ウブドで暮らす

バリ・ウブド長期滞在で役立った便利グッズ|持っていくもの・やめたもの

バリ島・ウブドに長く滞在する予定で、基本の持ち物に何を加えれば快適に過ごせるのか、迷っていませんか。

この記事では、ウブドで1か月ほど過ごすシニア世代や大人のご夫婦に向けて、私たち夫婦が長年の滞在経験から持って行くようになったものと、反対に持っていかなくなったものを紹介します。

パスポートや衣類、常備薬など、旅行に必要な持ち物を網羅した記事ではありません。旅行に必要な持ち物は別の記事でまとめているため、ここでは、私たちが基本の荷物に加え、長期滞在が快適になったものを中心に取り上げます。

あわせて、旅行情報誌などで勧められていても、私たちには必要なかったものもお伝えします。

▶︎ 関連記事:バリ島1か月滞在の基本的な持ち物と衣類

本記事は、私たち夫婦の体験をもとにした内容です。必要なものは、季節、宿泊先、体質、過ごし方によって異なります。また、航空会社の手荷物規定や製品の使用方法などは変更される場合があるため、利用前に最新情報をご確認ください。

結論|長期滞在では、毎日の小さな不便を減らすものも持っていく

私たちが何度もバリ島に滞在してたどり着いたのが、現地で代用しにくいものと、毎日の小さな不便を減らしてくれるものを選んで持って行くという考え方です。何でも多めに持って行けば快適になるわけではありません。

たとえば、電源タップや針金ハンガーがなくても旅行はできます。しかし、夫婦で毎日充電したり、洗濯をしながら暮らしたりする長期滞在では、こうした普通の道具が思いのほか役立ちます。

一方で、「雨季の夜は冷えるかもしれない」「日本の味が恋しくなるかもしれない」と持参しても、私たちは一度も使わなかったものがありました。

基本の持ち物とは別に|経験から加えたもの・持っていかなくなったもの

私たちの経験から、実際に基本の持ち物に加えて持っていっているもの、逆に持っていかなくなったものを表にしました。それぞれの詳しい理由や使い方は、このあと一つずつ紹介します。

分類 持ち物
基本の持ち物に加えて持参 電源タップ・延長コード/針金ハンガー/室内ばき/薄手のドライタオル/多機能洗剤/調光メガネ/小さなナイフ/あご紐付き帽子/汗拭きシート/折りたたみ傘/エコバッグ/小型懐中電灯/ジップロック・輪ゴム
以前は持参、今は持っていかない 雨季の夜用の羽織もの/日本茶・梅干しなど/部屋用の防虫スプレー

長期滞在の経験から加えたもの

短い旅行なら気にならない小さな不便も、1か月近く続くと意外なストレスになります。ここでは、私たちが実際に使い、今も持参しているものを紹介します。多くがスーツケースの隙間に入るものです。

電源タップと延長コード|夫婦それぞれが気兼ねなく使える

電源まわりを整えるだけで過ごしやすさが変わるので、私たちは、電源タップと延長コードを持って行きます。バリ島のホテルでは、日本の自宅のように、使いたい場所にちょうどコンセントがあるとは限りません。

ベッドの近くにコンセントが少なかったり、スマートフォンを充電すると、ほかの機器をつなぐ場所がなくなったりすることがあります。夫婦で滞在すれば、充電する機器も増えます。

コンセントに余裕があると、お互いに「これを抜いてもいい?」と気を遣わずに済み、ベッドやテーブルの近くまで電源を延ばせるのも便利です。

持参する場合は、インドネシアの電圧に対応した製品かを確認し、必要に応じて変換プラグを用意します。ドライヤーなど消費電力の大きな機器を同時に使わないことにも注意しています。

針金ハンガー|薄くて軽く、使い道が多い

ホテルによっては、長期滞在にはハンガーが少ないと感じることがあります。そこで数本持って行くのが、針金ハンガーです。衣類や洗濯物を干すだけでなく、形を少し変えれば、物を引っ掛けるなどS字フックに近い使い方もできます。

薄くてかさばらず、スーツケースの隙間に入れられるのも利点です。安価なので、帰国時に不要になった場合も、ホテルに確認したうえで置いて帰ることができます。見栄えのよい旅行用品ではありませんが、長期滞在では意外と出番の多い道具です。

ハンガーが少ないと感じ、針金ハンガーを持って行ったところ、工夫すると使い道が広がり、今や必須アイテムのようになりました。帰りは置いて帰ると、次に同じ部屋に泊まったとき、そのハンガーに再会したこともあります。

室内ばき|携帯スリッパより少ししっかりしたもの

1か月近く滞在すると、部屋で過ごす時間も多くなります。そのため、私たちは長時間履いても違和感のない室内ばきを持っていきます。

ホテルによっては室内用のスリッパがありません。あっても履き心地が合わないことがあります。また、多くのホテルでトイレ専用のスリッパが用意されていません。床を素足で歩いたあと、そのままベッドに入るのが気になるため、私たちは室内ばきを持参するようになりました。

私たちが使いやすいと感じているのは、底がある程度しっかりしていて、つま先が開いているタイプです。私たちのようなシニア世代では、室内ばきも歩きやすさを重視しています。

私たちの場合、携帯スリッパやつま先が覆われたものより、つま先が開いているほうが足指に力を入れやすく、歩行が安定すると感じています。長く履くものだからこそ、軽さだけでなく、自分の足に合ったものを選ぶようにしています。

薄手のドライタオル|洗髪後の手間を減らす

バリでは街を歩くだけでも汗をかき、日本にいるときより頻繁に髪を洗うことがあります。しかし、毎回ドライヤーでしっかり乾かすのは面倒に感じます。そこで便利なのがドライタオルです。私は、吸水性の高い薄手のものを選んでいます。

洗髪後に髪の水分をしっかり取っておけば、ドライヤーを長く使わずに済みます。タオルで拭いたあと、ベランダで本を読んだり、お茶を飲んだりしているうちに乾いてしまうこともあります。薄手なら洗っても乾きやすく、荷物になりにくい点も長期滞在向きです。

多機能洗剤|1本でいくつもの用途に使える

私たちは、マジックソープのような濃縮タイプの多機能洗剤を持参しています。長期滞在では、衣類を少しだけ手洗いしたり、部屋で使った食器を洗ったりする場面があります。用途別の洗剤を用意すると、荷物が増えてしまうので、一本でいろいろ使えるものを持っていきます。

メーク落としや体洗いから、洗濯や食器洗いにも使えるため、荷物を増やしたくない長期滞在にはとても重宝しました。

以前は現地で購入していましたが、用途ごとに揃えると数が増え、使い切れずに残ることもありました。多機能洗剤を持参するようになってからは、必要な分だけ薄めて使えるため、荷物も現地での買い物も減りました。

ただし、使用できる用途や希釈方法は製品によって異なります。肌や洗う物との相性もあるため、必ず表示を確認してから持参しています。

調光メガネ|屋外と店内で掛け替える手間がない

屋外では色が濃くなり、屋内では徐々に透明に近づく調光メガネは、街歩きから買い物まで掛けたまま過ごせます。その都度、掛け外しをするという小さな手間が一つ減りました。

私たちは、日中の街歩きではサングラスを使っています。サングラスを掛けたほうが目の疲れが少ないように感じるからです。ところが、店に入ると、濃い色のレンズでは商品の色や細かな部分が見えにくくなります。

以前は、店に入るたびにサングラスから普通のメガネへ掛け替えていましたが、これが意外と面倒でした。そこで使うようになったのが、紫外線の量によってレンズの色が変わる調光メガネでした。

小さなナイフ|現地の果物を部屋で楽しむ

よく切れるナイフが1本あれば、果物を切るほか、袋や包装を開けるときに使えます。

バリでは、マンゴーやパパイヤなど、現地の果物を買ってホテルの部屋で食べるのも楽しみの一つです。ホテルでカトラリーを借りられることもありますが、用意されたナイフでは果物を切りにくい場合があります。そのため、私たちは小さなよく切れるナイフを持参します。

ナイフは機内持ち込みにせず、預け入れ荷物に入れています。刃渡りなどの条件は航空会社や渡航時の規定によって異なるため、出発前に必ず確認が必要です。

【関連記事】ウブドで長期滞在していると、手軽に南国フルーツが手に入ります。旬や食べ方、価格を紹介した記事があります。
▶︎ ウブドで南国フルーツを楽しむ|旬、選び方、安心して食べるコツ

あご紐付きの帽子|風が吹いても気にせず歩ける

風のある日は帽子が飛ばされそうになり、手で押さえながら歩くことが小さなストレスになります。あご紐付きなら、風が吹いても帽子を気にせず歩けます。

日差しの強いバリでは、街歩きの際の帽子は欠かせません。小さな違いですが、毎日のように歩く長期滞在では、こうした「気にしなくてよいこと」が増えるほど快適になります。

帽子が風で道路に飛んだことがあります。直後にバイクが通りひやっとしました。それ以来、顎紐つき帽子をかぶるようになりました。

汗拭きシート|街歩きの途中で気分を切り替える

汗拭きシートは、私たちにとっては、汗を拭くだけではなく、街歩きの途中で気分を切り替えるための小さな便利グッズです。

バリの街を歩けば、どうしても汗をかきます。扇子や携帯ファンで仰ぐこともありますが、汗拭きシートで首や腕をさっと拭くとさっぱりします。単にハンカチで汗を拭くのとは違う爽快感があり、「もう少し歩こうかな」という気持ちになることもあります。

折りたたみ傘|雨季でなくてもバッグに入れておく

毎日使うものではありませんが、折りたたみ傘は、いつ雨が降るかわからないバリでは持っているだけで安心です。日差しが強いときに日傘として使えるものを選ぶのもよいでしょう。

バリでは雨季に限らず、朝は晴れていても、街歩きの途中で突然降られることがあるため、折りたたみ傘をバッグに入れて出かけます。

エコバッグ|買い物にもランドリーにも使える

エコバッグは、長期滞在では想像以上によく使います。スーパーや市場での買い物だけでなく、街のランドリーへ洗濯物を持って行くときにも便利です。荷物が増えたときの予備バッグにもなります。

特別な旅行用品ではありませんが、滞在が「旅行」から「暮らし」に近づくほど出番の増える持ち物です。私たちは少し大きめのものを、それぞれが持つようにしています。

小型懐中電灯

時々、夜道を歩くことがあります。主要な通りを少し外れると店が途切れて暗くなります。スマホの灯りでは広範囲を照らせず足元が十分に見えませんでした。小型の懐中電灯を持っていったところ、二人分の足元が明るく照らされ安心して歩けました。

ジップロック・輪ゴム

滞在が長くなると、食料品を買うこともあります。私たちはチーズやハム、菓子類をよく買いますが、保存用にジップロック輪ゴム、クリップなどを持っていきます。ジップロックは、洗濯に使うこともあります。洗剤と水を入れ洗い、すすぎも袋の中で行います。

以前は持参したけれど、今は持っていかないもの

旅行情報誌や持ち物紹介でよく勧められるものでも、すべての人に必要とは限りません。

ここで紹介するのは、「持って行く必要がない」と断定するものではなく、実際に持参したものの、私たちの過ごし方には必要なかったものです。

雨季の夜のための羽織もの|私たちは必要と感じなかった

旅行情報誌などでは、「雨季でもウブドの夜は冷えることがあるため、羽織るものがあるとよい」と紹介されることがあります。

私たちも以前は持参していましたが、雨季のブドの夜に寒さを感じて着たことは一度もありません。そのため、雨季の夜に街で着るための羽織ものは、持っていかなくなりました。

ただし、これはあくまで私たちの場合です。冷えを感じやすい方には必要ですし、機内や冷房の強い室内で使う上着とは分けて考えています。

お茶や梅干しなどの日本の味|恋しくなることはなかった

長期滞在では日本の味が恋しくなるかもしれないと思い、日本茶や梅干しを持って行ったことがあります。しかし、実際には食べたいと思うことがなく、そのまま持ち帰りました。それ以来、私たちは日本の食品を持っていかなくなりました。

食の好みには個人差がありますが、私たちの場合は、現地の料理や果物を楽しむだけで十分でした。必要になれば、ウブドのスーパーなどで日本食材を探すこともできます。

部屋に噴霧する防虫スプレー|必要なら現地で買う

部屋で手軽に防虫できると思い、噴霧するタイプの防虫スプレーを持って行ったことがあります。ところが、ホテルで蚊に刺されることはほとんどなく、一度も使わないまま持ち帰りました。

これまでウブドで宿泊したホテルのほとんどには、電子式の蚊取りマットや蚊取り線香が用意されていました。必要になれば現地で購入できるため、現在は日本から持って行っていません。

なお、これは部屋や空間に噴霧する防虫スプレーの話です。肌につける虫よけ剤など、蚊に刺されないための対策とは分けて考えています。

バリ・ウブド長期滞在の持ち物Q&A

Q. 電源タップや延長コードは、日本のものをそのまま使えますか?

製品によって対応電圧が異なるため、表示の確認が必要です。インドネシアの電圧に対応していることを確認し、必要に応じて変換プラグを使います。インドネシアのコンセント形状などについてはこちらにまとめています。
▶︎ 関連記事:長期滞在で必要な電源

Q. 果物用のナイフは飛行機に持ち込めますか?

私たちは機内持ち込みにはせず、預け入れ荷物に入れています。刃物の扱いは航空会社や路線などによって異なるため、出発前に利用する航空会社の最新ルールを確認してください。
▶︎ 関連記事:機内持ち込み荷物ルール

Q. 蚊の対策は不要だから、防虫スプレーを持って行かないのですか?

いいえ。私たちが持って行かなくなったのは、部屋に噴霧するタイプの防虫スプレーです。蚊が気になる場所や時間帯では、肌につける虫よけ剤などで対策しています。
▶︎ 関連記事:ウブドの蚊・デング熱対策

まとめ|荷物を軽くしながら、快適さに直結するものは持って行く

長期滞在では、ちょっとした便利なものが暮らしを快適にしてくれます。電源タップ、針金ハンガー、室内ばきなどは、なくても暮らせるけれど、あれば毎日の不便を減らしてくれるものです。

反対に、一般的に勧められているものでも、自分たちが使わなければ次の旅では持っていきません。経験を重ねたからこそ、荷物は軽くする。でも、快適さと安心に直結するものは持って行く。

自分たちの過ごし方に合わせて取捨選択することが、長期滞在の荷物選びでは大切です。

【関連記事】ウブドで長期滞在を考えている方に向けて、費用、移動、体調管理など、滞在前に知っておきたいことをテーマごとにまとめています。
▶︎「ウブドで暮らす」カテゴリー一覧

免責事項

本記事は、私たち夫婦の個人的な旅行経験をもとにまとめたものであり、すべての方に同じ持ち物や使い方を勧めるものではありません。

体調や症状に関する記述は、診断や治療を目的とした医療情報ではありません。症状が強い場合、長引く場合、持病がある場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関や医師、薬剤師などへご相談ください。

電気製品、洗剤、医薬品などは、それぞれの表示や注意事項に従って使用してください。刃物や液体、医薬品などの持ち込み・預け入れ条件は、航空会社、空港、渡航先の規定によって異なり、変更される場合があります。出発前に、利用する航空会社や関係機関の最新情報をご確認ください。


30年にわたってバリに通うなかで、私たちの持ち物も少しずつ変わってきました。「もっと早く知っていれば、あのときも少し楽だったのに」と思うものもあります。旅行情報や人の体験を参考にしながら、自分たちの過ごし方に合うものを選んでいくのも、旅の準備の楽しみの一つです。

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