ウブド滞在の備え

ウブドの蚊・デング熱対策|30年通ってわかった注意する場所と虫除けの使い分け

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ウブドは蚊が多いのでは?デング熱の心配は?と思っていませんか。

この記事では、ウブドでの長期滞在を考えている方に向けて、蚊が媒介するデング熱との向き合い方をまとめました。

私たちの経験では街中やホテルで蚊に悩まされることは少なかったこと、注意している場面はどこか、そこでどんな虫除けをどう使い分けているかをお伝えしています。

本記事は私たち夫婦の個人的な体験に基づく内容です。正確な情報は医療機関などの公的情報をご確認ください。詳しくは記事末尾の免責事項をご覧ください。
緑に囲まれたウブドのホテルと田園風景

緑の多いウブドの滞在環境。蚊が気になりそうな場所でも、場面に応じて対策しています。

30年通って、ほとんど刺されたことがない

私たち夫婦は、かれこれ30年近くバリ島、ウブドに通い続けています。その間、蚊に刺されたことは数えるほどしかありません。

こう書くと「ウブドは蚊が少ないのか」と思われるかもしれませんが、そうではないと思っています。刺されなかったのは、デング熱についての知識があり、それに応じた予防を続けてきたからだと感じています。

知らずに無防備で過ごしていたら、これまでの滞在のどこかで刺されていてもおかしくなかったはずです。

過度に神経質になる必要はまったくありません。ただ、基本的な予防策を知っておくことは、長期滞在をするうえで大切だと考えています。

実際に刺されやすいのは、街中でもホテルでもない

ウブドの緑に囲まれた屋外レストランの席

緑の多い屋外席では、時間帯や周囲の環境によって蚊が気になることがあります。

意外に思われるかもしれませんが、ウブドの街中を歩いているときや、ホテルの部屋、共有スペースでは、特に予防策をとらなくても蚊に刺された経験はほとんどありません。

私たちが虫除け対策をするのは、次のような場面に限られます。

  • 郊外の散策(田んぼ道や緑の多いエリアを歩くとき)
  • 郊外にある屋外席のレストラン(緑や水辺に近い立地であるほど蚊が多い印象があります)
  • 野外会場で行われる舞踊公演(夕方から夜にかけて、屋外で長時間座って過ごすため)

ただし、ホテルの環境によっては蚊の多さも変わります。緑の多い庭や池、水田に面した部屋、開放的なテラスなどでは、街中のホテルより蚊が気になることもあります。

そのため、初めて泊まるホテルでは、最初のうちは庭やテラス、夕方以降の屋外スペースの様子を見ながら、必要に応じて虫除けを使うようにしています。

ウブドでは常に虫除けが必要というより、場所と時間帯を見ながら使い分けるのが、私たちには合っています。

【関連記事】ホテルでの「蚊」の状況を書いた記事もあります。
▶︎ ウブドのホテルの虫と停電事情

私たちの虫除け実践法

持参している虫除けシート

私たちがウブド滞在中に使っている虫除けシート。スプレーより手軽なので持参しています。

主に使っているのは虫除けシートです。スプレーは基本的に持っていきません。

例えば、チャンプアンリッジを歩くときも、特に虫除けを使わずに蚊に刺された記憶はありません。ただ、途中のカフェなどでしばらく座って過ごすときは、足回りを中心に虫除けシートで拭くようにしています。歩いているときより、屋外でじっとしている時間のほうが蚊に刺されやすいと感じるからです。

スプレーを使わない一番の理由は、周囲の人にもかかってしまうのが気になるからです。もちろんスプレーが良くないという意味ではなく、座っているときの足回りなどには使いやすいと思います。私たちはシートで十分と感じているため、あえて持っていっていません。

リング(手首や足首につけるタイプ)も便利で、以前はよく使っていました。ただ、腕につけていたときに足を刺されたことがあり、それ以来シートを使うようになりました。

パッチ(シール)タイプも手軽ですが、絆創膏などの粘着素材で肌がかぶれやすい方は注意が必要です。

スプレータイプの虫除けは現地でも手に入りますが、私たちが見た範囲ではシートタイプは見かけませんでした。そのため、虫除けシートを使いたい方は日本から持参するのがおすすめです。

【関連記事】バリ・ウブドに長期滞在する際に持っていく薬・衛生品をまとめています。
▶︎ ウブド滞在に持参している薬と衛生用品

デング熱について知っておきたいこと

デング熱は、蚊(主にネッタイシマカ)を介してウイルスに感染することで起こる感染症です。発症すると高熱、頭痛、関節や筋肉の痛みなどの症状が出ることがあります。

多くは数日から1週間程度で回復しますが、まれに重症化することもあるため、特にシニア世代は「かかったらただの風邪では済まないかもしれない」という前提で予防を考えておくと安心です。

ワクチンや特効薬に頼るというより、そもそも刺されないようにすることが一番の対策になります。デング熱を媒介する蚊は主に日中に活動し、特に早朝や日没前の夕方に活発になります。夜だけ気をつければよいわけではないことも覚えておきたいところです。

より詳しい症状や予防法については、厚生労働省検疫所FORTH「デング熱(Dengue Fever)」で海外渡航者向けの情報が確認できます。バリ州での流行状況や日本人の感染者数など、インドネシアに特化した情報は在デンパサール日本国総領事館「安全情報」にまとまっています。

【関連記事】デング熱など体調を崩したとき、受診するかどうか、受診する際の手順などをまとめた記事があります。
▶︎ 体調を崩したときの対応

バリ腹・狂犬病についても、基本だけ知っておく

バリ旅行で気になる健康リスクとしては、デング熱のほかにバリ腹と狂犬病もあります。バリ腹については、実体験から予防と対処法を別の記事でまとめました。

狂犬病については、インドネシアが危険地域に指定されていることもあり、犬や猿にはむやみに近づかない、万一噛まれたり引っかかれたりしたらすぐに石鹸で洗い流して医療機関を受診する、という基本だけは頭に入れています。

【関連記事】
バリ腹については、私たち夫婦が実際に同時に体調を崩した経験をもとに、予防と症状が出たときの対処をまとめています。
▶︎ 夫婦そろってバリ腹に|実体験から考える予防と、症状が出たときの乗り切り方

よくある質問

Q. 虫除けは何を持っていけばいいですか?
私たちの経験では、虫除けシートがあれば基本的には十分です。座って過ごす時間が長い方や、足まわりが心配な方はスプレーを併用しても良いと思います。

Q. 蚊に刺されてしまったらどうすればいいですか?
私たちは念のため痒み止めを持っていきますが、実際はあまり刺されないので、使うことも滅多にありません。

刺されたときはまず痒み止めで患部をケアしつつ様子を見ています。高熱や強い頭痛、関節の痛みなど気になる症状が出た場合は、速やかにホテルのスタッフに相談するか、医療機関を受診してください。

Q. 虫除けは現地でも買えますか?
スプレータイプは現地のスーパーやミニマート、自然派コスメ店でも入手できます。シートタイプはあまり見かけないため、使う予定なら日本から持参することをおすすめします。

Q. リングやシートは肌の弱い人でも使えますか?

リングは肌に貼らずに使えます。虫除けシートは肌に直接使うものなので、肌の弱い方は成分を確認してから使用すると安心です。パッチタイプは粘着部分があるため、絆創膏などで肌荒れしやすい方は事前に試しておくとよいでしょう。

【関連記事】長期滞在で臀部熱などに罹ったとき、まず頼りたいのが滞在ホテルです。
▶︎ バリ・ウブドで困ったときはホテルへ|私たちが体験した、体調不良やわからないことへのサポート

まとめ

バリ旅行、特にウブドでの長期滞在では、バリ腹、狂犬病、デング熱という3つの健康リスクをなんとなく頭の片隅に置いています。

とはいえ、身構えすぎる必要はありません。私たちの30年の経験では、街中やホテルで蚊に悩まされることはほとんどなく、郊外の散策や屋外レストラン、野外の舞踊公演といった場面を中心に、虫除けを使ってきました。

知識を持って、無理のない範囲で備えておくこと。それが、長くウブドと付き合っていくためのコツだと思っています。

免責事項

この記事は、私たち夫婦の個人的な体験と調べた範囲の知識に基づいて書いています。デング熱をはじめとする感染症の症状や重症度には個人差があり、体質や持病、渡航時期などによってもリスクは変わります。正確な予防法や治療については、渡航前に医療機関や検疫所、厚生労働省などの公的情報を確認し、専門家にご相談ください。


 執筆:じゃんぱらぎ夫婦(60代、ウブド滞在歴20年以上・長期滞在8回)

本記事は実体験と2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
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