ウブド滞在の備え

バリ・ウブドの両替で失敗した経験から|両替所で確認していることと、簡単レート計算

結論|両替は「店選び」と「レートの見方」が分かれば、落ち着いて対応できる

ウブドで長く滞在していると、現金しか使えない場面が思った以上に多いことに気づきます。

必要なときに迷わず両替できると、日々の支払いがぐっと楽になります。また、ルピアの金額をおおよその日本円に換算できれば、買い物でも価格をすばやく判断できます。

とはいえ、私たちも最初からうまくできたわけではありません。レートの良さだけで選んだ両替所で不安な思いをしたり、日本円への換算ができず、買い物をためらったりしたこともあります。

この記事では、バリ島・ウブドに長期滞在するシニア世代・大人のご夫婦に向けて、安心して利用しやすい両替所の選び方、レートの見方と簡単な計算方法、現金を使う場面で気をつけたいことを、私たちの経験をもとにまとめます。

本記事は、私たちの体験と2026年7月時点の情報をもとにまとめています。為替レートや両替所の営業状況、手数料、対応方法は変わる場合があります。利用時は店頭表示や各両替所の公式情報をご確認ください。

路上で南国フルーツを売る女性

通り沿いの露店では、新鮮な果物を少量から買えることもあります。現金を用意し、価格をおおよそ日本円に換算できると、買い物もスムーズです。

ウブドではなぜ両替が重要?|現金が必要な場面が多いバリ島

ウブドでは、ワルンや市場、露店、有料トイレなどでは、現金しか使えないことがほとんどで、両替をして現金を用意しておくことが必要です。

また、ウブドは観光地である一方、ローカルな暮らしが色濃く残る街です。そのため、少額の現金をこまめに使う場面が非常に多いのが特徴です。

あらかじめ現金を持っておくことで、支払いのたびに迷うことがなくなり、日々の買い物や食事がスムーズになります。

さらに、どの場面で現金が必要になるのかを知っておくと、両替の判断も楽になります。
【関連記事】滞在中、毎日発生する支払い。場面ごとの支払い(現金・カード・アプリ)方法や、現金の扱いをこちらでまとめています。
▶︎ ウブドの支払い方法|現金・クレジットカード・QR決済の使い分け

両替|基本の考え方と注意点

両替に慣れておくと、食事や買い物、チップなどの日常の支払いで慌てずに済みます。

ウブドで長期滞在を重ねる中で、私たちが学んだ「失敗しにくい両替」を、体験を交えてまとめました。

両替の仕方

店に入り、替えたい紙幣を出します。ただし、硬貨は扱ってもらえないことがほとんどです。

応対スタッフが、いくらに替わるかを電卓や紙に書いて示してくれ、こちらが納得したら、ルピアに替えてくれます。

スタッフが目の前で紙幣を数えてから渡してくれます。受け取る時はサインを求められ、両替所によっては滞在ホテルを聞かれることもあります。

私たちは、両替でパスポート提示を求められたことはありません。ただし、高額両替や店舗によっては本人確認を求められる場合があります。

やり取りは、ほとんど言葉を交わさなくても進みます。

受け取った紙幣は店内で確認する

以前、スタッフが紙幣を数えている途中でその場を離れ、戻ったあとに最初から数え直さないまま受け取ったところ、あとで紙幣が足りないことに気づきました。

それ以来、途中で作業が中断されたときは最初から数え直してもらい、受け取ったルピアとレシートの金額も、その場で確認するようにしています。

少額紙幣を多めに確保

ワルンや市場では、お釣りがないこともあり、少額紙幣で払うことが前提になるので、両替のときに「小額紙幣を多めにお願いします」と伝えています。Rp5,000、Rp10,000、Rp20,000、Rp50,000などです。

ウブドでRp40,000のTシャツを買おうとしたときのこと。お店のカード読み取り機が不調で、持ち合わせのRp100,000を出すと、お釣りを調達しに、店員さんが系列店までバイクで行ってくれました。それ以来、少額紙幣を切らさないようにしています。

空港での両替は最低限に

空港の両替所は便利ですが、レートは不利と感じることがあります。

私たちも初めてのバリ旅行で「現金が必要」と聞き、空港で10万円近くを一気に両替してしまいました。ところが翌日、町を歩いていると、空港よりもずっと良いレートの両替所を発見。胸がズキンと痛みました。

空港では、すぐに必要な「タクシー代+飲み物代+チップ」だけを替え、まとまった金額は町の信頼できる両替店で替えるようにしています。

帰国時にルピアが手元に残ることがあります。私たちは次回のためにそのまま持ち帰ります。そうしておくと、バリ到着後両替せずに、すぐに使えるからです。

両替所|安心して使える店の見分け方

ウブドには、たくさんの両替所がありますが、私たちの経験では、紙幣の数を誤魔化して渡してくる店もありました。

これまでの経験から、信用できる店には共通の特徴があると感じています。

両替所を選ぶときに見るポイント

「PT. UBUD VALASINDO」安心できる両替所は、店内もきれいでエアコン完備のところが多い。

初めて利用する店では、まず次のような点を見ています。

  • 両替を専門にしている店舗
  • 店内が明るく、外からも様子が見える
  • 店名やレートが分かりやすく表示されている
  • 周囲の店と比べて、極端に良いレートではない

実際に両替するときは、レシートが発行されるか、紙幣を目の前で数えて渡してくれるかも確認します。少しでも手続きが分かりにくかったり、不安を感じたりした場合は、両替をやめて別の店を選ぶようにしています。

ウブドでは「BMC」、「セントラルクタ」、「PT. UBUD VALASINDO」、「プンゴセカンのCOCOスーパー内」などが安心。ウブドの通り沿いには、このような店舗がたくさんあります。

私たち夫婦は10年以上プンゴセカンの「テガルサリ(Tegal Sari Accommodation」を滞在宿として利用していますが、ホテルを出たすぐのところに「PT. UBUD VALASINDO」があり便利でした。レートもよく、いつもきちんと対応してくれトラブルは一度もありませんでした。

兼業の両替所は避ける

土産物店などが両替を兼業しているところもありますが、私たちは、どんなにレートが良くても避けるようにしていました。

あるとき、雑貨店兼業の両替所に入りました。レートが良いと思って替えたら、渡された紙幣が1枚足りないことに店を出た後に気付きました。

戻って抗議しましたが、取り合ってもらえず、悔しい思いをしました。それ以来、「兼業の両替所は利用しない」ようにしています。

やむをえずそのような両替所を利用した時は、必ず「その場で相手の目の前で確認」をします。

極端にレートが良い店には注意

周囲の店より極端にレートが良い場合は、少し慎重に見た方がよいです。

一見すると得に見えても、手数料が別にかかったり、受け取る金額が分かりにくかったりすることがあります。レートだけで選ばず、店内の様子、レシートの有無、目の前で紙幣を数えてくれるかを見て判断します。

私たちは、できるだけ同じ店で両替をするようにしています。長く滞在していると、街歩きの中でレートや店の雰囲気から、落ち着いて利用できる店が分かってきます。

両替では、少しのレート差よりも、受け取る金額を確実に確認できることを大切にしています。

ウブド両替レートの見方と簡単な換算のコツ

両替や買い物をするときに迷わないよう、両替所のレートの見方と、電卓を使わない簡単な換算の方法をまとめました。

レートを見る目的

両替所選びや、買い物の支払いの際に関わってくるのが「レート」です。

  • どの両替所が日本円に有利かを判断するため
    → 日本円の欄に表示されている数字が大きい両替所を選ぶ
  • 買い物の際に、その価格が高いかどうかを判断するため
    → その時のレートをもとに、日本円に換算して判断する

レートは頻繁に変わる

レートは1日の中でも変動します。そのため、私たちは一度にたくさん両替することはせず、必要な分だけをこまめに替えるようにしています。

反映されるタイミングは、店によって異なります。そういうことも、店ごとのレートの違いになって現れます。

両替所の看板表示(JPY)の読み方と判断

JPYのところが119.50。1万円を替えると、約119万5,000ルピアになる。

両替所の看板にある「JPY」の数字がレートです。

画像のように119.50と表示されている場合、1円=Rp119.5。1,000円を替えるとRp119,500になって戻ってきます。(これは値札にRp119,500とあったら、おおよそ1,000円の品ということです。)

たとえば、1,000円を替えた時

  • レート110なら、Rp110,000になる
  • レート90なら、Rp90,000になる

これからわかるように、数字が大きいほど日本円に有利です。

買い物時に計算をシンプルにする、簡易換算

買い物の時、毎回電卓を使うのは面倒です。私たちは「大まかな目安」を覚えることでストレスを減らしています。

レート100なら、ルピアの金額からゼロを2つ取ると、日本円になります。

  • Rp10,000 → 100円
  • Rp100,000 → 1,000円

レート100を基準にすると、レートが100より大きい場合は日本円では安くなり、100より小さい場合は高くなります。

たとえば、

  • レート110なら、ゼロを2つ取った金額の約9割
    Rp10,000 → 約90円
  • レート90なら、ゼロを2つ取った金額の約1.1倍
    Rp10,000 → 約110円

「払ってもいい金額かどうか」が分かれば十分なので、正確な換算は必要ないと考えています。

ルピア → 日本円 ざっくり換算表(目安)
ルピア(Rp) レート110 レート90
Rp100,000 約900円 約1,100円
Rp200,000 約1,800円 約2,200円
Rp500,000 約4,500円 約5,500円

上の表は、正確な換算ではなく、買い物時に「高いか安いか」を判断するための目安です。

為替の基本的な考え方については、日本銀行の解説も参考になります。

両替で困らないための Q&A

  • Q. レートの良し悪しは?
    A. 数字が大きいほど有利。換算は1円=110なら1万円で110万ルピアです。
  • Q. 両替所で失敗しないコツは?
    A. レシートを受け取り、金額を店内で再チェック。疑問はその場ですぐスタッフに確認します。空港での両替は必要最低限にし、まとまった金額は街中の信頼できる両替所で替えると安心です。
  • Q. 両替でパスポートは必要?
    A. 基本不要。ただし高額を替えるときには求められることがあります。
  • Q. 両替で言葉は?
    A. 多くの両替所では、日本円を出せば両替したいことは伝わります。英語なら「Change」「Rate」「Yen」だけで伝わることが多いです。
  • Q. 両替で1万円札を出して7,000円分だけ両替はできる?
    A. 店によっては可能。1万円札を出して「7,000 yen only, please.」と伝えれば、残りを日本円で返してもらえることがあります。ただし、対応は両替所によって異なるため、その場で確認してください。
  • Q. 両替はきれいなお金でないとだめ?
    A. 破れや汚れのあるお札は、受け取ってもらえないことが多いです。
  • Q. 少額紙幣を確保するには?
    A. 両替所で「小額も少し混ぜて」と頼みます。「Could you include some small bills, please?」私たちは、買い物で少額紙幣のお釣りをもらうこともあります。
  • Q. 現地レート情報はどこで入手できる?
    A. BMC・セントラルなど公式HPの最新レート欄や店頭掲示板で確認推奨。

※表示レートは店舗や時間帯によって多少変動します。

私たちは少しまとまった金額を替えるときは、BMC両替の公式サイトで、その日のレートを確認するようにしています。現在の最新レートは、以下の公式ページで確認できます。
▶︎BMC両替 公式 HPBMC Money Changer
日本円をルピアに替える時は「BUY(Buying)」のJPY欄をみます。

両替に慣れることが、ウブド滞在を楽にする

初めは不安だった両替も、滞在を重ねるうちに、ウブドでの暮らしや街歩きを支える「日常」のひとつになっていきました。

・レートを比較する
・信頼できる両替所を選ぶ

こうした判断が自然にできるようになると、支払いのたびに迷うことが減り、行動の幅も広がっていきます。

現金が欠かせないバリ島です。私たちは、到着後早い段階で、BMC公式サイトなどでその日のレートを確認し、信頼できる両替所で両替をします。その時、少額紙幣を多めにもらうように意識しています。

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▶︎ 「ウブド滞在の備えカテゴリー」一覧

 執筆:じゃんぱらぎ夫婦(60代、ウブド滞在歴20年以上・長期滞在8回)

本記事は実体験と2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
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