結論|特別に危険ではありません。ただし、日本と同じ感覚では歩けません。
初めてウブドを歩く時、日本との違いに戸惑う人は多いと思のではないでしょうか。
特に、歩道の状態や横断、バイクとの距離感、夜の明るさなどは、日本の基準とは異なります。
ただ、いくつかの点を知っておくだけで、街歩きの不安は大きく減ります。実際に歩いてみた経験から、シニアでも落ち着いて歩けるポイントをまとめました。
*記事内の内容は、筆者が2025年の滞在中に実際に歩いて感じたことをもとにまとめています。道路状況や交通量、街の雰囲気は時間帯や時期によって変わる場合があります。安全を保証するものではありませんので、実際の状況を見ながら無理のない範囲で行動してください。
こんな方に向けた記事です
- ウブドは歩いて大丈夫なのか少し不安
- 夜の外出や街歩きが気になっている
- シニアでも歩ける環境か気になる
この記事でわかること
- ウブドの街歩きは実際に危険なのかどうか
- 足元・バイク・明るさで気をつけるポイント
- 通りごとの歩きやすさと違い
- 初めてでも落ち着いて歩くための考え方

ウブド中心部(モンキーフォレスト近く)。歩いているうちに、バイクの流れや道幅の感覚に少しずつ慣れていきます。
ウブドの街歩きで意識したい3つのこと
ウブドで歩くときに意識していたのは、次の3つです。
足元|歩道の状態
歩道は整っている場所とそうでない場所が混在しています。
日本のように整備された歩道ではありません。段差があったり、舗装が途切れていたり、排水のための穴がそのまま残っていることもあります。
通りによって状況も違い、最初は少し歩きにくく感じますが、自然と足元を見るようになり、徐々に慣れていきました。

以前は、歩道に敷かれたコンクリートの板が割れ、大きく穴が空いた状態のところがありました。最近は、そういうところも少なくなくなりました。特にモンキーフォレスト通りやラヤ・ウブド通りの王宮付近は整備が進み、足元を見ないで歩けるようになりつつあります。
横断|横断用の信号がない
ウブドの通りは、時間帯によっては交通量が多く、横断用の信号はほとんどありません
ウブドでは、運転者が歩行者に気を配ってくれていることを感じます。車が途切れない時は、運転者とアイコンタクトをとりながら落ち着いて渡るようにすれば、車は大抵速度を落としてくれます。
もちろんこの方法は、十分にウブド横断に慣れてからのことで、車が途切れるのを待つのが最も安全な横断です。

観光客が横断で困っていると、通りかかりの地元の人が、車を止めて渡るのを助けてくれることがあります。特に交流をせずとも、地元の人たちとのちょっとしたやりとりが、旅の温かい思いでになることも。こんな時、感謝の気持ちをテリマカシ(ありがとう)と現地の言葉で伝えられるといいですね。
バイク|歩行者の急な動きに弱い
歩道のない道では、後ろからきたバイクがすぐ横を通り過ぎ、ひやっとすることがあります。
心掛けているのは、バイクが予想できないような、急な動きをしないことです。落ち着いてリズムを変えずに歩いていれば、バイクの方で避けてくれます。
ただ、気をつけたいのは旅行者のバイクです。地元民ほど歩行者に注意を向けていない印象です。
ときに、目の前を歩道に乗り上げてくることもあり、もしかすると、ウブドの歩行で最も注意すべきものかもしれません。
通りごとの特徴|街歩きのしやすさ
ウブドは通りごとに、歩きやすさや雰囲気が少しずつ異なります。実際に歩いてみて、感じたことをまとめました。
モンキーフォレスト通り

歩道は比較的整っていますし、夜間も明るく、終日歩きやすい通りです。車は一方通行なので横断は一方向をよくみて渡ることになります。ただし、バイクは両方向通行なので注意が必要です。
モンキーフォレスト前は夜になると店が早く閉まるので暗くなります。猿が出ていることもあるため、このあたりは、夜間の歩行は避けた方が安心です。
モンキーフォレストから王宮方向へ向かう100mほどは、傾斜のある坂で、負担を感じることがありました。
横断に関しては、道幅も狭くないため、車・バイクが途切れるのを待つのが安心です。
ハノマン通り

民家も多い、落ち着いた観光道路です。
滞在中に利用する機会の多い通りですが、歩道の整備がやや整っていない感じです。
段差や穴がそのまま残っている場所があり、足元には気を配る必要があります。夜間は若干暗く感じます。
早朝や夜には犬を見かけることが多い通りで、落ち着いて歩くことを意識していました。
道幅が狭いせいかスピードを出す車は少ない印象で、横断もそれほど難しく感じませんでした。
デヴィシタ通り

歩道幅が狭いため店が近く、歩いて楽しい通りです。
人通りもある通りで、夜間も比較的明るい通りです。
歩道が狭い分、店が近くに並んでいて、安心感があります。ただし歩道は、場所によっては整備が十分ではありません。人をよけながら歩くことも多く、足元への注意は欠かせません。
プンゴセカン通り

この通りはサイクリングをする人をよく見かけます。
歩道がある場所と、ない場所がありますが、北側はそれほど歩きにくくはありません。
南に行くほど歩道の整備状況も悪く、車が多いので歩行がしやすいとはいえません。特に夜は店舗がすくないため暗く、注意が必要です。移動する時間帯を意識しておくと安心です。
道幅が広い分、横断には気を使います。特に、スーパーCoco 前の三叉路は交通量も多いので難しいのですが、時々地元の人が車をさばいて横断を助けてくれます。
ビスマ通り
歩道はなく、車はそれほど多くありませんが、バイクへの注意が必要です。夜は中央付近から南は暗くなるので、無理に歩かないようにしていました。
ラヤ・ウブド通り

ラヤ・ウブド通りの王宮と市場の間。車も人も多いい場所です。
王宮周辺は歩道が整っていて、比較的歩きやすい通りです。ただ、東に進むと歩道の状態が変わり、途中で途切れている場所もあります。夜間も東に行くほど暗さを感じます。
交通量が多いため、道路を渡るときには気を使いました。
主要な通り以外について
ウブド中心部には、モンキーフォレスト通りやハノマン通りに並行して、観光客も利用する通りがいくつかあります。
歩道がある場所もありますが、整備は十分とは言えません。脇道に入ると歩道がないことも多く、足元には気をつけて歩く必要があります。
こうした通りは店が続くわけではないため、夜になると暗く感じる場所が多くなります。
足元に注意して歩けば、それほど不安に感じることはありませんが、夜は無理に歩かない方が安心です。
補足|歩くときに気をつけていたこと
暗さについて
夕方から夜にかけての街歩きで、いちばん注意したいのは 視認性の悪さ です。脇道に入ると灯りが欲しい場面もあります。
急場しのぎでスマートフォンの灯りを使うこともありますが、頼りなく感じることがあります。安定して広く照らせるコンパクトな懐中電灯(LEDライト)を持つようにしたところ、安心感が大きく違いました。
毎晩舞踊公演が行われる王宮周辺は別として、どの通りも、レストラン・カフェは夜10時半を過ぎると多くの店が閉店準備をはじめ、それ以外の店は大抵9時前には閉まります。
夜、通りの明るさを保っているのは、街灯ではなく通り沿いの店の灯りなので、店が閉まれば一気に暗くなってしまいます。
滞在宿付近の状況も考え、夜は早めに戻る方が安心です。
▶︎ ウブド 治安の実態|実際のリスク・注意点・安心して過ごすための考え方
犬について
街中で犬を見かけることがあります。脇道の民家が多いところやハノマン通りで、多くは早朝や夜間に遭遇します。私たちは「近づかない・触らない・急に動かない」を意識していました。
長いウブド経験でも犬に噛まれるようなことはなかったのですが、万一の時の対処法を知っておくとむやみに不安になることもなくなります。
▶︎ 日常で気をつけたいことのひとつ|狂犬病と対策
履き物
歩道の状況から、踵のある靴はおすすめしません。私も、ペタンコの靴しか履くことはありません。
雨で濡れた歩道は滑りやすいので、そういったことも考えて持参する靴を選ぶと安心です。
Q&A|ウブドの街歩きでよくある疑問
Q. シニアでも歩けますか?
歩けます。実際に私たちも日常的に歩いて過ごしています。ただ、日本のように足元を気にせず歩くことは難しく、「足元を見ながら」という意識は欠かせません。
Q. 夜に一人で歩いても大丈夫?
場所と時間によります。王宮周辺などの明るい通りであれば問題ないことが多いですが、店が閉まると一気に暗くなるため、帰る時間帯は意識しておいた方が安心です。
私たちは、暗くなる場所は無理に歩かないようにしていました。
Q.一番気をつけた方がいいことは何ですか?
足元と夜の暗さです。昼間は問題なく歩ける場所でも、夜になると見えにくくなることがあります。最初は特に、無理に歩かず様子を見るくらいでちょうどいいと感じました
特別に難しくはない、ウブドの街歩き
ウブドの街歩きは、特別に難しいものではありません。
実際に歩いてみれば、どこに気をつければいいかは自然と分かってきます。私たちもそうでした。最初はゆっくりでも、何度か歩いているうちに、自分なりのペースが見えてくるはずです。
*街の状況は時間帯や時期によって変わります。無理をせず、その時の状況に合わせて行動してください。
ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。毎回、ほとんどを徒歩で街を巡っています。年を重ねるにつれ変わってきた感じることを、このブログではまとめています。

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