バリ長期滞在は「パスポート残存期間」と「ビザの確認」から始める
ウブドで長期滞在を考え始めたら、ホテルや航空券を予約する前に、まず確認したいのがパスポートの有効期限です。
この記事では、バリで数週間から60日程度の滞在を考えているシニア世代・大人のご夫婦に向けて、パスポートの残存期間と、滞在日数に合わせたビザの考え方を、私たちの経験を交えてまとめます。
私も以前、バリへ行く前に夫から「残存期間は大丈夫?」と聞かれて確認したところ、必要な期間に1か月ほど足りず、慌てて更新したことがあります。
それ以来、旅行を考え始めたら、まずパスポートの有効期限を確認するようになりました。
パスポートの残存期間やビザの条件を満たしていないと、日本出発時のチェックインで搭乗できないことがあります。
また、日本人が観光目的で入国する場合は、滞在が30日以内であっても、原則としてVOAまたはe-VOAが必要です。
本記事は2026年7月時点の情報をもとにまとめています。パスポートの残存期間やビザ制度は変更されることがあるため、渡航前に最新情報をご確認ください。
インドネシア入国には、パスポートの残存期間が6か月以上必要
インドネシアへ入国するには、原則として入国時点で6か月以上の残存有効期間があるパスポートが必要です。
▶︎ 出典:外務省海外安全ホームページ:インドネシア査証・出入国審査(2026年7月確認)
夫のひと言で、残存期間不足に気づいた
バリ島へ行き始めた頃は、子どもの分も含めて夫が家族のパスポートを管理していました。ここ20年ほどは、それぞれ自分で管理しています。
あるとき、バリ島へ行く前に夫から「残存期間は6か月以上ある?」と聞かれました。
確認すると、私のパスポートは1か月ほど足りず、大急ぎで更新しました。
それ以来、旅行を計画したら、まずパスポートの有効期限と、渡航先が求める残存期間を確認するようにしています。
基準となるのはインドネシアへ入国する日
6か月の残存期間を確認するときは、原則としてインドネシアへ入国する日を基準にします。
日本を出発した翌日にバリ島へ到着する場合は、バリ島に到着した入国日から数えます。
経由便を利用する場合は、インドネシアの条件だけでなく、乗り継ぎ地や利用する航空会社の案内も確認しておくと安心です。
なお、ビザのオンライン申請にもパスポート情報が必要です。パスポートを更新する場合は、新しいパスポートを受け取ってからビザを申請します。

パスポートの残存期間がちょうど6か月程度しかないのは不安です。日付の数え違いや旅程変更もあるからです。私たちは必要に応じて早めに更新しています。
パスポートの取得・更新には時間がかかる
2026年7月1日以降に日本国内で受理されたパスポート申請は、受け取りまで最長1か月程度かかる場合があります。
旅行が決まってから更新しようとすると、航空券の予約やビザ申請に間に合わないことも考えられます。
ウブドへの滞在を考え始めたら、早めにパスポートの有効期限を確認し、更新が必要な場合は余裕を持って申請しておきます。
▶︎ 出典:外務省 旅券(パスポート)申請から受け取りまでの期間(2026年7月確認)
ビザは入国日から出国日までの日数で考える
インドネシアのビザは、滞在日数によって種類や延長の必要性が変わります。
滞在日数は、入国日を1日目として、出国日も含めて数えます。
たとえば、1日に入国して7日に出国する場合は、7日間の滞在です。ホテルは6泊でも、ビザ上の滞在日数は7日です。
30日以内|VOAまたはe-VOA
日本人が観光目的で滞在するなら、一般的に30日以内の場合は、VOAまたはe-VOAを利用します。
VOAとe-VOAは、いずれも到着時ビザにあたり、主な違いは取得方法です。
- VOA:インドネシア到着後に空港で取得
- e-VOA:出発前にオンラインで取得
31日から60日|VOAまたはe-VOAを1回延長
31日を超えて滞在する場合は、VOAまたはe-VOAを1回延長し、最長60日まで滞在できます。
e-VOAの延長は、インドネシア入国後に行います。まず30日間滞在できるe-VOAで入国し、期限内に公式e-Visaサイトから延長手続きを進めます。
61日以上|VOA・e-VOA以外のビザを確認する
この記事では、私たちが経験してきた数週間から1か月程度の滞在を中心にお伝えしています。
60日を超えて滞在する場合は、インドネシア公式e-Visaサイトで渡航時点の条件を確認してください。
e-VOAの準備
e-VOAを出発前に取得しておくと、到着空港でVOAを購入する手間がなく、入国審査へ進めます。
オンライン申請方法
e-VOAは、公式e-Visaサイトから申請します。パスポート画像や顔写真などを登録し、クレジットカードで料金を支払います。
発行されたe-VOAは、スマートフォンなどに保存しておきます。

私たちは、スマートフォンの画面がすぐに開けないなどの可能性を考えて、紙の控えも持っています。空港でWi-Fiやスマートフォンの操作に手間取るかもしれず、必要な書類をすぐ取り出せるようにしています。
申請の注意点
提出書類の不備や決済エラーが起きることもあるため、出発直前ではなく、少し余裕を持って申請します。
一方、e-VOAは発行日から90日以内に入国する必要があります。申請時には、予定している入国日と使用期限を確認します。
▶ e-VOAは、インドネシア入国管理局の公式e-Visaサイトから申請できます。検索結果には民間の申請代行サイトも表示されるため、URLが「evisa.imigrasi.go.id」であることを確認してください。
▶ ビザや入国手続きに関する日本語の案内は、在インドネシア日本国大使館の「ビザ取得・入国手続きの案内」でも確認できます。
ビザ滞在期限ぎりぎりの日程は避ける
ビザの期限を超えてのオーバーステイは罰金の対象となり、1日ごとに100万ルピアの罰金がかかる可能性があります。状況によっては、拘束や退去強制、今後の入国制限などの対象になる場合もあります。
出典:在インドネシア日本国大使館 オーバーステイに関する注意喚起 (2026年7月確認)
私たちは、30日ぎりぎりの予定は組みません
以前、バリから帰国する便が運休になったことがあります。この時は、短期滞在だったのでビザの期限の心配はありませんでした。
その後、1か月前後の長期滞在を計画するようになり、予定どおり飛行機が飛ばなかったこの経験を思い出しました。
そのため私たちは、30日滞在できる場合でも期限いっぱいまで使わず、28日前後で出国する旅程を組むようにしています。数日の余裕を持たせておけば、欠航や大幅な遅延があったときにも慌てずに済みます。
また、ニュピ当日はバリ島の空港が原則閉鎖されるため、前後の便は通常と異なる場合があります。ニュピの時期に滞在する場合は、ビザの期限とフライト日程を早めに確認しています。
【関連記事】ニュピ当日の過ごし方や、空港・交通への影響については、実際の滞在経験を別の記事にまとめています。
▶︎ バリ島のニュピ体験|外出できない1日の過ごし方と事前準備
ウブド長期滞在のパスポート・ビザに関するよくある質問
Q. 残存期間が6か月ぎりぎりでも問題ありませんか?
A. 原則として、入国日の時点で6か月以上残っていれば条件上は満たします。ただし、日付の数え違いや旅程変更に備え、ぎりぎりの場合は航空券を予約する前に更新を検討すると安心です。
Q. 3~4週間の滞在でもビザは必要ですか?
A. はい。日本人が観光目的で入国する場合、3〜4週間の滞在でもVOAまたはe-VOAが必要です。
入国条件は変更されることがあるため、出発前に公式情報を確認してください。
Q. VOAとe-VOAのどちらを選べばよいですか?
A. 到着後の手続きを減らしたい場合は、出発前に申請できるe-VOAが便利です。オンライン申請に不安がある場合は、到着空港でVOAを取得する方法もあります。私たちは、長いフライト後の負担を減らすため、e-VOAを利用しています。
Q. 30日を超えるか分からない場合はどうしますか?
A. VOAまたはe-VOAで入国し、滞在を延ばすことになった場合は、期限に余裕を持って延長手続きを進めます。
残存期間と滞在日数を最初に確認する
ウブドでの長期滞在は、思い立ったらすぐ行けるものではありません。パスポートとビザは、その前提となる「土台」です。
まずパスポートの残存期間を確認し、入国日から出国日までの滞在日数を数えます。そのうえで、30日以内ならVOAまたはe-VOA、31日から60日程度なら延長が必要かを考えます。
パスポートの更新やビザの手続きには時間がかかる場合があるため、旅程を決めてしまう前に確認しておくと安心です。
▶︎ バリ島へ出発前の準備|パスポートから荷物までの確認チェックリスト
▶︎ 「ウブドで暮らすカテゴリー」一覧
執筆:じゃんぱらぎ夫婦(60代、ウブド滞在歴20年以上・長期滞在8回)

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