでも価格に差があることにも納得できます。店で選ぶときも、柄だけでなく、細かな線や色の重なりを見るようになりました。

チャップ(型押し)

銅でできた型にろうをつけ、布に押して染めたものです。同じ柄が一定の間隔で規則正しく並び、線の太さもそろっています。型の継ぎ目で柄が少しずれていることもあります。手描きより手頃で、普段使いしやすい価格帯です。

プリント

柄を機械で印刷したもので、ろうを使っていません。厳密にはバティックではなく「バティック柄の布」です。空港や土産物店に多く、価格はいちばん安価です。

見分けるときのポイント

  • 裏を見る:手描きやチャップは、ろうで防いで布ごと染めるので、裏にも表とほぼ同じように色が出ます。プリントは裏の色が薄かったり、白っぽかったりします。ただし薄い布は印刷でも裏に色が透けることがあるので、これだけでは決めつけられません。
  • 柄の繰り返しを見る:柄がまったく同じ形で並んでいればチャップかプリント、少しずつ違えば手描きの可能性が高いです。
  • 線を見る:手描きの線には、太さのむらや、ろうが垂れた小さな点が残っていることがあります。
  • お店の人に聞く:いちばん確実です。「トゥリス? チャップ?」と聞けば通じます。手描きとチャップを組み合わせたものもあるので、分からないときは遠慮なく聞いてみてください。

以前、手描き工房で作業を見たことがあります。ろうで線を描いていくのを間近に見て、それまで購入したバティックの線の揺らぎや色の重なりが、手仕事ならではのものだと実感しました。

一枚の布を仕上げるまでの手間と時間を知ると、同じように見えるバティックでも価格に差があることに納得できます。今は店で選ぶときも、柄だけでなく、細かな線や色の重なりを見るようになりました。価格の安さだけで選ばず、作り方の違いを知っておくことが、後悔しない一枚選びにつながります。

素材ごとの特徴

バティックには、綿・レーヨン・シルクなど、さまざまな素材があります。普段使いしやすいもの、手軽に使いやすいもの、特別感のあるものと、素材によって使い心地が違います。

素材が表示されていない商品も多くあります。私は、手触りで見分けていますが、わからない場合はお店のスタッフに聞いています。

綿100%

私たちが普段使いしている綿のバティックは扱いやすく、手洗いして干したあと、アイロンをかけることなくそのまま使うことも多いです。服や小物にもしやすく、使い勝手が良いと感じます。生地のしなやかさや柄の細かさによって、価格にはかなり幅があります。

シルク

綿に比べ身につけたときの落ち感が良いと感じます。比較的高価で、薄く軽やかなもの、光沢のあるもの、少し重みのあるものなど、質感は様々です。私は日本ではストールとして使うことが多く、サロンとして身につけ、あらたまった場に出かけたこともあります。

レーヨン

空港や街の土産物店では、1,000~3,000円くらいのレーヨンのバティックが売られています。チャップ(型押し)で染めたものもまれにありますが、ほとんどがプリントです。選ぶ時は、少し重量のあるもののほうがシワもできにくく、使いやすいと感じます。

ポリエステル混紡

綿とポリエステルの混紡のものも、時折見かけます。比較的安価で、シワになりにくく、洗濯後の乾きも早いのが特徴です。体にまとわりつかないので、私は夏のワンピースに仕立てています。こちらも大半がプリントです。

ウブドでバティックが買える店6選

ウブドには、価格帯や品質、雰囲気の異なるバティックを扱う店が数多くあります。ここでは、実際に訪れて感じた違いを、用途・価格・立地ごとに表にまとめました。

ウブドバティック専門店比較表
店名 主な特徴 価格目安 向いている人・目的 店舗場所
IKATBATIK 手染め・織物・藍染中心・2階展示豊富 2,000円~ インテリア・服飾小物・ギフト モンキーフォレスト近く
Threads of Life 伝統文化守る/スタッフ解説有 3,000円~数万円以上 伝統工芸・布の背景を知りたい人 王宮から徒歩約10分
Studio 22k ギャラリー調、高級・アンティークも 数千~10万円超 一生ものの布・骨董を探す人 王宮から約10分
Kamar Sutra 上質なシルクバティックも・セレクトショップ風 5,000円~ サロン・ストール・自分用 カフェワヤン隣
Lucy’s Batik 手頃・手描き多 1,000円~ 普段使い・カジュアル サッカー場前
Pithecanthropus 雑貨・ぬいぐるみ・小物・キッズ用品も 300円~ お土産・家族ギフト モンキーフォレスト通り中央

下の地図では、各店舗の位置を、王宮・市場・モンキーフォレストを基準に示しました。

ウブド王宮やウブド市場周辺にあるバティック専門店の位置関係を示した地図。

ウブド中心部・バティックが買える店の位置関係マップ

▶︎ Googleマップでウブド中心部を確認する:ウブド中心部地図

通りから見えない、主要通りにないといった店舗は、Googleマップを使える状態にしておくと見つけやすいです。通信手段については、こちらの記事でまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在の通信手段|SIM・eSIM・Wi-Fiの選び方

それぞれの店を詳しく紹介します。

IKATBATIK|手染めや織物をゆっくり見られる店

IKATBATIKの店舗入口。店先に看板があり、通路側に布が飾られている。

通りから店舗までの通路に飾られた布が目を惹きます。

藍染バティックを使った衣類や布製品が、店内に並んでいる様子。

藍染バティックを使った、ドレスやパンツ、子ども服があり、見て回るだけでも楽しい。

■ 布好きなら、2階だけでも見る価値がある空間

モンキーフォレストから王宮方面に数分行くと「IKATBATIK」があります。手染め・織物を専門に扱うショップです。細い通路を奥へ進むと、左右に飾られた布が風に揺れ、まるでギャラリーに足を踏み入れたようです。店内に入ると、鮮やかなバティックやイカットの布が壁一面に掛けられています。

特に2階は、布好きにはたまらない空間で、繊細な手描きのバティックや、細かなパッチワークを施した一点物が所狭しと並んでいます。芸術品のような布に、夫と二人でしばらく見入ってしまいました。

■ 布だけでなく、雑貨選びも楽しい

IKATBATIKは見応えのある2階のほか、クッションカバーや衣類が並ぶ別棟もあります。藍染バティックをはじめ、イカット、グリンシン、多色染めのファブリックなど種類が豊富。

布製品だけでなく、アタカゴ、陶器、木彫りの小さな置物、扇子など、バティック以外の雑貨も丁寧にセレクトされています。お土産選びでも訪れたい店です。

■ 初めて行く時は、看板を見逃さないように

モンキーフォレストを北に行ったところにあるのですが、店は通りに面していないので、IKATBATIKの看板を見逃さないようにしないと、通り過ぎてしまいます。

【関連記事】IKATBATIKから徒歩5分ほどのところには、シニア世代の長期滞在におすすめのホテル「テガルサリ」があります。
▶︎ ウブド・テガルサリで1か月暮らすように過ごせる理由と注意点

IKATBATIK基本情報
アクセス:モンキーフォレストから徒歩5分弱
営業時間:9:00~21:00
Googleマップ: IKATBATIK地図
*営業時間などはGoogleマップでも確認してください。

Threads of Life Store|伝統文化を守る布の専門店

Threads of Life Storeの外観。店先には看板とバイクが見える。

ウブドにある伝統布の専門店「Threads of Life Store」

店内に伝統布やかご、置物などの工芸品が並んでいる様子。

地下には、さまざまな地方の伝統工芸品が。

■ “小さな伝統工芸博物館”のような空間

ウブド王宮から西へ2〜3分ほど歩き、北へ曲がってゆるやかな坂を7分ほど上った先にある「Threads of Life Store」は、まるで小さな伝統工芸博物館のような佇まい。店内の壁面や棚には布が整然と並び、その独特の存在感に思わず足が止まります。

インドネシア各地域で受け継がれてきた手織り布や天然染色を守る団体が運営しています。商品については、スタッフが産地や技法の説明をしてくれ、作り手や地域の背景を知ることができます。

■ 布の背景を知ることで、見え方が変わる

スタッフの方が、「これはスマトラ島の小さな村で織られたもの」「こちらは天然染料を何度も重ねて色を出しています」などと丁寧に説明してくれるので、布が単なる工芸品ではなく、その土地の文化や営みの一部なのだと改めて実感します。

特に、複雑な技法で織られた布や、細かい模様が織り込まれたグリンシンは、思わず見入ってしまうほどの美しさです。Threads of Life Store には、文化を背景に持つ布が並んでいます。

■ 暮らしに取り入れやすい物も多い

布だけでなく、布バッグ、ブラウス、カゴ、テーブルウェアなど生活に取り入れやすいアイテムも豊富。どれも質がよく、伝統技法を現代の暮らしに自然に溶け込ませる工夫がされています。

中心部から外れたところにあるため、観光中にふらりと立ち寄る場所ではありませんが、その分、店内は静かで、ひとつひとつの布と向き合う時間を持つことができます。文化を大切にしながら布を選びたいとき、こういう場所があることを知っておくと、ウブドの旅が深まります。

作り手や地域の文化継承を支える仕組みについて、スタッフが説明してくれました。ここで買い物をすることも、その一端につながるそうです。実際に品を選んだときは、『支援の一端を担えた』ような気持ちになりました。商品は素敵なトートバッグに入れてもらえます。

Threads of Life Store基本情報
アクセス:王宮から徒歩約10分(西へ2~3分、北へ曲がって約7分)
Googleマップ:Threads of Life Store地図
*営業時間などはGoogleマップで確認してください。

Oka Kartini Studio 22k|芸術品のような高級バティック

木の天井と落ち着いた照明の店内に、伝統布や工芸品が並んでいる様子。

静けさの中で伝統布と向き合える、Oka Kartini Studio 22kの店内。

■ まるで“宝石箱”のようなギャラリー

ウブド王宮からラヤウブド通りを東へゆっくり歩くこと約10分。オカ・カルティニ・バンガローの敷地内にひっそりと佇む「Oka Kartini Studio 22k」は、まるで“宝石箱”のようなギャラリーです。

外観は控えめですが、一歩店内に入ると、光沢のある布や緻密な模様のバティックが静かな存在感を放っています。極細の線で描かれた手描きバティックや、希少な染色技法を用いた一枚など、布そのものがひとつの作品のように感じられます。

■ 布の背景を聞くと、世界がさらに深くなる

スタッフにお願いすると、気さくに布を広げながら、

「これはジャワで作られたものです」
「この線はすべて手描きで、完成まで数カ月かかります」

と、産地や技法について丁寧に説明してくれます。布に込められた背景を聞きながら見ていると、バティックの世界がぐっと立体的に見えてきます。

布に触れながら話を聞いている時間は、まるで小さな美術館で特別な解説を受けているような、静かで豊かな時間でした。

■ 布好きでなくても、“見る楽しさ”がある

店内には、バリ島の高級織物として知られるグリンシン(ダブルイカット)も展示されています。その精密さや重厚感には、何度見ても心が震えます。

さらに、アンティークの布や手工芸品、ラーマヤナ叙事詩をテーマにした人形、シルバー細工や重厚なアクセサリーなども並び、布好きでなくても“見る楽しさ”を十分に味わえる空間です。

観光土産というより、“一生残る工芸品”としての布を探したい人、または美しい手仕事に触れたい人にとって、「Oka Kartini Studio 22k」は、こうした布に出会える場所のひとつです。

高価な品が多いものの、私たちがここで出会ったものは、時間が経っても色褪せず、少しずつ愛着が深まっていくように思います。細かく細かく描かれたバティックは身にまとっても、部屋で飾っても、他のバティックと別格の趣があります。

店内で、店員が紫色の伝統布を広げて見せている様子。

広げて、産地、作り方など詳しく教えてくれます。

20年ほど前に買った骨董の木彫りは、いまも我が家の玄関で来訪者の目を引いています。

上の写真で布を広げてくれている方は、そのとき接客してくれた方の娘さんだと聞きました。どこか面影が重なり、時間の流れを感じます。長く通っていると、こんな出会いもあるものです。

Oka Kartini Studio 22k基本情報
アクセス:王宮から徒歩約10分
営業時間:10:00~18:00
Googleマップ:Studio 22k地図
*営業時間などはGoogleマップなどで確認してください。

【関連記事】Studio 22kの近くには、TMDバスの停留所があります。TMD の使い方や路線を地図付きで紹介した記事があります。
▶︎ ウブドのバス「トランスメトロデワタ(TMD)」完全ガイド

Kamar Sutra Silk & Batik|少し良い一枚をゆっくり選びたい店

白い壁の店内に、伝統布や織物が間隔をあけて展示されている様子。

ゆったりとしたディスプレイで、一点一点の布を落ち着いて見ることができます。

■ “少し良いものを一枚だけ”と思った時に立ち寄りたくなる店

モンキーフォレスト通りの老舗ワルン「カフェ・ワヤン」の隣にある「Kamar Sutra Silk & Batik」は、通りのにぎわいの中でも落ち着いた雰囲気をもつ、少し大人向けのバティック専門店です。

年齢を重ねるにつれ、「旅の記念に、少し良いものを一枚だけ」と思うことがありますが、その気持ちに寄り添ってくれるのが、この店でした。

店内には伝統的なバティックから現代的なデザインまで揃っていますが、ゆったりと並べられていることで、ひとつひとつの柄や色合いを手に取りながら選べます。

■ 日常にもなじむ、モダンな柄があるのも印象的

高級バティックほど定番の柄が多いのですが、Kamar Sutraにはモダンで日本でも日常使いしたい柄があり、それもこの店を訪れる楽しみになっています。

シルク地に描かれたバティックもあり、私が出会った一枚は、まさに“布の芸術品”でした。価格は決して安くありませんでしたが、布を広げた瞬間の心のときめきに背中を押され購入しました。

■ “旅の思い出”が、帰国後の暮らしにつながっていく

バリにいる間はサロンとして腰に巻いたり、ショールのように肩に掛けたり。帰国後は、春や秋の少し肌寒い日にストールとして使うと、ふわりとした暖かさとともにウブドの空気を思い出させてくれます。

旅の思い出がそのまま日常の暮らしに寄り添ってくれるような、特別な一枚になっています。もちろん、Kamar Sutra Silk & Batik には、オーソドックスで上質なバティックも揃っていて、年齢を問わず長く使えるデザインが多いと感じます。

自分へのご褒美として一枚を選びたいときや、長く使えるバティックを探しているとき、こうした店も選択肢のひとつになります。バティック専門店としては品数が多いわけではありませんが、セレクトショップのようで、私たちには、落ち着いて選びやすい品揃えに感じられます。

Kamar Sutraは行くたび品揃えも変わり、あまり見かけない柄もあります。買い物ついでにお隣のカフェ・ワヤンで食事をするのも楽しみです。

【関連記事】Kamar Sutraのすぐ隣にある、ウブドで長く親しまれてきた老舗ワルン 「カフェ・ワヤン」。ローカルからインターナショナルまで幅広い料理があります。
▶︎ カフェワヤン|ウブドで安心して入れるローカルレストラン

Kamar Sutra Silk & Batik基本情報
アクセス:王宮から徒歩約10分
営業時間:11:00~20:30
Googleマップ:Kamar Sutra Silk & Batik地図
*営業時間などはGoogleマップなどで確認してください。

Lucy’s Batik|普段使いしやすいカジュアルバティック

通り沿いにある伝統布の店の入口。ガラス越しに店内の布や商品が見えている。

サッカー場のすぐ目の前だが、見過ごしやすい。

■ 気軽に入りやすい、モンキーフォレスト通りのバティック店

モンキーフォレスト通りのサッカー場の向かいにあるのが「Lucy’s Batik」です。通りのにぎわいの中では見落としがちですが、外から店内がよく見え、入ってしまえば気取らない雰囲気のお店です。

棚には色とりどりのバティックが並び、手描きのものでも価格帯が手頃です。ちょっとしたお土産を探しているときにも立ち寄りやすいと感じています。

■ 暮らしの中で、自然と使いたくなる一枚

私がここで最初に買ったのは、優しい色合いのバティック。滞在中は日差しの強い時間帯に肩に掛け、レストランの冷房が強いときには膝にかけて温度調整にも活躍。ウブドの街歩きにとても心強い味方になってくれました。

日本に帰ってからは間仕切りに使っていますが、部屋がそこだけ明るくなったような気がします。ここで買ったものは、帰国後にワンピースやポーチに仕立て直すこともあります。

バティック初心者にも、長期滞在のちょっとした気分転換にも立ち寄れて、実用品も揃う「Lucy’s Batik」は、気軽に足が向く店のひとつです。

モンキーフォレスト通りの真ん中で、通りのにぎわいに紛れて、気づかず通り過ぎてしまうことが何度もありました。

Lucy’s Batik基本情報
アクセス:王宮から徒歩約7分
営業時間:9:00~20:00
Googleマップ:Lucy’s Batik地図
*営業時間などはGoogleマップなどで確認してください。

Pithecanthropus Ubud|小物・雑貨で選ぶバティック土産

木の看板がかかったPithecanthropusの店舗入口。店内には布や衣類が並んでいる。

ウブド中心部にある「Pithecanthropus」。バティック柄の服や布小物を見て回れるお店です。

■ 気軽に立ち寄れて、雑貨選びも楽しい店

モンキーフォレスト通りの真ん中あたりにあるのが「Pithecanthropus Ubud」。通りの中でも入りやすく、ふらりと立ち寄れる雰囲気のお店です。

店内には、普段使いできるものから少し上質なものまで、バティックを使った品が幅広く揃っています。衣類は子どもから大人用まであり、巾着袋やコースターなど、日常で使いやすい雑貨も多く見かけます。

雑貨は価格も手頃で、「何か一つ持ち帰りたい」と思ったときにちょうどよい品が見つかります。私たちも、コースターやテーブルセンターを自宅用に選ぶことがありますが、何度洗っても色褪せにくく、質の良さを感じます。

さらに、この店を訪れる楽しみのひとつが、バティックで作られたぬいぐるみです。ゾウやトッケイ、ブタなど、行くたびに新しいものが並んでいます。少し愛嬌のあるデザインで、眺めているだけでも楽しく、つい足を止めてしまうコーナーです。

昨年はサルのぬいぐるみを孫へのお土産にし、喜んでもらえました。バティックですから、柄が色々で一度に柄違いをいくつも買ってしまいます。我が家には、タコや豚も一緒に並んでいます。

棚の上に、色や柄の違う服を着たサルのぬいぐるみが並んでいる。

滞在中何度か足を運ぶたびに買った、柄違いのぬいぐるみたち

■ バティック好きなら、奥の布コーナーも見逃せない

店の奥には、上質なバティックも置かれています。小物や衣類の方に目がいってしまいますが、グリンシンなどの織物もあり、布好きには見逃せない場所です。

「気軽に入れる店」と「しっかりした布に出会える店」の両方の雰囲気を持っているのが、Pithecanthropus Ubud の面白さだと感じています。

エアコンの効いたPithecanthropusは、歩き疲れたときに立ち寄ることがあります。観光客がいつもいますが、奥は静かに選べる空間になっています。落ち着いて布を見たいときにも、何度か足を運びました。

【関連記事】Pithecanthropusの周辺には、街歩きに便利で落ち着いて滞在できるリゾート コマネカ・アット・モンキーフォレスト と コマネカ・アット・ラササヤン があります。どちらもウブド中心にありながら静かに過ごせ、買い物や散策の合間に無理なく戻れるホテルです。
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Pithecanthropus Ubud基本情報
アクセス:王宮から徒歩約10分
営業時間:9:00〜21:00
Googleマップ:Pithecanthropus地図
*営業時間などはGoogleマップなどで確認してください。

ウブドのバティックに関するQ&A

Q. 初めてバティックを買うなら、どの店が入りやすいですか?

気軽に見たいならLucy’s BatikやPithecanthropus、布の背景まで聞きながら見たいならThreads of LifeやStudio 22kなど、店によって雰囲気がかなり違います。私たちは、最初から一店で決めず、何軒か見てから選ぶこともあります。

Q. 買う前に、布を広げて見ても大丈夫ですか?

私たちが訪れた専門店では、スタッフが布を広げて見せてくれることがよくありました。巻いたときの色の見え方や布の落ち方も分かるので、気になるものは広げてもらっています。

Q. 日本で使うつもりなら、何を考えて選んでいますか?

私は「手持ちの服に合わせられるか」「ストールやサロンとして使えるか」「部屋で使うならどこに置くか」を想像しています。旅先で魅力的に見えても、帰国後の使い道が思い浮かばないものは、今は買わないことが増えました。

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まとめ|帰国後の使い道まで考えると、長く付き合える一枚を選びやすい

私たちは、色や柄に惹かれて買ったものの使わなくなった経験を重ね、今では「帰国後にどう使うか」まで考えて選ぶようになりました。バティック選びで後悔しないために、次のことを意識してみてください。

  • 買う前に、ストール・サロン・インテリアなど、使い道を一つ決めておく
  • 布を広げてもらい、手触り・端処理・手描きかどうかを確かめる
  • 気軽に選ぶならLucy’s BatikやPithecanthropus、布の背景を聞きながら選ぶならThreads of LifeやStudio 22k、少し良い一枚ならKamar Sutraと、目的で店を選ぶ
  • 一軒で決めず、2~3軒を見比べる

実際に触れ、布を広げ、使う場面を想像して選んだ一枚は、帰国後も暮らしの中に残り、使うたびに旅を思い出させてくれます。

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営業時間、取扱商品、価格、店舗情報などは変更される場合があるため、公式サイトやGoogleマップなどで最新情報をご確認ください。布の風合い、染め、色持ちには個体差があり、素材や使い方によっても変化します。

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