ウブドでの長期滞在中、毎朝のシャワーで使う石鹸の香りは、私たち夫婦の小さな楽しみです。KOUのレモングラスの香りで一日を始めることもあります。
ウブドでお土産に石鹸を選ぶなら、どこで何を買えばいいのか。この記事では、シニア世代や大人の旅行者に向けて、バリに30年通う私たち夫婦が実際に買って使った3ブランドの価格・香り・買える場所を比べ、ばらまき用から家族用まで、用途別の選び方をまとめました。

店頭にはさまざまな香りや種類の石鹸が並び、お土産選びも楽しめます。
普段使いならブラットワンギ、贈り物ならKOU、成分重視ならセンセイシャ
私たちが実際に使ってきた3ブランドは、それぞれ選びやすさが違いました。ブラットワンギは価格の面でも普段使いしやすく、KOUは小さなサイズやパッケージが贈り物向き。センセイシャは成分表示やテスターを確認しながら選べるのが特徴です。
用途によって選び分けると、自分用にもお土産にも選びやすくなります。ブランドごとに価格帯・香り・使い心地・向いている用途が大きく異なります。私たちが実際に見て感じた違いを、分かりやすくまとめると次のようになります。
| ブランド名 | 主な特徴 | 香り/成分 | 価格目安(円) | おすすめ用途 | 店舗・入手法 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブラットワンギ | 手作り・種類豊富・低価格 | 自然派/多彩 | 約150~ | 日用・ばらまき用 | 工房・デルタデワタスーパー |
| KOU | パッケージ印象的・日本語対応 | レモングラス/ローズ等 | 約250~/小80~ | ギフト・家族用・小サイズはばらまきにも | ウブド中心部デヴィシタ通り |
| センセイシャ | 成分表示・テスター有り | ゴートミルク・チャコール等 | 約1,400~ | 贅沢ケア・トータルケア | モンキーフォレスト通り2店 |
記事でご紹介するお店を、徒歩移動の目安が分かるようにまとめた地図です。王宮・市場・モンキーフォレストからの位置関係を把握しておくと、無理のない買い物ルートが組みやすくなります。

ウブド中心部の石鹸ショップ位置関係マップ
▶︎Googleマップでウブド中心部を確認する:ウブド中心部地図
ブラットワンギの工房は、通りから外れ分かりにくい場所にあります。Googleマップを使える状態にしておくと迷わずに行くことができます。通信手段については、こちらの記事でまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在の通信手段|SIM・eSIM・Wi-Fiの選び方
私たちシニア夫婦が石鹸をお土産に選ぶ理由
毎日使えて実用的|香りを楽しみやすく価格も手頃
石鹸は日常的に使うものなので、お土産としても贈りやすい品です。ウブドで見かける石鹸には、植物由来の素材を取り入れたものが多くあります。私たちが使ったものは、香りが比較的やわらかく、日常使いしやすいと感じました。
軽くて壊れにくい|長旅でも持ち帰りやすい
滞在中のお土産選びでは、重さや壊れやすさも気になりますが、石鹸は軽く、壊れにくく、スーツケースのすきまに無理なく収まります。以前、陶器や木製品を持ち帰る際に苦労したことがありますが、石鹸は荷物の負担が少なく済みました。
香りで旅を思い出せる|日常にウブドの記憶を残せる
いつからか、私たち夫婦はウブドに行くと、石鹸をまとめ買いするようになりました。帰国後、季節や肌の状態によって使い分けながら1年くらいかけて楽しんでいます。香りによって思い出される風景が異なり、日常の中でウブドの旅を思い出すきっかけになっています。
ブラットワンギ(Burat Wangi)|1個約150円から、自分用にもばらまき土産にも
低価格で、種類も多く、日常使いをしやすいと思っています。私たちは滞在中にいくつか試し、その日の気分や季節に合わせて香りを使い分けていました。
工房で感じた手作りの温もりと香りの魅力

工房では、石鹸を手作りしている工程を見ることができます。
私たちが初めて「ブラットワンギ」の工房を訪れたのは、20年ほど前。工房はラヤウブド通りを外れた田んぼの散歩コースにありました。入口の棚には手作りの石鹸が丁寧に並べられていました。
製造中の石鹸からは、草木や野花を思わせるほっとするような香りが漂っていました。化学的な香料とは違う、柔らかで、森の中にいるかのような心地よさでした。
ここで買ったサンダルウッドやミントの石鹸が気に入り、滞在中用にも、お土産にも買うようになりました。
まとめ買いに便利|デルタデワタでの購入体験

デルタデワタのブラットワンギコーナー。工房より品揃えがよく、価格も同じ。
ブラットワンギの石鹸工房は、中心部から外れたところにあります。購入もできますが、種類が思ったほど揃っていないように感じました。
その点、ウブドの東側にある大型スーパー「デルタデワタ」内の専用コーナーは品揃えが豊富で、価格も工房と変わりません。毎回30個ほど、約550,000ルピアを購入しています。

旅の後半になると、ブラットワンギの石鹸をまとめ買いするために、デルタデワタに出かけます。滞在先のプンゴセカンのホテル「テガルサリ」からは片道2kmほど。公共交通機関TMDバスを利用しました。
【関連記事】TMDバスを使った負担のない街歩きについては、以下の記事で詳しくまとめています。あわせて参考にしてみてください。
▶︎ ウブドのバス「トランスメトロデワタ(TMD)」ガイド
記事中では、アンドンのデルタデワタへの買い出しについて、その時の様子を書いています。
同世代の友人や娘にも喜ばれた、肌あたりと香り
ブラットワンギの石鹸は、1個150円ほどからと手頃で、種類も多いため、気軽にまとめ買いができます。配る相手が多いときにも助かります。
周囲の同世代の友人からは「肌がチクチクしない」「自然な香りがいい」といった感想が多くありました。娘も気に入っていて、私たちがバリに出かけるときは、自分に合った種類の石鹸をリクエストしてきます。初めて差し上げる方には以下を選んでいます。
初めて差し上げる方に
香料なし・肌が気になる方向け:Unscented Coconut Cream Soapは香料を加えていないココナッツ石鹸で、洗い上がりのしったり感が気にいっています。
バリらしい香り:Scented Frangipani Coconut Cream Soapはバリでよく見かけるフランジパニの甘く優しい香りがします。
メイク落としに使える:Orange & Ricebran Coconut Soapは古い角質や汚れを落とすとされ、軽いメイクも落とせ、私も重宝に使っています。
種類の多い自然派石鹸ということで、私も、乾燥が気になる時期、夏の汗が気になる時など、季節によって使い分けています。
KOU(コウ)|パッケージがかわいい、贈り物向きのお土産石鹸
ばらまき用として選びやすい小さめのサイズもあり、包装もやわらかい雰囲気で、贈り物としても使いやすいと感じます。
ウブド中心部の小さな石鹸専門店

デヴィシタ通りの中ほどにあるKOU。小さな店舗ですが、外観もかわいらしく目を引きます。
店内はカラフルな石鹸がずらりと並び、小さなスイーツショップのようです。石鹸選びの時間が宝探しのような楽しさでした。

端材とはいえ、十分使えるので自分用に。
香りで気分が変わる|日常使いの楽しみ方
リフレッシュしたいときに使うレモングラスとは別に、私のお気に入りのひとつがローズ。KOUのローズの香りは優しくふくよかです。明るく前向きな気持ちになれる香りです。
夫はミントの香りを好んで使っています。特に汗をかく季節には、そのさわやかな使い心地が手放せないそうです。こうした日常の中での小さな幸せが、旅の記憶を鮮やかに蘇らせてくれます。香りや使い心地には好みが分かれる部分ですが、私たちにとっては使い続けやすいものでした。
贈り物に最適|パッケージと小サイズの魅力

キャンディーのように包まれ、軽くて見た目もかわいらしく、お土産に最適。
プレゼントにする時、意外と気になるのがパッケージ。KOUには、贈り物用の小さなカゴやプチ紙袋が用意されています。そのまま渡しやすいのも、お土産として選ぶ理由になっています。
また20gのキャンディサイズは、孫にプレゼントしたところ「お菓子みたい!」と喜んでくれました。一個80円ほどなので、数個ずつ組んでばらまき用にも購入しますが、それ用の小袋ももらえます。
レギュラーサイズは、一個250円ほどからでブラットワンギにくらべ価格は少し高めです。中には、箱に入った石鹸もあり、パッケージに惹かれて近くを通ると必ず除いてしまいます。
【関連記事】KOUの向かいには、買い物ついでに寄りたいワインが似合う大人のレストランがあります。食事場所を探している方は、実際に訪れた体験記を参考にしてみてください。
▶︎ ウブドは夜歩きも楽しい|歩いた先のPicaはシニア夫婦が通う南米料理店
センセイシャ(Sensatia Botanicals)|成分を確かめて選べる、上質なお土産石鹸
価格は高めですが、成分を確かめながら選べるブランドです。ひと通りのケア用品を同じブランドで揃えることができます。日本語では「センサティア」と表記されることもあります。
モンキーフォレスト通りの直営店で、石鹸からケア用品まで選べる

モンキーフォレスト通りのセンセイシャ店舗。サッカー場近くにあり、明るく入りやすい雰囲気。
センセイシャは、バリ島でもよく見かける自然派コスメブランドの一つで、ウブドのモンキーフォレスト通りには直営の店舗が2軒あります。王宮からモンキーフォレスト通りを数分南下したところと、さらに5分ほど南下したサッカー場の近くにあります。
店内には石鹸のほか、化粧水やローション、ボディオイルなどが並び、同じブランドで日々のケアをそろえやすいと感じています。石鹸と一緒に使うものを選べるのも、このお店ならではの楽しみです。
実際に使って感じた洗い心地と使い分け
私がセンセイシャで選んだのはゴートミルクソープ。泡立ちはクリーミーで、洗い上がりはつっぱりにくく感じました。乾燥が気になる季節にも、私には使いやすい石鹸でした。夫はチャコールソープを使うと、汗をかいた日のベタつきをすっきり洗い流せると気に入っているようです。
成分表示とテスターで安心して選べる理由

テスターが用意されているので、香りや使い心地を確かめながら選べます。
センセイシャの商品は、製品ごとに成分がきちんと表示されています。年齢とともに肌が敏感になってくる私たちにとって、何が使われているかを確認できることは、選ぶ際の判断材料になります。
また、店内にはテスターが置かれていることが多く、香りや使い心地を確かめてから選べます。成分表示とともに、購入の際の安心感がありました。
価格は、石鹸としては決して安くはありませんが、トータルケア商品が揃うことや、成分表示の分かりやすさから、納得して選べる範囲かなと感じています。
【関連記事】センセイシャの周辺には、徒歩圏で滞在しやすい宿や、バティックショップもあり、街歩きが楽しめる場所です。
▶︎ コマネカ・モンキーフォレスト宿泊記|ウブド中心でも静かな宿
▶︎ Lucy’s Batik|カジュアルバティック
私たちの体験談|滞在中と帰国後の石鹸の楽しみ方
ウブド滞在中に石鹸を使い分けるバスタイム
私のウブド滞在中のバスタイムは、石鹸を使い分けています。朝は気分をシャキッと切り替えたいので、KOUのレモングラスの香りでリフレッシュ。昼間に疲れを感じた時は、ブラットワンギのサンダルウッドで気持ちがリラックスしていくように感じています。
そして夜は、センセイシャのゴートミルク石鹸でしっとり保湿しながら一日の疲れを優しく洗い流します。こうして石鹸を楽しむことができるのも、長期滞在だからこその贅沢かもしれません。
帰国後も続く|季節と香りで楽しむ使い方
石鹸は、帰国してからも旅を思い出させてくれます。娘が好むフランジパニの石鹸を浴室で使うと、家族全員が「バリの匂いがする!」と話題に。季節に合わせて香りや使い心地を変えるのも楽しみ方の一つです。
引き出しに小分けして保管することで、衣類にもほんのり香りが移せるのも嬉しいです。
ウブドで石鹸をお土産に買うときの選び方と注意点
旅先で選ぶ石鹸は、香りや見た目だけでなく、肌への相性も大切です。シニア世代になると、季節や体調によって乾燥や刺激を感じやすくなることがあります。
私たちは、初めて使う石鹸はまず短時間から試し、肌の様子を見ながら使うようにしています。毎日使うものだからこそ、「気持ちよく使い続けられるか」を基準に選ぶことで、旅の思い出を無理なく楽しめると感じています。石鹸を贈り物に選ぶ際には、相手の香りの好みなどを考えています。
家族や、ばらまき用なら
KOUのキャンディサイズ(1個80円ほど)や、ブラットワンギ(1個150円ほど)が手頃です。KOUでは小分け用の小袋ももらえます。家族にも喜んでもらえます。
親しい人へなら
KOUのレギュラーサイズや箱入りの石鹸、成分を確かめて選べるセンセイシャは、親しい人だけでなく、少しあらたまったギフトにも向きます。
石鹸を贈り物に選ぶ際の注意点
香りの好みを考える
フローラル系、ウッディ系など香りの種類が多いため、相手の好みが分かれば選びやすくなります。分からない場合は、香りの強すぎないものを選ぶようにしています。
敏感肌には成分表示が明確なブランド
成分表示を確認しやすいものを選ぶようにしています。センセイシャは成分表示が分かりやすく、店頭でテスターを確認できる商品もあるため、選ぶときの判断材料にしやすいと感じました。
【関連記事】石鹸をお土産にするとき、私はよくバティックの巾着に入れて贈ることがあります。センセイシャの近くのPithecanthropusには柄違いで置いてあります。
▶︎ Pithecanthropus Ubud|小物・雑貨で選ぶバティック土産
ウブド石鹸ブランドQ&A
これまで何度も持ち帰っていますが、極端に湿気の多い場所を避ければ、特に困ったことはありませんでした。私は帰国後、紙袋などに入れて引き出しに分けて保管し、香りや季節に合わせて1年ほどかけて使うこともあります。
KOUとセンセイシャはウブド中心部にあり、街歩きの途中に立ち寄りやすいです。ブラットワンギは工房まで少し距離があり、私たちはデルタデワタでも購入しています。デルタデワタはスーパーの一売り場なので、商品の説明を聞きながら選びたい場合は、専門店の方が向いています。
【関連記事】
石鹸ショップを巡る街歩きも楽しいですし、途中には石鹸ショップもあります。ウブドを歩くときに注意したいポイントをまとめた記事も参考にしてください。
▶︎ ウブドの街歩き|通り別の歩きやすさと足元・横断・夜道の注意点
▶︎ バリ土産のバティック選び|30年通って分かった失敗しない選び方とウブドの店6選
まとめ|ウブドで石鹸のお土産を選ぶなら
ウブドの石鹸は、軽くて壊れにくく、帰国後も日常の中で楽しめるお土産です。選ぶときは、次のように使い分けると迷いません。
- 中心部で選ぶなら:KOUとセンセイシャは王宮から徒歩圏内。街歩きのついでに立ち寄れます(KOUは水曜定休)。
- まとめ買いなら:ブラットワンギは種類の多いデルタデワタへ。工房は土日休みで、場所も分かりにくいので注意。
- 初めての香りは:小さいサイズで試してから買い足すと安心です。
- 持ち帰りは:紙で包み、湿気を避けて保管すれば、1年ほどかけて楽しめます。
私たちも滞在中にいくつか使い、気に入った香りを帰国前に買い足しています。
30年ほど前、初めてバリを訪れたあと、旅を思い出させてくれたものの一つが、ホテルの石鹸の香りでした。今では、自分たちの好みに合う石鹸を探して持ち帰ることも、ウブド旅の楽しみの一つになっています。
▶︎ 「ウブドで買うもの」関連記事


コメント