シニア夫婦の実体験でわかる現実的な生活コスト
ウブドで長期滞在を考えている方は、生活費が知りたくなりますよね。
この記事では、ウブドで1か月前後の長期滞在を検討しているシニア世代・大人のご夫婦に向けて「実際に、どれくらいの費用がかかるのか」を、私たち自身の滞在経験をもとにまとめています。
本記事で紹介する金額は、原則として「1部屋を夫婦2人で利用した場合の合計」を基準にしています。宿泊費・食費・交通費を中心に、観光ではなく、暮らすように滞在した場合の現実的な費用感がわかります。
* 記事内の情報と金額は2026年4月時点のものです。為替レート、物価、宿泊料金、交通費などは変わる場合があります。予約前・利用前に、各公式サイトや予約サイトで最新情報をご確認ください。
* 記事中の円換算はおおよその目安です。為替レートにより実際の金額は変わります。
ウブドに1か月滞在すると、実際にいくらかかるのか。旅行のパンフレットには載っていない、生活としての費用が気になる方は多いと思います。僕たちも宿泊費や食費を一つずつ書き出してみて、ひと月の合計がだいたいどのくらいになるのかを確かめました。
この記事では、僕たち夫婦がウブドで1か月を過ごしたときの滞在費を、宿泊・食費などの内訳ごとにまとめました。ヴィラやゲストハウスといった宿の選び方で金額がどう変わるかも含めて、実際にかかったお金の話です。

郊外には、シニアにも無理なく散策できる場所があります。
なぜ「1か月滞在」を基準に費用を解説しているのか
初めて長期滞在を検討するシニア世代にとって、1か月という期間は、生活の実感と費用感をつかみやすい目安だと感じています。
そのため、本記事では、ウブドに1か月前後滞在するケースを基準に、費用の目安をまとめています。
■1か月程度滞在して、初めて現実的に見えてくる
食事のペース、移動の頻度、疲れ方、お金の使い方など、実際の生活のリズムが見えてきます。
■ビザの種類や手続きが比較的シンプル
滞在日数が30日を超える場合は、ビザの延長や種類の確認が必要になることがあります。
ウブド長期滞在の宿泊費目安|1部屋・夫婦2人利用
ウブドの宿泊費は、1部屋単位の料金(2名利用)が基本です。以下はすべて、夫婦2人で1か月滞在した場合の目安になります。
宿泊費は、ウブド長期滞在の総額を大きく左右する最も重要な項目です。どんな宿泊スタイルを選ぶかによって、1か月の費用も快適さも大きく変わります。
ここでは、私たちが実際に利用してきた宿を含め、シニア世代が選びやすい代表的な価格帯を紹介します。
ゲストハウス・ホームステイの費用目安(1か月)
1か月: 約6〜9万円(1部屋・2名)1泊 約250,000ルピア/約2,500円・1部屋
1週間以上、または1か月単位で滞在すると、長期割引が適用されることが多い価格帯です。
設備は必要最低限で、エアコンがなく扇風機のみ、温水シャワーがない宿もあります。宿ごとの差が大きいため、事前に設備内容をよく確認することが重要です。
オーナー家族と同じ敷地内に暮らすスタイルが多く、宗教儀式や日常生活を垣間見る機会があります。ホテルでは味わえない“生活感”を体験でき、より現地生活に近い形で滞在できます。
中級ホテルの費用目安|テガルサリなど(1か月)
1か月: 約15〜24万円(1部屋・2名)1泊 約500,000〜800,000ルピア/1部屋
エアコン・温水シャワー完備で、シニア世代でも無理なく快適に過ごせる価格帯です。設備やサービスの水準が高く、「価格以上の満足感」を得られる宿も多くあります。
一方で、バスタブがない、お湯の出が安定しない、といった違いもあるため、口コミや設備情報の確認をしておくと安心です。
私たちが10年近く滞在を続けている中級ホテル「テガルサリ」 は、長く滞在する上での設備が揃っています。
▶︎ テガルサリ|暮らすように過ごせる理由と実際の使い勝手
ヴィラ滞在の費用目安(1か月)
1か月: 約45万円以上(1棟・2名)1泊 約1,500,000ルピア〜
プライベート感が高く、静かな環境で過ごせるのが魅力です。キッチン・ダイニング・専用プール付きのヴィラも多く、設備・サービスともに充実しています。
特別な滞在や、ゆったり癒されたい期間に向いた選択肢ですが、長期で続ける場合は費用面の検討が必要です。
ウブド長期滞在の生活費目安|夫婦2人・1か月の実感ベース
主な生活費は、必須順に、食費、ランドリー、交通費、観光費、雑費などです。
食費|外食前提
食費は、ローカル食堂中心か、観光客向けレストラン中心かで差が出ます。
- ローカル中心:(2人分)約5〜6万円
- カフェ・レストラン併用:(2人分)約8万円前後
これには、スーパーやベーカリーで買うカップ麺やパンも含みます。
私たち夫婦の場合は、朝はレストランだけでなく、スーパー・ベーカリーも活用し、昼はローカルワルン、夜はカフェ・レストランという組み合わせで、2人合計で月8万円前後に収まるようにしていました。それで十分に「食」に関しては楽しめました。
ウブドのレストランやワルンの価格の目安はこちらの記事が参考になります。
▶︎ テガルサリ周辺のレストラン|体調・食欲に合わせた店の使い分け
▶︎ ウブドのローカル食堂|安心して入れる店と選び方
ランドリー|長期滞在では必須
ウブドでは湿度が高く、洗濯物が乾きにくい日もあります。そのため、長期滞在ではランドリー利用を考えておくと安心です。
ホテルのランドリーサービスは、価格的に負担が大きいので、格安の街ランドリーを利用するのが現実的です。
その場合は、ランドリー費用目安(2人分):1か月3,000円前後
交通費目安|徒歩・Grab・TMDを使った場合
ウブド中心部に滞在すれば、徒歩を中心に、TMDバスやGrabを組み合わせれば、生活しやすくなります。
- バス(TMD):1回 約40円(運行状況や料金は変更される場合があります。)
- Grab/Gojek:短距離 100円台〜
1か月の交通費目安(2人分):約2,000円
ウブド中心部は、基本的に徒歩で回れるので、交通費をかなり抑えることもできます。実際、私たちも数年前まではそうでした。
日常はほぼ徒歩+TMDバス。ウブド内であれば、ホテルの無料送迎サービスも積極的に活用しています。2025年のウブド滞在では、TMDバスにずいぶん助けられました。
徒歩やGrabに加えて、TMDバスも選択肢に入れると、ウブドでの移動費を抑えやすくなります。
詳しい乗り方や停留所については、別記事でまとめています。
▶︎ ウブドのバス「トランスメトロデワタ(TMD)」完全ガイド
雑費、観光|人によって大きく変わる
私たちの場合、シャンプー類はホテル備え付けで十分でしたし、日用品で購入するものはほとんどありません。
楽しみにしている舞踊鑑賞は、2人で一回2,000円。カーチャーターを使っての観光は1台6,000〜7,000円。
私たちの場合、雑費・観光の費用は(2人分):約15,000円ほどでした。
過ごし方によっては、全く使わないこともあります。
ウブド1か月の総費用目安|私たち夫婦の場合
生活費(宿泊費を除く・夫婦2人分)
生活費:約10万円前後/月(2人分)
・食費+ランドリー:約83,000円
誰でも必ず必要となるもの(食費は、どんな店を使うかで変わります)
・交通費+雑費:約17,000円
人によっては抑えられるもの
夫婦・1か月の総額目安(生活費+宿泊費)|宿泊タイプ別
ウブドで夫婦2人・1か月滞在した場合の目安です。宿泊費は立地やシーズンにより幅がありますが、生活費はあまり変わりません。
生活費は外食中心・自炊なしを想定した目安です。滞在スタイルによって増減します。あくまで目安ですが、私たちの実体験では大きな差は出にくい印象でした。
| 宿のタイプ |
宿泊費 |
生活費 |
合計(月額) |
| ゲストハウス |
6〜9万円 |
約10万円 |
約16〜19万円 |
| 中級ホテル |
15〜24万円 |
約10万円 |
約25〜34万円 |
| ヴィラ |
45万円〜 |
約10万円 |
約55万円〜 |
ウブドに1か月、単身で滞在した場合の総額目安(参考)
参考までに、1人の場合もまとめました。
バリ島の宿泊料金は「ルームチャージ制」が基本のため、1人で泊まっても2人で泊まっても、部屋の料金は変わりません。
*多くの宿では2名までが基本料金で、3人目以降はエキストラベッド代が加算されます。
したがって、夫婦2人と単身で費用に差が出るのは、主に生活費の部分になります。
| 宿のタイプ |
宿泊費 |
生活費 |
合計(月額) |
| ゲストハウス |
6〜9万円 |
約5万円 |
約11〜14万円 |
| 中級ホテル |
15〜24万円 |
約5万円 |
約20〜29万円 |
| ヴィラ |
45万円〜 |
約5万円 |
約50万円〜 |
Q&A|ウブド1か月長期滞在の費用でよくある質問
ここでは、実際にウブドで長期滞在を考えたときに、多くの方が気になる「お金について」の疑問を、私たちの体験をもとにまとめています。
Q. 年金世代でも、ウブドで1か月滞在は現実的ですか?
A. はい。宿泊費を「1部屋・2名利用」で考え、日常の移動や食事を生活ベースに整えれば、私たちは月25〜30万円前後で滞在しました。観光を詰め込みすぎないことが、費用面でも体力面でも続けやすさにつながっています。
ただし、宿泊費や為替、食事の選び方によって差が出るため、自分たちの予算に合わせて考えることが大切です。
Q. 毎日外食になりますか?自炊は必要?
A. 基本は外食中心でも問題ありません。ローカルワルンやベーカリー、スーパーを組み合わせれば、自炊をしなくても食費は抑えられます。キッチン付き宿を必須条件にする必要はありません。
Q. 物価上昇の影響は大きいですか?
A. 円安や物価上昇の影響はありますが、ローカル食堂や公共交通(TMD)を使うことで、体感的な負担は調整可能です。宿泊費の占める割合が最も大きいため、宿選びが全体費用を左右します。
Q. 医療費や保険は、生活費に含めて考えるべき?
A. 日常的な生活費には含めず、別枠で海外旅行保険を準備するのがおすすめです。保険料は年齢、補償内容、持病の有無、保険会社によって大きく変わります。1か月前後の滞在でも、必ず自分たちの条件で見積もりを確認することをおすすめします。
ウブド長期滞在の費用は「1か月」で考えると判断しやすい
私たちも最初は「本当にできるのだろうか」と半信半疑でした。けれど、数字を分けて整理してみると、特別なことではないとわかりました。
ウブドの長期滞在費用は、
を分けて整理すると、現実が見えやすくなります。そして、1か月という期間は「生活として成り立つか」を判断するのにちょうどよい長さであり、特別な贅沢ではなく、生活として続けられる選択肢でもあります。
1か月を基準に、2か月なら2倍、2週間なら半分くらいが目安になります。
費用は「その滞在を負担を感じずに続けられるか」で考えることが大切です。
▶︎ 長期滞在で気になる体調不良や盗難など、起こりやすいトラブルへの対処は、こちらで具体的にまとめています。
ウブド滞在の備えカテゴリー一覧
この記事で紹介した費用は、私たち夫婦の滞在スタイルでの一例です。実際に必要な金額は、宿の選び方、食事の内容、移動や観光の頻度によって変わります。ご自身の予算や体調に合わせて、無理のない範囲で計画してください。
ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。夫婦で実際に暮らすように過ごす中で感じたことや経験を、このブログでまとめています。
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