ウブドで長く滞在していると、必ず「あのスペアリブが食べたい」と思う日があります。若い頃、私たち夫婦はプンゴセカンからサンギンガンのヌリズワルンまで、汗をかきながら1時間近く歩いて通ったものです。
炭火の煙、店先の炎、甘いタレの香り──どれも胸に焼きついた思い出です。
今は、無理をせず自分のペースで食事へ向かうことが旅の楽しみになりました。そんな私たちにとって、「近くで本格的なスペアリブを食べたい」という思いを叶えてくれたのが、Warung Pondok Madu(ワルン・ポンドック・マドゥ) です。
ハノマン通りを入って徒歩7~8分、王宮から約25分、モンキーフォレストから12分というアクセスの良さは、長期滞在者にとって何より心強い存在です。
- ハノマン通りから徒歩で行けるスペアリブ店の情報
- 実際に訪れた体験ベースの雰囲気・味の印象
- メニュー・価格・ローカル料理の選び方
- シニアにおすすめポイントと安心のアクセス安全対策
- スペアリブの人気店ヌリズワルンとの比較
若い頃、汗をぬぐいながら歩き続けたヌリズ・ワルンへの道
バリ島・ウブドを訪れるようになってから、気づけば20年以上が過ぎていました。街は変わっても、旅の記憶として鮮明に残っているものがあります。そのひとつが、Naughty Nuri’s(ヌリズ・ワルン) のスペアリブです。
ウブド旅行者なら一度は聞いたことがある有名店です。ウブドに通い初めて20年の私たちも、滞在のたびに訪れてきました。
若い頃は、ウブド中心部からヌリズまで、1時間近く歩いて向かっていました。歩いても歩いても坂道は続き、やがて“あの匂い”がふわりと漂ってきます。
炭火の煙、脂が落ちて火柱が上がる音。店先で豪快に焼かれるリブを見たときの「ああ着いた」という安堵と、スペアリブへの期待感。

少し離れたところからも香ばしい香りが・
途中には、子どもたちといっしょによく滞在したイバやピタマハがあり、思い返すと、スペアリブを食べに行くというより、あの体験そのものを楽しんでいたのかもしれません。
シニア世代になると、さすがにあの道中は負担になり、「食事は近くで済ませたい」と思う日が増えてきました。
でもあの味は忘れられない。夫がネットでスペアリブが食べられるお店を調べました。滞在の「テガルサリ」からも歩いていけるというのが決めてとなって、早々に行ったのが Warung Pondok Madu だったのです。
テガルサリ特集
ハノマン通りを入って徒歩7~8分|無理なく歩ける距離がうれしい
Warung Pondok Maduはハノマン通りから脇道へ入り徒歩7~8分ほど、王宮からなら約25分、モンキーフォレストから12分で到着します。
少し距離があるなと思われたら、ホテルの送迎を頼んだり、Grabや循環バスTMDを利用するといいかもしれません。
私たちは滞在宿「テガルサリ」から歩いてみました。夕暮れ時に出て10分ちょっとの距離でした。
ハノマン通りからの脇道については道幅や車の多さ・街灯の具合をチェックし、次回に備えました。
街灯が十分ではなく足元が暗めなので、スマホの灯りを頼るところも。明るい時間帯の訪問がおすすめです。治安は悪くありません。
車やバイクの通りが多く、歩道が途切れる所があるので気を使うところもありました。
暗いということもあり迷いそうになったので、現地の人にお店の場所を聞くと親切に教えてくれ、助かりました。
シニアの長期滞在と街歩きにやさしいウブド移動ガイド|徒歩・送迎・Grab・メトロデワタ
またウブド内を循環するTMDバスの経路や停留所(地図付き)の記事もお役立てください。
トランス メトロ デワタで巡るウブド|シニア滞在者のためのTMDバス&街歩き実体験レポート
ローカルワルンの温かさと、旅行者にも安心の清潔感

周りは繁華街というわけでもなく、ローカルな雰囲気なので目を引く店構え
ローカル色の強い店が並ぶエリアにあって、遠くからも目を引く洒落た外観です。とくに夕暮れどきは、藍色の空がガラスに映り込み、店内の明かりと溶け合って、思わず引き寄せられるような美しさがあります。
店構えには木の温もりがあり、窓からこぼれる灯りがやわらかく周囲を照らしています。ヌリズのように店先で豪快に焼く“ライブ感”こそありませんが、その分、静かに落ち着いて食事を楽しめる雰囲気がありました。
店内はシンプルで清潔、テーブルの間隔も広く取られていてゆったり。トイレも行き届いており、シニア世代の方や女性の一人旅でも安心して利用できる空間が整っています。

5年前初めて行った時は、通り沿いのカウンターに席をとりました。外から聞こえるバイクの音や人の話し声が、旅先ならではの暮らしの音が耳に入ってきたのを今でも覚えています。
ビールを飲みながら大好きなスペアリブを口に運ぶ、いつもとは少し違うリラックスした食事。
夫が「また来よう」と、次を考えながらメニューを開き、私も「今度はこれがいい」と会話も弾みました。
スペアリブ|気分で味を選べる楽しさ
Pondok Madu の魅力は、なんといってもスペアリブのバリエーションの多さです。
ヌリズは「唯一無二の味」が強みですが、こちらは“選べる喜び”があります。
Pondok Madu にはオリジナルBBQ、甘辛(ペダス・マニス)、カレー、ハニーグレーズ、サンバル、など10種類以上の味がある上、大きさも選べ、ハーフ、1人前、シェアサイズがあります。

バリの辛いソース「サンバルマタ」味のリブ
実際に食べたメニュー

夫とシェア。スペアリブ、空芯菜、きのこフライ
■ オリジナルBBQリブ
照りのあるタレが光り、バナナリーフの上に盛られたリブは見た目から食欲をそそります。
肉はフォークでほぐれるほどやわらかく、甘辛いソースとの相性がとても良いです。炭火の香りは控えめですが、そのぶん食べやすく重すぎません。
ご飯によく合う味だったので、ライスを一つ注文し夫と分け合いました。
お隣の人はナシゴレンの上に小さいサイズを乗せたものを食べていましたが、それも美味しそうでした。
■ 野菜料理や軽めのおつまみ
長期滞在中の救世主になるのが“野菜系サイドメニュー”。
空芯菜炒め(カンクン)は、にんにくと小エビの旨味が効いた安定のおいしさでした。
きのこのフライは軽く揚がっていて、ビールに抜群に合いました。
メニューと価格
メニューには、
- ナシゴレン
- スプリングロール(揚げ春巻き)
- トムヤムスープ
- ブブール・インジン(黒もち米とココナッツのデザート)
などもあり、軽めに済ませたい日にも利用したいお店です。
スペアリブも副菜もビールによく合いますが、カクテルも種類豊富です。でも観光地価格以上でした。
■ メニューと価格
スペアリブは1人前約1,400円、シェアサイズは2,600円前後です。物価の上昇により以前より高く感じるかもしれません。支払いは現金・クレジットカード(JCB対応)で可能です。コロナ以降、日本人客がカード利用するケースが増えたとのことです。
(※価格は参考/変動あり)
| メニュー | 価格(円) | 特徴 |
|---|---|---|
| スペアリブ(甘辛) | 約 700/1400/2600円 | ハーフ/1人前/シェアサイズ |
| オリジナルBBQリブ | 約 700/1400/2600円 | 人気No.1の食べやすいBBQ |
| カレー | 約 700/1400/2600円 | カレーの風味が効いている |
| サンバル | 約 700/1400/2600円 | バリのスパイスの旨味 |
| 空芯菜炒め | 約 230円 | にんにく香る定番野菜 |
| きのこのフライ | 約 270円 | 軽めのおつまみ |
| ナシゴレン | 約 800円 | ローカルの定番 エビがのっている |
| スプリングロール | 約 450円 | 軽い前菜に チリソースが美味しい |
| ブブール・インジン | 約 400円 | ココナッツ香る黒米デザート |
| バーガー/サンド | 約 1000円〜 | 豚肉のパテのバーガー |
| カクテル類 | 約 1400〜2600円 | 少し高め |
シニアにおすすめのポイント
● 無理なく歩けるアクセス
ハノマン通りを入って徒歩7〜8分。タクシーいらずで行ける距離なので、夕方の涼しい時間に散歩がてら訪れやすい立地です。
● 清潔で落ち着いた店内
ワルンながら店内は清潔で静か。席間もゆとりがあり、シニア世代でもゆったり過ごせます。
● 食べやすいスペアリブと豊富な味とサイズ
脂っこすぎず、タレの種類も多く、サイズも選べるので、その日の体調や気分に合わせて選べます。
● 野菜や軽食メニューが充実
空芯菜炒めやスプリングロールなど、胃にやさしいローカル料理も揃い、リブと組み合わせやすいのが魅力です。
● アクセス時の注意が明確
歩道が狭い道もありますが、事前に“明るい時間に行く”“懐中電灯を持つ”など対策がしやすく、安心して利用できます。
FAQ & 基本情報
おわりに|今の自分にちょうどいい一皿を
ウブドに行ったら絶対に食べたいスペアリブ。滞在宿の近くに、自分のペースで美味しいスペアリブが食べられる店を見つけたことが新しい旅の楽しみになっています。
Warung Pondok Maduは、アクセス、安全性、メニューの豊富さ、滞在期間の長い方にも安心しておすすめできる名店です。スタッフの細やかな配慮や店内の清潔感もあり、誰でも満足できる一皿が見つかるはずです。
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