部屋タイプ徹底紹介|どの部屋を選ぶべきか
バリ島ウブドに訪れ初めて20年あまり。様々なホテルに宿泊してきました。シニア世代となったいま、私たち夫婦が最後に落ち着いたのが「テガルサリ(Tegal Sari Accommodation)」です。
はじめは、「コスパ抜群」という評判に半信半疑で宿泊したのですが、実際に滞在してみると、手ごろな価格以上の価値が感じられました。
清潔な部屋、美しい田園風景、そしてスタッフの心温まるサービス。ウブドで長期滞在をしたいと考える私たちシニア夫婦には最高の環境でした。
今回は、そんなテガルサリの宿泊料金と部屋タイプを徹底的に紹介しつつ、私の体験談を交えながらレビューしていきます。
テガルサリの部屋タイプと料金まとめ
テガルサリは全41室、多様なタイプを揃えています。手頃な価格のスタンダードルームから、贅沢なプライベートプール付きヴィラまで幅広く、バックパッカーから家族連れまで快適に滞在ができます。
私自身も何度か異なる部屋を泊まってみて、その特徴と快適さを実感しています。料金は季節により変動しますが、おおよその目安としてご紹介します。
全室に共通する設備
どの客室でも、快適に過ごせるようエアコンと天井ファンが完備され、冷蔵庫やミニバー、ティー&コーヒーメーカーも揃っています。
さらにWi-Fi接続やセーフティボックス、ドライヤー、充実したアメニティが用意され、特にランドリーサービスは他のホテルに比べ格安です。テレビも標準装備されています。
部屋ごとの料金と、特徴
低価格で快適な客室
・スーペリアルーム Rp.400000(4000円)
高い天井と木材が醸し出す温かみのあるインテリアが特徴。明るい全面ガラスの入り口からは庭の向こうに広がる田んぼの景色が楽しめ、テラスで過ごす時間は格別です。
・デラックスルーム Rp.630000(6300円)
2室あり、それぞれガーデンビューまたは田んぼビューが選べます。静かな環境で、自然と一体になれる落ち着いた空間です。
田んぼビューが魅力の部屋
・スーパーデラックスルーム Rp.860000(8600円)
全11室の2階建てで、1階はダブルとキングサイズのツインベッド、2階はキングサイズダブルベッドになっています。リビングスペースと広いテラスやバルコニーが付いており、ゆったりくつろげるため長期滞在にも向いています。
どの部屋からも田んぼが望めますが、特に写真の#10からの眺望は素晴らしいです。
バリらしいの木の温もりと眺望の良さ
・ウッデンルーム Rp.630000(6300円)
壁や床の素材が全て木材で造られ、バリの伝統的な温かみを感じられる客室です。プールのすぐ横にあり、天蓋付きのダブルベッドがロマンティックな雰囲気を演出しています。
・スーパーデラックスウッデンルーム (Rp.860000(8600円)
広さや造りはスーパーデラックスと同じですが、内装は全て木材仕上げ。天蓋付きのダブルベッド。バルコニーにはデイベッドがあり、田んぼ越しにモンキーフォレストの緑豊かな森が広がり、眺望が魅力です。
モダンで機能的な新棟
・ニャリアン ルーム Rp.860000(8600円)
2014年新設のモダンな棟に位置し、庭園ビューか田んぼビューが選択可能。広々としたデイベッドとリビングスペースがあり、シングルベッド2台が備わっています。シャワーブースのみでバスタブはありません。建物の屋上には眺望を楽しめるルーフトッププールがあります。
眺望抜群の部屋
・ヴィラ スサピ2階 Rp.132000(13200円)
田んぼを一望できる大きな窓とバルコニーが備わります。デッキチェアで日光浴を楽しみながら、ゆったりとしたプライベートタイムが過ごせます。
・ヴィラ ♯12 ライスフィールドビュー2階 Rp.155000(15500円)
四方に大きな窓が設置されており、テガルサリ内でも特に優れた眺望を誇ります。キチネットとテラス、さらにデイベッドはエキストラベッドにもなるため、ファミリーにも対応可能です。
・スイート ルーム Rp.155000(15500円)
2014年築の新棟3階にあり、広いリビングとバルコニーからハノマン側の田んぼを一望できます。カウチソファがあるリビングに加え、デイベッドとしても使えるバルコニーソファが特徴。明るく広々としたバスルームも魅力の一つです。
プライベートプール付きヴィラの贅沢体験
・ヴィラ ♯11 プライベートプール付き1階 Rp.178000(17800円)
約2.4m×4mのプライベートプールがあり、オープンエアのバスタブはプールへ直接アクセス可能です。2階の#12と併せて借りることもでき、2ベッドルーム仕様として利用できます。
・ヴィラ ♯14 1ベッドルーム プライベート プール付き Rp.2700000(27000円)
メゾネットタイプの広々としたヴィラで、1階に3m×6mのプールとリビング、キチネット、バスルームが完備。2階にはキングサイズベッド2台の寝室があり、滞在中にスパサービスも受けられます。
プラーベートプールもキッチンもついた、ラグジュアリー空間
・ヴィラ スサピ 1階 Rp.2070000(20700円)
プライベートプールはとても広くゆったり泳ぐことができます。田んぼの眺めはありませんが、オープンエアのリビングの前にプールがあり、開放感抜群。リビング&ダイニングキッチンは寝室から独立し、ゆったりと贅沢な時間を過ごせます。
・ヴィラ サラン バンブー プライベートプール付き Rp.2070000(20700円)
竹をモチーフにした個性的な空間。玄武岩のプールと田んぼビューが自慢で、プールに浮かぶような東屋にキッチンとダイニング、独立したリビングコーナーが設置されています。バスルームはプール直結で、スパも部屋で楽しめます。
私が泊まった部屋レビュー
スーパーデラックスルーム|コスパ抜群の滞在
明るい1階の部屋
テラスの前には、手入れの行き届いた庭園広がり、その先には緑豊かな田んぼがどこまでも続きます。ここで冷えたビールやワインを片手に、地元スーパーで買い求めたチーズやナッツをつまみながら、のんびりと過ごすのが大好きでした。
こちらも見学したのですが、リビングコーナーが小部屋のようになっていて、とても落ち着きそうでした。
眺望が素晴らしい2階の#10
テガルサリの魅力の1つは、田んぼの眺望です。この部屋はすぐ目の前にモンキーフォレストまで続く田んぼが広がり、開放感に満ちています。
田んぼで作業する人の姿や話し声が聞こえたり、農夫さんが飼っている牛が草を喰む様子が見えたり、部屋の横のよく手入れされた庭に鹿が遊びに来ることもあります。
ヴィラ ♯12 ライスフィールドビュー2階|ウブド屈指の眺望
眺望の素晴らしさに惹かれ、改装前の#12に何度か宿泊しました。改装後もその魅力は変わらず、田んぼを一望できる景色はまさにテガルサリの特等席。朝日が棚田を照らす瞬間や、夕方に黄金色に染まる稲穂の美しさは、何度見ても飽きることがありません。
改装後はバスルームの快適さや利便性がぐんとアップ。広々とした洗面台と充実した収納が使いやすく、長期滞在でも不便を感じませんでした。部屋はバリの雰囲気を残しつつ、とてもモダンで明るく、開放的。
ヴィラ・スサピ|大人の贅沢ステイ
少し贅沢をしてもいいかなと、記念旅行で宿泊したのがヴィラ・スサピ。リビングとベッドルームが分かれており、木の彫刻が施された扉や、落ち着いた色合いのファブリックがバリらしい上質さを演出していました。
滞在中に部屋を移動する楽しみ
ロケーションの良さと快適な空間により、テガルサリは特に長期滞在で真価を発揮します。各部屋は眺望や設備が異なるため、滞在途中に部屋を変更すると異なる雰囲気が楽しめ、旅の楽しみも倍加します。
予約をしておいた方が安心ですが、空室があれば滞在中のリクエストにも応えてくれます。私もいくつか違う部屋に泊まりましたが、清潔さ、バスルームの快適さ、アメニティに差はありませんでした。
テガルサリのコスパ評価とおすすめポイント
テガルサリが特に優れているのは、価格以上の満足感を味わえる点です。予算や用途に合わせたおすすめは以下の通りです。
宿泊者の口コミ・評判まとめ
私の体験だけでなく、多くの宿泊者からも「コスパの良さ」が高く評価されています。
リピート率も非常に高く、宿泊後に「また帰ってきたい」と感じる方が多いのも納得です。
さいごに|予算と目的に合わせた部屋選びを
テガルサリは高級すぎず、しかし十分な贅沢感を感じられる宿です。旅のスタイルや予算に合わせて部屋選びをすれば、バリ島での滞在は特別な思い出になることでしょう。豊かな自然環境と心暖まるサービスに包まれ、心からリラックスできる滞在を体験できます。
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