ウブドの食

Pica South American Kitchen|落ち着いた雰囲気で楽しむ南米料理と夜の過ごし方

この記事は、バリ島ウブドで夜を安心して楽しみたいシニア世代・大人のご夫婦に向けて、実際に訪れた体験をもとに、「Pica South American Kitchen」での過ごし方と夜の歩き方のポイントをまとめたものです。

ウブドの夜に出かけるとき、気になるのは「安心して歩けるか」「無理なく過ごせるか」という点ではないでしょうか。

本記事では、料理や雰囲気だけでなく、夜道の様子や移動の工夫も含めて、長期滞在の視点でお伝えします。

こんな悩みを持つ方のための記事です

  • ウブドで夜も安心して行ける、落ち着いたレストランを探している

  • シニア世代でも量や雰囲気が無理のないディナーを楽しみたい

  • 夜の散歩や帰り道の安全性・注意点を事前に知っておきたい

この記事でわかること

  • Pica South American Kitchenの雰囲気・人気メニュー・味の特徴

  • シニア夫婦が実際に感じたおすすめポイントと注意点

  • 夜のウブドを安全に楽しむための散歩ルートと移動手段

  • 予約方法・アクセス・夜道の注意点など実用情報

夜の街を歩いていると、店内が灯りに照らされ、昼とは違う表情が浮かび上がります。高級バティックショップ「Kamar Sutra」

夜歩きの先で出会った、大人のための一軒

バリ島ウブドで夜の時間を楽しむとき、大切になるのは「安心して過ごせるかどうか」だと感じています。

私たちは、20年以上ウブドを訪れ続けてきました。特にここ10年は、何度か長期滞在を重ねる中で、夜の過ごし方やレストラン選びについても、自分たちなりの基準ができてきました。

2025年にプンゴセカンのテガルサリに滞在中も、夜の散歩を楽しみながら「Pica South American Kitchen」へ。

本記事では、実際に訪れた体験をもとに、無理のない夜の過ごし方とあわせてご紹介します。

観光としてではなく、「暮らすように滞在する」中で見えてきた、大人世代のための夜のおでかけのヒントをまとめました。

夜のウブドを楽しむ先にある、静かな食卓

夕暮れ時に滞在先のテガルサリを出て、モンキーフォレスト通りをそぞろ歩きながら向かう道すがら、灯りがひとつ、またひとつと点りはじめ、昼の顔とは全く違う、夜のウブドが現れます。

夕暮れのモンキーフォレスト通り

カフェ、ショップ、レストラン。昼間は奥に隠れていた空間が、光に照らされることで深呼吸を始めるよう。その変化を眺めながら歩く時間は、ディナーの前菜のようにも思えます。

日中は気づかなかったお店が、浮かび上がってきます。

モンキーフォレスト通りの途中には、上質バティックを扱う「Kamar Sutra Silk & Batik」や「Lucy’s Batik、「Pithecanthropus 」、自然由来のトータルケアがかなう石鹸ブランド「センセイシャ」などがあり、ウインドウショッピングも楽めます。

また、目的のレストラン近くのゴータマ通りやデウィシタ通りは夜になると一際賑わい、緑豊かな熱帯の観光地であることを忘れてしまいそうになります。

そのデウィシタ通りにモンキーフォレスト通りから入り数分歩くと、右手に今回ご紹介する「Pica South American Kitchen」が見えてきます。茅葺の軒が印象的なお店です。

オープンエアではあるものの、店の中はキャンドルの柔らかな灯りが揺れ、大人向けの落ち着いたディナー空間を創出しています。

茅葺の軒が印象的。老舗「バタンワル」の向かい

落ち着いた、大人の雰囲気の店内。静かな会話を楽しみながら食事をしています。

ディナーの時だけオープンする「Pica South American Kitchen。夜にゆっくり食事したい日に選びやすい店でした。

私たちは過去に予約なしに訪れ断られたことが2度あります。まだ6時という、夕食には早い時間でしたが、すでに予約で埋まっていました。

そのようなことから、毎回、必ず前日までに事前予約をするようにしています。

旅の終わりの締めのような気持ちで訪れるようになったのですが、スタッフの対応や料理の組み立てに、この店ならではの工夫が感じられ、最後の一晩をゆっくり過ごすにはちょうどいい場所だと思うようになりました。

入ってみたいお店が軒をならべるデウィシタ通りには、自然派石鹸で人気の「KOUもあります。「Pica South American Kitchen」の向かいくらいの位置。「KOU」によって、「ピカ」に向かうこともよくありました。

何度も頼んでしまう|BBQシュリンプ・豚ロースト・パエリア

今回ご紹介する料理は、20233月に訪れた際にオーダーしたもの。実は、過去何回か訪れた時もほとんど同じものを食べていたのです。なかなか来られないと思い、美味しい記憶のものを頼んでいたようです。

食欲を引き出してくれるスターター

BBQシュリンプ

BBQシュリンプ

炭の香りがふわりと鼻をくすぐり、プリッと弾ける海老の甘みに、チリの刺激が心地よく続きます。ソースのフルーティーな酸味と甘味が絡み合うような仕上がり。

ホタテのチーズ焼き

ホタテのチーズ焼き

貝殻の上でとろけるチーズが、ホタテの甘さをしっかり閉じ込め、贅沢なのに重くない余韻。添えられたライムでさらに爽やかな味わいでした。

記憶に刻まれるメインのごちそう

豚肉のロースト

ナイフが皮を割る音が「パリッ」と響くほどカリカリの食感です。でも、中は柔らかく、ジューシーといってもいいほど。

バリではカリッとした豚皮が食欲をそそるバビグリンが有名です。いろいろなレストランでこの豚のローストがメニューにあります。

豚ローストは、プンゴセカンの「イブスス」にもあります。ソースが工夫されていて美味しいのですが、Pica South Americanの豚ローストは、付け合わせとソースのバランスがよく、盛り付けもさらにおしゃれでいつもオーダーしてしまいます。。

私たち夫婦も、どちらかが必ずオーダーして分け合い、バリの贅沢な味を堪能します。シニアなのでたくさんは食べられずシェアということにしていますが、できれば一人分をじっくり味わってみたいと思います。

テガルサリの向かいのイブススは、日本の味が恋しい時にも行きたいレストランです。具体的メニューなど、詳しい体験記事でご紹介しています。
▶︎ 女性も安心!シニア夫婦が薦める「イブスス」の食体験

魚介のパエリア、締めくくりにエスプレッソ

添えられたライムが味の引き立て役

オーダーをして2~30分かかるのですが、ワインとともに前菜をゆっくり味わっていれば、その時間も決して長くは感じません。

時間をかけた分、魚介の旨みがしっかり染み込んだ米。エビも白身魚も貝も、それぞれの個性を保ちながら、ひと皿の中で調和していました。

見た目も鮮やかで、目も楽しませてくれます。

よく「お腹いっぱいでもデザートは別腹」といいますが、Pica South Americanのパエリアもそんな感じで満腹気味のお腹に不思議と収まってしまいます。

最後の締めくくりに選んだのは、エスプレッソ。ウブドではエスプレッソを置いているレストランは珍しいのですが、美味しい料理の後にいただく、しっかりと砂糖を入れた苦くて甘い一杯は、どんなデザートよりも料理の余韻を残してくれました。

この店ではワインを選びたくなる

バリで飲むビンタンビールは格別。レストランによって個性のあるフルーツカクテルも外せない。でもここではワインを選ぶことが多くなりました。

ワインの事は、あまりよくわかりませんが、ラインナップが充実しているようでした。

料理とのペアリングを意識した品揃えに加え、南米料理店らしくチリ産などのワインも選べると、スタッフの方が説明してくれました。

アルコールが苦手な方にもウブド産の自家製ドリンクなど幅広い提案があり、お酒を飲まない夫も楽しい夜を過ごすことができています。

店を出たあとの帰り道も含めて、夜の時間の過ごし方はこの店を選ぶ理由のひとつでした。

夜のウブドを安全に楽しむ歩き方

ウブドは治安が安定したエリアですが、夜間の散歩にはいくつか気をつけたいことがあります。

ハノマン通りや、王宮前のラヤウブド、モンキーフォレスト通りは歩道が整備されてはいますが、ところどころ穴が開いたり、路面がぐらつくところもあるので、足元をしっかり確認しながら歩くと安心です。明るいので懐中電灯などは不要。

ハノマン通りの雰囲気

食後は、ゴータマ通りを抜けてハノマン通りを通ってホテルへ向かいました。運がよければTMDバスに乗り、そうでなければ、夜風を浴びながらのんびり徒歩。

ハノマン通りの夜は、昼間より少しだけ大人びた表情を見せます。

ハノマン通りにはシルバーアクセサリーショップが多い

夜のカフェのテラス席では、旅人たちの語らいが続き、ハンドクラフトの店の奥にはランプが灯る。道ゆく人はゆったり寛ぐような足取りです。

夜景というほど派手ではないけれど、この通りの穏やかな熱量に触れているだけでバリ・ウブドの空気に胸が満たされていくのを感じます。

モンキーフォレスト通りの注意点

夜の散歩では、裏通りもですが、モンキーフォレスト前も避けたい場所です。

モンキーフォレスト前は店も早くにしまる上街灯も暗く、夜8時以降は歩かない方が無難です。

暗い上に猿が出ていることもあります。

年に一度ドゥダル(羽蟻)が大量に飛び回る時期(雨季の初め)には、道路上を舞うドゥダルを食べようと、モンキーフォレストから出てきた猿の大群に遭遇しました。

虫に抵抗のない夫も、この様子には一瞬固まってしまいました。私はその夫の背中に隠れるように道を急いだ苦い経験が。そういうこともあり、夜はモンキーフォレスト前の道は歩かないようにしています。

また、細い路地や裏通りには、歩道も街灯もほとんどないので、懐中電灯が頼りになる場面も。スマホの灯りでは心もとないなと感じました。

TMDバスとGrabの使い方

夜も魅力的なウブド中心部ですが、賑わいのある通りを選び、TMDバスやGrabを上手に使いながら、夜の散歩を楽しむのが安心です。

Grabなどの配車サービスのアプリ登録、TMDバスの利用方法チェックなどは旅行前にしておくと安心です。

ホテルの無料送迎を頼む時には連絡先を携行(スマホにメモ、ホテルビジネスカードを持つなど)すると役に立ちます。

レストランでお酒を飲みすぎた、モンキーフォレスト前で猿や羽蟻の大群に遭遇したなど、「予想外」の出来事も、徒歩以外の移動方法を知っていれば安全と安心が大きく違います。

時刻通りではないので、最終ははっきりした時間がわかりません。これは8時ごろハノマン通り。

公共交通機関TMDはシニア世代のウブド歩きを快適にしてくれます。使い勝手や、経路・停留所(地図付き)などは、実際の乗車体験とともに、こちらでお伝えしています。
▶︎ 徒歩とTMDバス|ウブドを疲れず、夜も安心に移動する方法
ウブドでは若干つかまえにくい「Grab」ですが、上手に使えば、ウブド内に限らずシニアの足の強い味方になってくれます。事前にアプリ登録を。
Grabアプリ登録方法:Grabアプリ

この店を利用する前に知っておきたいこと

実際に利用する前に気になった点を、体験をもとにまとめました。

  • Q. Pica South American Kitchenの予約は必要?
    A. はい。人気が高く、前日までに予約しておくと安心です。
  • Q.どんな料理を注文しましたか?

    A. 「BBQシュリンプ」「ホタテのチーズ焼き」「豚肉のロースト」「魚介のパエリア」など、南米のスパイスと素材の旨みを生かしたメニューをよくオーダーしました。

店内の黒板には、その日のおすすめ料理が書かれています

  • Q. ドレスコードは?
    A. 特にありませんが、落ち着いた雰囲気のため、軽装でも清潔感のある服装のほうが落ち着いて食事を楽しめます。
  • Q. 夜道は安全?
    A. ウブドは主要通りは明るく比較的治安も良いですが、暗い路地やモンキーフォレスト前は避けた方が安心です。TMDバスやGrabの利用がおすすめです。
  • Q. シニアや女性一人でも利用しやすい?
    A. はい。店内は落ち着いた雰囲気で、スタッフの対応も丁寧。静かに食事を楽しみたい方に向いていルト感じます。
Pica South American Kitchen店舗情
・アクセス:王宮から徒歩5分

・Googleマップ:Pica South American Kitchen 地図

ウブドの夜を静かに楽しむ一軒

Pica South American Kitchenは、滞在中の夜に「少しゆっくり食事をしたい」と思ったときに、思い出す一軒でした。

食事と、その前後の夜の時間も含めて、ウブドらしい過ごし方ができる場所です。少し静かに過ごしたい夜に、ちょうどいい一軒でした。

バリ・ウブド旅行を予定されて方は、滞在中に心配されるトラブルなどをテーマ別にまとめた、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ ウブド滞在の備えカテゴリー一覧
このお店以外にも、ウブドには、私たち実際に通い、シニア世代でも安心して食事ができたレストラン・カフェ・ワルンがあります。
▶︎ レストラン・カフェ・ワルン情報(カテゴリトップ)

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