ウブドで暮らす

ウブド1か月の費用はいくら?60代夫婦が15年の長期滞在で使った宿泊費と生活費

ウブドで1か月ほどの滞在を考えていると、旅行パンフレットには載っていない「暮らすための費用」が気になりますよね。

この記事は、ウブドで1か月前後の滞在を考えているシニア世代のご夫婦に向けたものです。私たち60代夫婦が、15年ほどのあいだにウブドで8回ほど長期滞在してきた経験をもとに、約1か月にかかる宿泊費と生活費をまとめました。

結論から言うと、中級ホテルに泊まり、外食中心で暮らすように過ごす場合、現地での費用は夫婦2人で月19〜36万円前後がひとつの目安です。

*本記事の金額は、私たちの滞在経験と2026年10月時点の情報をもとにしたおおよその目安です。
少し詳しく:ウブド郊外で、ヤシの木が並び、緑の田んぼが広がっている様子。

遠出をしなくても、郊外には、シニアにも無理なく散策できる場所があります。

結論|ウブド1か月(30泊)の費用は夫婦2人・中級ホテルで約19〜36万円

ウブドで夫婦2人が1か月(30泊)滞在する場合、宿泊費を除いた生活費は約7〜12万円がひとつの目安です。これに宿泊費を加えると、中級ホテルでは月19〜36万円前後がひとつの目安になります。

宿のタイプ 宿泊費(1か月) 生活費の目安 合計(月額)
ゲストハウス 6〜9万円 約7〜12万円 約13〜20万円
中級ホテル 12〜24万円 約7〜12万円 約19〜36万円
ヴィラ 40万円〜 約7〜12万円 約47万円〜

*宿泊費は、ウブドで見られる価格帯をもとにした概算で、すべての宿がこの範囲に収まるわけではありません。同じタイプの宿でも、立地・設備・部屋の広さ・宿泊時期によって料金は異なります。

私たちが利用しているような中級ホテルでも、選ぶ部屋や現地での過ごし方によって、1か月の費用にはかなり幅があります。20万円ほどに抑えることもできますが、私たちは外食や観光も楽しむため、夫婦2人で25〜36万円前後を目安にしています。

  • 金額は、1部屋を夫婦2人で利用した場合を基準にしています。
  • 日本からの航空券、海外旅行保険、ビザ関連の費用、医療費は含みません。
  • 1円=約110ルピアで換算しています。2026年10月時点の情報をもとにしたおおよその目安です。為替や物価、宿泊料金は変わるため、予約の前に最新の情報をご確認ください。

実例|私たち夫婦2人の約1か月の滞在費(2025年3月・27泊)

私たちの最近の滞在では、27泊で約35万円かかりました。内訳は以下です。27泊にしているのは、帰国便の遅延なども考え、ビザ延長が必要になる30日を超えないよう余裕を持たせるためです。

項目 私たちの実例 メモ
宿泊費 約227,000円 スーパーデラックス 1泊8,400円
食費 約80,000円 朝はベーカリー・スーパー、昼はワルン、夜はレストラン
ランドリー 約10,000円 ホテルのランドリーを利用
交通費 約3,000円 徒歩とTMDバスが中心
観光・雑費 約30,000円 舞踊鑑賞3回、カーチャーター1回、その他
合計 約350,000円
以前はほぼ徒歩で過ごしていたため、交通費はほとんどかかりませんでした。2025年の滞在ではTMDバスを利用するようになり、約3,000円の交通費がかかりました。

テガルサリには1泊約4,200円、6,300円といった部屋もあります。今回と同じような生活費で1泊4,200円の部屋を選んだ場合、27泊の現地滞在費は24万円前後になります。

▶︎ テガルサリの部屋の違い|全タイプの料金・眺望・階段を比較、選び方

【関連記事】なお、30日を超えて滞在する場合は、ビザの延長や種類について確認が必要になることがあります。
▶︎ ビザは入国日から出国日までの日数で考える

ウブド1か月(30日)の宿泊費|1部屋・夫婦2人利用の目安

宿泊費は、1か月の総額を最も大きく左右する項目です。ウブドの宿は1部屋単位の料金が基本なので、ここでは夫婦2人で1か月(30日)滞在した場合の目安を紹介します。

ゲストハウス・ホームステイ|1か月の部屋代 約6〜9万円

1泊 約250,000ルピア

1週間以上や1か月単位で泊まると、長期割引が使えることが多い価格帯です。ただし設備は最低限のことが多く、エアコンがなく扇風機だけだったり、温水シャワーがなかったりする宿もあります。宿による差が大きいので、設備は事前によく確認してください。

中級ホテル(テガルサリなど)|1か月の部屋代約12〜24万円

1泊 約450,000〜860,000ルピア

エアコンも温水シャワーもあり、シニア世代でも無理なく過ごせる価格帯です。価格以上の満足感がある宿も少なくありません。一方で、バスタブがなかったり、お湯の出が安定しなかったりする宿もあるので、口コミや設備情報は確認しておきましょう。

私たちが1か月の滞在で選んでいるのも、この価格帯のテガルサリです。15年ほど前に使い始めた頃は、1泊約600,000ルピアでした。部屋のタイプや時期によりますが、今も長期滞在で使いやすい価格帯です。

テガルサリは、実際に見学してから滞在を決めました。口コミや写真だけではわからない点も確認でき、見学してよかったと思っています。

【関連記事】長期滞在前に利用したい宿を見学しておくと、安心して滞在を始められます。
▶︎ ウブドのホテル見学ガイド|頼み方と、長期滞在前に見ておきたいポイント

ヴィラ|1か月の部屋代約40万円以上

1泊 約1,500,000ルピア〜

プライベート感があり、静かな環境で過ごせるのが魅力です。キッチンやダイニング、専用プールのあるヴィラもあり、ホテルとは違う滞在ができます。

テガルサリにもプールヴィラがあります。買い物や食事に便利で、1か月でも暮らしやすそうだと感じます。それでも長期滞在となると費用とのバランスが合わず、選択肢から外しています。

【関連記事】長く滞在する場合、短期とは違った選び方が必要です。
▶︎ ウブド長期滞在の宿選び|1か月暮らして分かった6つの基準

ウブド1か月(30泊)の生活費|夫婦2人で月7〜12万円前後

主な生活費は、食費、ランドリー、交通費、観光・雑費の4つで、夫婦2人で月7〜12万円前後がひとつの目安です。

私たちの27泊の滞在では、宿泊費以外に約12万3,000円かかりました。食事や観光をどの程度楽しむかによって、生活費は変わります。

食費|外食中心の場合

  • ローカル中心:約5〜6万円(2人分)
  • カフェ・レストラン併用:約8万円前後(2人分)

食費は、ローカル食堂中心か、観光客向けレストラン中心かで差が出ます。

私たちは、朝はスーパーやベーカリーも活用し、昼はローカルのワルン、夜はカフェやレストランという組み合わせにしています。ときどきおやつも楽しみ、これで2人合わせて月8万円前後でした。この金額でも、食事は十分に楽しめます。

【関連記事】
ウブドのレストランやワルンの価格の目安はこちらの記事が参考になります。
▶︎ テガルサリ周辺のレストラン14選|体調・食欲に合わせた店の使い分け
▶︎ ウブドのローカルワルン|初めてのシニア旅でも安心、レストランから始める4店
長期滞在ではスーパーや市場で果物を買って部屋で食べることも増えます。
▶︎ ウブドの南国フルーツ12選|旬・価格・食べ方と買い方

ランドリー|長期滞在では必須

街のランドリーを利用した場合:3,000円前後(2人分)

脱水が洗濯機のようにできないことや、湿度が高く洗濯物が乾きにくい日もあることなどから、長期滞在ではランドリー利用が前提です。街のランドリーは比較的安く、2人分でも1か月3,000円前後で利用できることがあります。

私たちが長期滞在で利用しているテガルサリは、1か月10,000円前後でした。ホテル内のランドリー料金が比較的安いためです。これまでの経験から、一般的ホテルランドリーはこの数倍という実感です。

【関連記事】毎回洗濯物を店舗まで持って行く必要がないため、長期滞在ではこの手軽さも大きなメリットです。テガルサリには滞在者用のウォーターサーバーもあります。
▶︎ テガルサリ|水とランドリーの負担が少ない

交通費目安|徒歩・TMDを使った場合

交通費:約3,000円(2人分)

ウブド中心部は、ほとんど歩いて回れます。少し離れた場所へは、TMDバス(1回 約40円)やGrab/Gojek(短い距離なら100円台〜、料金はアプリで確認)が便利です。

【関連記事】私たちは、徒歩にTMDバスを組み合わせ、ウブド内の移動にはホテルの無料送迎も使っています。
▶︎ ウブドのバスTMD(トランスメトロデワタ)の乗り方|運賃・ICカード・バス停

【関連記事】Grabやローカルタクシーを使う予定があるなら、その分を加えます。料金などを書いた記事があります。
▶︎ ウブドの移動と空港送迎|Grab・TMD・ローカルタクシーの使い分け

観光、雑費|過ごし方によって大きく変わる

雑費・観光:約30,000円(2人分)

シャンプー類は、私たちの場合、ホテル備え付けで十分でしたから、日用品で購入するものはほとんどありません。楽しみにしている舞踊鑑賞は、2人で3回5,500円。

カーチャーターを使っての観光は1台5,000〜7,000円。お土産や街スパ、チップなどを加えて30,000円くらいに収まりました。舞踊鑑賞や遠出の回数など、過ごし方によって大きく変わる部分です。

【関連記事】カーチャーターでの観光の様子を紹介しています
▶︎ 観光・祭礼見学の移動|カーチャーターが便利

単身で、ウブドに1か月(30泊)した場合の総額目安(参考)

バリ島の宿は1部屋単位の料金が多く、1人でも2人でも宿泊費はあまり変わりません。そのため、単身と夫婦で差が出るのは主に生活費です。食費やランドリー代はおよそ半分になりますが、交通費や観光費は1人でもそれほど減らないため、生活費は約5〜6万円が目安になります。

宿のタイプ 宿泊費 生活費目安 合計(月額)
ゲストハウス 6〜9万円 約5〜6万円 約11〜15万円
中級ホテル 12〜24万円 約5〜6万円 約17〜30万円
ヴィラ 40万円〜 約5〜6万円 約45万円〜

宿やプランによっては、1人利用の料金が設定されている場合もあります。

Q&A|ウブド1か月滞在の費用で気になること

Q. この金額に航空券や空港送迎は含まれていますか?

含めていません。この記事で紹介しているのは、ウブド到着後の宿泊費と生活費を中心とした現地滞在費です。旅行全体の予算を出すときは「この記事の現地滞在費+空港送迎+航空券+保険+ビザ関連費用」という形で考えると分かりやすいと思います。

私たちは空港送迎は往復ともホテルにお願いし、往復約9,000円でした。航空券は時期によって大きく変わります。私たちの場合は、夫婦2人の往復で140,000円ほどでした。

Q. 観光やスパを楽しむ場合は、どのくらい余裕を見ればよいですか?

私たちの生活費には、舞踊鑑賞やカーチャーターなどの費用も一部含めていますが、観光やスパを何回利用するかによって必要な金額はかなり変わります。目安として、私たちが利用する範囲では、以下です。

  • 舞踊鑑賞:1回1人900円前後
  • カーチャーター:1台1日5,500〜6,500円前後
  • 街スパ:1回1人1,000円前後から(私の場合2,500円ほどでした)

ここに入場料や遠出したときの食事代などが加わります。ホテルなどの高級スパを利用する場合は、街スパよりかなり高くなることもあります。私は、利用したい施設の料金を事前に確認しています。

Q. 予算は、計算した金額ぴったりで考えても大丈夫ですか?

私たちは、計算した金額ぴったりでは考えていません。為替レートが変わったり、予定より外食が増えたり、Grabやタクシーを使う機会が増えたりすることもあります。長く滞在していると、予定していなかった買い物が必要になることもあります。

たとえば、現地滞在費を25万円と見積もったとしても、25万円を上限と考えるのではなく、それとは別に余裕を持たせておく方が安心です。

特に1か月滞在では、毎日の小さな支出が積み重なります。予算を少し多めに見ておくと、「今日はタクシーを使おう」「少しよいレストランに行こう」といった選択もしやすくなります。

まとめ|ウブド1か月の予算は、実例をもとにカスタマイズしてください

ウブドで1か月の予算を立てるときは、まず航空券・保険・ビザ・空港送迎の費用を別枠で取り、そのうえで現地でいくら使えるかを考えてみてください。目安は、中級ホテルに泊まり外食中心で過ごす場合、夫婦2人で月19〜36万円前後です。

私たちは食事や観光も楽しみたいので、25〜36万円前後を想定しています。

次に、どんな滞在をしたいかです。食事は評判のレストラン中心かワルン中心か、カーチャーターで何度も観光したいのか街歩きで十分なのか、宿にどの程度の設備を望むのか。そうしたことを、この記事でまとめた費用感とすり合わせてみてください。

私たちの実例をもとに、節約できるところや、もっと充実させたいところを考えながら予算を作ってみてください。そして、計算した金額ぴったりではなく、少し余裕を持たせておくと安心です。

【関連記事】長期滞在で気になる体調不良や治安をはじめ、困った時のホテル活用までこちらにまとめています。
▶︎ 「ウブド滞在の備え」カテゴリー一覧

【関連記事】ウブドで長期滞在を考え始めたかたは、可能かどうかから、実際の準備全体をテーマごとにまとめています。
▶︎ 「ウブドで暮らすカテゴリー」一覧

為替レート、物価、宿泊料金、交通費などは時期や利用条件によって変わるため、予約・利用前に最新情報をご確認ください。


【この記事を書いた人|じゃんぱらぎ夫婦】
バリには30年ほど通い、15年ほど前から長期滞在をするようになりました。このブログでは、そうした実際の経験をもとに、ウブドで長く暮らすように過ごすための情報をまとめています。

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