結論|両替は「店選び」と「レートの見方」が分かれば、不安なく対応できる
ウブドで長く滞在して感じるのは、ワルンや市場など、現金しか使えない場面が思った以上に多いことです。
そのため、レートの見方や両替の仕方を知っておくことが、滞在を快適にしてくれる鍵だと感じています。
私たち夫婦は、30年近くバリに通うなかで、両替は空港では最低限にして、街なかの信頼できる両替所で替えるようになりました。簡単なレート計算に慣れてからは、日々の買い物や両替もずいぶんスムーズになりました。
といっても、最初からうまくできたわけではありません。空港でまとまったお金を替えて後で後悔したり、レートの良さだけで選んだ両替店で不安な思いをしたこともありました。
この記事では、バリ島・ウブドに長期滞在するシニア世代・大人のご夫婦に向けて、安心できる両替所の選び方、レートの見方や簡単な計算方法、現金を使う場面で気をつけたいことを、私たちの経験をもとにまとめます。
* 本記事の内容は、私たちの個人的な体験および2026年4月時点の情報を参考にまとめた一般的な情報です。為替レート、両替所の営業状況、手数料、本人確認の有無、支払い環境などは変わる場合があります。実際に利用する際は、両替所、銀行、カード会社、各公式サイトなどの最新情報をご確認ください。
露天で新鮮な果物が売られていることがあります。少量から買えるのでよく利用します。支払いは現金のみ、言われた価格は素早くレート計算をして判断します。

通りかかりの露天で新鮮な果物が売られていても、現金がなければ買えません。
ウブドではなぜ両替が重要?|現金が必要な場面が多いバリ島
ウブドでは、現金を使いこなせるかどうかが滞在の快適さを大きく左右します。
現金しか使えない場面が意外と多く、両替をして現金を用意しておくことが、ウブドで滞在では必要です。
また、ウブドは観光地である一方、ローカルな暮らしが色濃く残る街です。そのため、少額の現金をこまめに使う場面が非常に多いのが特徴です。
あらかじめ現金を持っておくことで、支払いのたびに迷うことがなくなり、日々の買い物や食事がスムーズになります。
▶︎ ウブドの支払い方法|現金・クレジットカード・QR決済の使い分け
両替|基本の考え方と注意点
両替に慣れておくと、食事や買い物、チップなどの日常の支払いで慌てずに済みます。
ウブドで長期滞在を重ねる中で、私たちが学んだ「失敗しにくい両替」を、体験を交えてまとめました。
両替の仕方
店に入り、替えたい紙幣を出します。硬貨は扱ってもらえないことがほとんどです。
応対スタッフが、いくらに替わるかを電卓や紙に書いて示してくれ、こちらが納得したら、ルピアに替えてくれます。
受け取る時はサインを求められ、両替所によっては滞在ホテルを聞かれることもあります。
私たちは、両替でパスポート提示を求められたことはありません。ただし、高額両替や店舗によっては本人確認を求められる場合があります。
やり取りは、ほとんど言葉を交わさなくても進みます。
トラブルにならないために
両替所では、大抵目の前で紙幣を数えてから渡してくれます。
しかし、必ずその場で自分の手でも紙幣を数えるようにしています。確認するのは自分自身。相手の目の前で落ち着いて数えることで、後からの行き違いを防げます。
両替後は、受け取ったルピアの金額とレシートの金額が合っているか、その場で確認します。レシートはしばらく保管しておくと安心です。
少額紙幣を多めに確保
ワルンや市場では、お釣りがないこともあり、少額紙幣で払うことが前提になります。
それ以来、両替のときには必ず「小額紙幣を多めにお願いします」と伝えています。Rp5,000、Rp10,000、Rp20,000、Rp50,000などです。

ウブドでRp40,000のTシャツを買おうとしたときのこと。お店のカード読み取り機が不調で、持ち合わせのRp10,0000を出すと、お釣りを調達しに、店員さんが系列店までバイクで行ってくれました。それ以来、少額紙幣を切らさないようにしています。
空港での両替は最低限に
空港の両替所は便利ですが、レートは不利と感じることがあります。。
私たちも初めてのバリ旅行で「現金が必要」と聞き、空港で10万円近くを一気に両替してしまいました。ところが翌日、町を歩いていると、空港よりもずっと良いレートの両替所を発見。胸がズキンと痛みました。
空港では、すぐに必要な「タクシー代+飲み物代+チップ」だけを替え、まとまった金額は町の信頼できる両替店で替えるようにしています。

帰国時にルピアが手元に残ることがあります。私たちは次回のためにそのまま持ち帰ります。そうしておくと、バリ到着後両替せずに、すぐに使えるからです。
両替所|安心して使える店の見分け方
ウブドには、たくさんの両替所がありますが、私たちの経験では、紙幣の数を誤魔化して渡してくる店もありました。
これまでの経験から、信用できる店には共通の特徴があると感じています。
安心できる両替所

「PT. UBUD VALASINDO」安心できる両替所は、店内もきれいでエアコン完備のところが多い。
- 店内が明るく、外からも様子が見える
- レシートを必ず発行する
- 目の前で紙幣を数えてくれる
ウブドでは「BMC」、「セントラルクタ」、「PT. UBUD VALASINDO」、「プンゴセカンのCOCOスーパー内」などが安心。ウブドの通り沿いには、このような店舗がたくさんあります。
ウブドの主要通りにある専業両替所は、私たちの経験では、比較的安心して利用できました。特に両替所が多く揃っているのは、ラヤ・ウブド通り、モンキーフォレスト通り、プンゴセカン通りです。
私たち夫婦は10年以上プンゴセカンの「テガルサリ(Tegal Sari Accommodation)」を滞在宿として利用していますが、ホテルを出たすぐのところに「PT. UBUD VALASINDO」があり便利でした。レートもよく、いつもきちんと対応してくれトラブルは一度もありませんでした。
兼業の両替所は避ける
土産物店などが両替を兼業しているところもありまが、私たちは、どんなにレートが良くても、避けるようにしていました。
あるとき、雑貨店兼業の両替所に入りました。レートが良いと思って替えたら、渡された紙幣が数枚足りないことに店を出た後に気付きました。
戻って抗議しましたが、取り合ってもらえず、悔しい思いをしました。それ以来、「兼業の両替所は利用しない」ようにしています。
やむをえずそのような両替所を利用した時は、必ず「その場で相手の目の前で確認」をします。
極端にレートが良い店には注意
周囲の店より極端にレートが良い場合は、少し慎重に見た方がよいです。
一見すると得に見えても、手数料が別にかかったり、受け取る金額が分かりにくかったりすることがあります。レートだけで選ばず、店内の様子、レシートの有無、目の前で紙幣を数えてくれるかを見て判断します。
少しでも不安を感じた場合は、無理にその店で替えず、別の専業両替所を使うようにしています。

私たちは、できるだけ同じ店で両替をするようにしています。長く滞在していると、街歩きの中でレートや店の雰囲気から、落ち着いて利用できる店が分かってきます。
両替では、少しのレート差よりも、受け取る金額を確実に確認できることを大切にしています。
ウブド両替レートの見方と簡単な換算のコツ
両替や買い物をするときに迷わないよう、両替所のレートの見方と、電卓を使わない簡単な換算の方法をまとめました。
レートを見る目的
両替所選びや、買い物の支払いの際に関わってくるのが「レート」です。
- どの両替所が日本円に有利かを判断するため
→ 日本円の欄に表示されている数字が大きい両替所を選ぶ - 買い物の際に、その価格が高いかどうかを判断するため
→ その時のレートをもとに、日本円に換算して判断する
レートは頻繁に変わる
レートは1日の中でも変動します。そのため、私たちは一度にたくさん両替することはせず、必要な分だけをこまめに替えるようにしています。
反映されるタイミングは、店によって異なります。そういうことも、店ごとのレートの違いになって現れます。
両替所の看板表示(JPY)の読み方

JPYのところが119.50。1万円を替えると、約119万5,000ルピアになる。
両替所の看板にある「JPY」の数字がレートです。
画像のように119.50と表示されている場合、1円=Rp119.5。1,000円を替えるとRp119,500になって戻ってきます。(これは値札にRp119,500とあったら、おおよそ1,000円の品ということでもあります)
たとえば、1,000円を替える時
- レート110なら、Rp110,000になる
- レート90なら、Rp90,000になる
これからわかるように、数字が大きいほど日本円に有利です。
買い物時に計算をシンプルにする、簡易換算
買い物の時、毎回電卓を使うのは面倒です。私たちは「大まかな目安」を覚えることでストレスを減らしています。
レート100を基準に、
- レートが100より大きければ、0を2つとった金額より安い
- レートが100より小さければ、0を2つとった金額より高い
と考えます。
「払ってもいい金額かどうか」が分かれば十分なので、正確な換算は必要ないと考えています。
もう少し噛み砕くと、考え方は以下のようになります。
ざっくり換算ルール
- レート110の場合
→「ゼロを2つ取って 約9割」が日本円
Rp10,000の商品が、約90円で買える - レート90の場合
→「ゼロを2つ取って 約1.1倍(1割増し)」が日本円
Rp10,000の商品が、約110円で買える
日本円への換算は、ルピア ÷ レート(Rp/JPY)= 日本円 。
レートが110の場合:Rp10,000 ÷ 110 ≒ 約90円
(Rp10,000の品物が約90円で買える計算)
ルピア → 日本円 ざっくり換算表(目安)
※以下は正確な換算ではなく、買い物時に「高いか安いか」を判断するための目安です。
| ルピア(Rp) | レート110 | レート90 |
|---|---|---|
| Rp100,000 | 約900円 | 約1,100円 |
| Rp200,000 | 約1,800円 | 約2,200円 |
| Rp500,000 | 約4,500円 | 約5,500円 |
為替の基本的な考え方については、日本銀行の解説も参考になります。
両替で困らないための Q&A
※表示レートは店舗や時間帯によって多少変動します。
私たちは少しまとまった金額を替えるときは、BMC両替の公式サイトで、その日のレートを確認するようにしています。現在の最新レートは、以下の公式ページで確認できます。
▶︎BMC両替 公式 HP:BMC Money Changer
日本円をルピアに替える時は「BUY(Buying)」のJPY欄をみます。
両替に慣れることが、ウブド滞在を楽にする
初めは不安だった両替も、滞在を重ねるうちに、ウブドでの暮らしや街歩きを支える「日常」のひとつになっていきました。
・レートを比較する
・信頼できる両替所を選ぶ
こうした判断が自然にできるようになると、支払いのたびに迷うことが減り、行動の幅も広がっていきます。
現金が欠かせないバリ島では、「両替」を知っておくことが、そのまま滞在の安心感につながります。
バリ・ウブドで長期滞在を考える時、何を持っていけばよいか、通信手段はどうするか、といったこともといったことも気になると思います。以下の記事でまとめました。
▶︎ バリ島1か月滞在の持ち物リスト|シニアにも快適な長期ステイ準備ガイド
▶︎ バリ・ウブド長期滞在の通信手段|SIM・eSIM・Wi-Fiの選び方
▶︎ ウブド滞在の備えカテゴリー一覧
本記事の内容は、私たちの個人的な体験および2026年4月時点の公的情報を参考にまとめた一般的な情報です。個別のケースに対する保証や、法的・専門的なアドバイスを行うものではありません。実際の対応や判断にあたっては、必ず保険会社、カード会社、在外公館などの最新の公式情報・指示を優先してください。
ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。このブログでは、夫婦で実際に暮らすように過ごす中で感じたことや経験をまとめています。


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