テガルサリに長く滞在していると、毎日の食事をどこでとるかが、意外と大きな課題になります。
この記事では、ウブドに20年以上通い、テガルサリを定宿にしてきた私たち夫婦が、宿から徒歩5分圏中心に、実際に通っている朝食・昼食・おやつ・夕食の14軒を、体調や食欲に合わせた使い分け方とあわせて紹介します。
テガルサリから徒歩5分圏で、朝食から夕食まで14軒を使い分けられる
テガルサリの周辺には、パッセダン以外徒歩5分以内の範囲に、朝食から夕食まで使い分けられる店が揃っています。私たちは、その日の体調や気分に合わせて店を選んでいました。
- 朝:外に出たくない日はSemesta、しっかり食べたい日はSuka Espresso、部屋で食べるならMonsieur Spoon
- 昼:軽めならMEGUNA、野菜をとるならTaco Casa、涼みたいならIvy Cafe、コーヒーならMonkey Cave、持ち帰りはパッセダン
- おやつ:ジェラートならVaniglia、日本風パンならKakiang
- 夜:しっかりならTWIST、軽めならMamma Mia、静かに過ごすならWho’s Who、迷ったらIBU SUSU
歩ける距離に食事の選択肢が多いことは、1か月滞在を無理なく続けるうえで大きな安心につながりました。
比較一覧|迷ったときの早見表
この記事で紹介する14店を、利用しやすい時間帯と特徴で一覧にしました。
| 店名 | 朝 | 昼 | 夜 | ジャンル | 特徴・使いどころ |
|---|---|---|---|---|---|
| Semesta | ◎ | ◎ | ○ | インターナショナル・インドネシア料理 | お粥あり・ホテル併設で移動が少ない |
| Suka Espresso | ◎ | ◎ | ○ | イングリッシュブレックファースト・スムージー | 朝食メニュー豊富・組み合わせ可能 |
| Monsieur Spoon | ◎ | ◎ | ○ | フレンチベーカリー・食事も可 | クロワッサン・パン持ち帰り |
| Taco Casa | − | ◎ | ◎ | メキシカン | 野菜が多い・カウンター席で街を眺める |
| Ivy Cafe | ◎ | ◎ | ○ | スムージー・マフィンサンド | エアコンあり・涼しく過ごせる |
| Monkey Cave Espresso | ○ | ◎ | ○ | コーヒー・軽食 | 敷地内・エスプレッソが美味しい |
| MEGUNA | ○ | ◎ | ○ | ベトナム料理 | 小ぶり・やさしい味・近い |
| パセダン | ○ | ◎ | − | ローカル料理 | ナシチャンプル・持ち帰り |
| Vaniglia | ○ | ○ | ○ | ジェラート・デザート | ジェラート・少量スイーツ |
| Kakiang Bakery | ◎ | ◎ | ○ | ベーカリー | 甘さ控えめ・パンや焼き菓子・価格控えめ |
| TWIST | ○ | ◎ | ◎ | カレー・バーガー・インドネシア | ボリュームあり・しっかり食事 |
| Mamma Mia | − | ◎ | ◎ | イタリアン | ピザが小さめ・手頃価格 |
| Who’s Who | − | ○ | ◎ | ベルギー料理 | 落ち着いた雰囲気・コース可 |
| IBU SUSU Bar & Kitchen | − | ○ | ◎ | アジアンキュイジーヌ・インドネシア | 迷ったときの定番・立地良し |
◎:おすすめ ○:利用できる −:営業していない
*多くの店では表示価格に税・サービス料(10〜20%程度)が加算されます。価格は2026年7月の私たちの利用時点の目安です。
テガルサリ周辺の位置関係(徒歩圏の目安)

テガルサリ周辺のレストラン位置マップ。徒歩圏内に朝食、昼食、夕食に使いやすい店が集まっています。
テガルサリを中心に、私たちが歩いて通った飲食店の位置をまとめました。距離感を確認しながら、このあと紹介する朝・昼・おやつ・夜の店選びの参考にしてください。
▶︎ Googleマップ(公式):ウブド中心部地図
【関連記事】本記事の拠点となるテガルサリについては、立地・部屋タイプ・長期滞在向けの視点で詳しくまとめた記事もあります。
▶︎ ウブド・テガルサリで1か月暮らすように過ごせる理由と注意点
ここからは、私たちが実際に利用している店を、朝・昼・おやつ・夜に分けて紹介します。
朝食|起きたときの気分で決める
朝は、天候や体調、その日の気分で選び方が変わりました。目覚めたときに「今日はここにしよう」と思える店が近くにあるのは、長期滞在ではとても助かりました。逆に、前日のうちから「あの店で何を食べようか」と話しながら眠りにつくこともありました。

朝は気分に合わせて決められるのが楽でした。
Semesta|外に出たくない朝
ホテル併設で移動が少なく済むため、テガルサリに滞在しているなら、雨の日、体調があまりよくない日でも利用しやすい店です。フルーツプレートやジャッフル、卵料理と、バリのホテルのレストランの定番料理があります。食欲のない朝にお粥があるのも助かりました。
最近は出す店が少なくなった「バリコピ」が飲める貴重なレストランです。バリコピは、コーヒーの粉をカップに入れお湯を注いで上澄みを飲みます。昔はバリではこのコーヒーしかなく、バリに来たことを実感させてくれる味です。
ホテル併設ながら、メニューの価格は比較的抑えられています。終日営業で、メニューも豊富です。ルームサービスで同じメニューからオーダーできます。
▶︎ Googleマップ:Semesta(テガルサリ)地図
▶︎ HP:Warung Semesta Restaurant
Suka Espresso|朝からしっかり食べたいときに
イングリッシュブレックファーストは内容を組み合わせて選べるため、その日の食欲に合わせて調整できるのが使いやすいと感じました。パンケーキやスムージーボールなど、朝食にちょうどよいメニューが充実しています。価格はバリでは少し高めと感じました。
2階席は眺めもよく、ゆったりした朝の時間を過ごせるので、それも目当てに通いました。人気の店で、開店と同時に遠くからの観光客が集まってきます。2階席は、朝は日差しが強く、避けられる場所を確保するために、開店時間を目指してホテルを出ていました。
▶︎ Googleマップ:Suka Espresso地図
Monsieur Spoon|部屋で軽い朝食をとりたいときに
本場のクロワッサンやバゲットがあるフレンチベーカリーです。後述の「Monkey Cave Espresso」のコーヒーと一緒に軽い朝食をとることもありました。価格は、日本より少し安い程度ですが、一個が大きめです。
ニュピの日のように外に出られない日の備えとしても役立ちました。冷房の効いた店内や奥のオープンエアでサンドイッチやバーガーを食べることもできます。
▶︎ Googleマップ:Monsieur Spoon地図
【関連記事】ニュピ当日は外出できないため、食事をどう準備するかも普段とは少し違います。私たちが実際にウブドでニュピを過ごした様子はこちらです。
▶︎ バリ島のニュピ|外出できない日の準備とホテル選びの実体験
昼食|その日の予定と食欲で変わる
昼は、朝食の量や夜の予定、暑さに合わせて、軽い食事・涼しい店・持ち帰りを使い分けていました。

遠くまで行かなくても、その日の過ごし方に合わせて食事を整えられる環境でした。
Taco Casa|軽めに済ませたいランチに
野菜不足が気になるとき、野菜がしっかり取れるメニューが多いのがありがたい店です。通り沿いのカウンター席に座ると、昼の時間に街を眺めながらゆっくり食事ができます。メキシカン料理の店で、タコスやブリトー、サラダなどが食べられ、夕食時は欧米の旅行客で賑わっています。
私たちは、バリで日本の味が恋しくなることはほとんどありません。それは、ウブドにも食べ慣れたイタリアンやメキシカンがあり、気分に合わせて選べるからかもしれません。
▶︎ Googleマップ:Taco Casa地図
Ivy Cafe|暑さを避けて過ごしたい昼に
ウブドでは珍しくエアコンが効いた店内は、ゆっくり食事や休憩をとりたいときに嬉しい店でした。サラダやサンドイッチ、スムージーなど、軽めの食事が中心のカフェです。どれも彩りが鮮やかで、目でも楽しめるお店です。
ただスムージーは、日本のネクターのようにとても濃厚です。涼しい店内でゆっくり飲むのに向いていると感じました。
▶︎ Googleマップ:Ivy Cafe地図
Monkey Cave Espresso|お昼に本格コーヒーを楽しみたい
コーヒーやエスプレッソのほか、軽食や簡単な食事が取れるカフェです。テガルサリ敷地内にあり、テイクアウトのコーヒーも熱いまま部屋で飲めました。
私たちがウブドに通い始めた頃に比べると専門店は増えましたが、Monkey Cave Espressoのようにコーヒーを目当てに立ち寄れる店は、今でも重宝しています。小さなお店ですが2階席はソファもあり、ゆっくりくつろぐことができます。
▶︎ Googleマップ:Monkey Cave Espresso地図
MEGUNA|お腹にやさしいものを食べたいときに
お腹に負担の少ない料理を、少しだけ食べたいときに、真っ先に思い浮かぶ店です。フォーなどのベトナム料理がありますが、いずれも小ぶりな量で優しい味付けです。テガルサリ直営店で、ホテルの斜め前にあり利用しやすい店でした。
価格も抑えられているので、お腹が空いている時は、気軽に何種類もオーダーして楽しむこともできます。階段が急でなかなか行くことのない屋上席は、ウブドの家並みが眺められます。
▶︎ Googleマップ:MEGUNA地図
パセダン|お昼を部屋で食べたいときに
ナシチャンプルなどのローカル料理が持ち帰りできる店です。シニアでも利用しやすいローカルワルンと感じます。地元の人にも人気の店で、ホテルスタッフも認める味です。辛さも調節してもらえ、おかずは指差しで良いので、利用しやすい店です。
【関連記事】注文方法、価格など詳しい記事があります。
▶︎ パセダン|安くて清潔なナシチャンプルの名店
おやつ|少しだけ楽しむ
おやつは、外出ついでに一息つきたい時や、午後に少しだけ甘いものが欲しいときに利用しました。近くに小さく楽しめる店があると、滞在中の気分転換になります。

VanigliaのジェラートとKakiang Bakeryのケーキ。午後のおやつに何度か利用しました。
Vaniglia|カフェで甘いものを少し
量が控えめで甘さも抑えられ、午後に少しだけ食べたいときにちょうどよいサイズでした。他の店で夕食を取ったあと、ここでデザートという使い方も楽しいものでした。イタリアンカフェという雰囲気で、パニーニなどの軽食もありますが、ジェラートやケーキが楽しめる店です。
ケーキ類は日本とほとんど変わらない価格感です。味や見た目も、私たちには日本の洋菓子店で食べるものと比べても満足できるものでした。
▶︎ Googleマップ:Vaniglia地図
Kakiang Bakery|日本の味で落ち着く
パンやドーナツなど、日本とほとんど同じものが揃っています。普段は恋しくならないけれど、甘さ控えめの日本風パンにはつい手が伸びてしまいます。価格も現地価格に近く、地元の若者もよく利用しています。クッキーは、おやつ用にストックすることもあります。
▶︎ Googleマップ:Kakiang Bakery地図
夕食|距離と帰りやすさで選ぶ
夜は、「食事を楽しみたい日」「軽めの食事をしたい日」「静かに過ごしたい日」で店を使い分けていました。その日の気分に合わせ、夜道を気にせず帰れる範囲で、選べる店が揃っていました。

テガルサリ周辺で楽しんだ夕食。徒歩で帰れる店を中心に利用しました。
TWIST|食事を楽しみたい夜
肉料理やインドネシア料理など、食事を楽しめるレストランです。甘辛い味で、付け合わせのご飯がすすみます。バーガーやカレーもあり、利用しやすいお店です。ボリュームがあり、満足感のある食事ができる一方、シェアすることで量を調整できます。
席間が近いので、客同士の交流が生まれやすく、私たちも隣席の老夫婦と会話を楽しみました。
▶︎ Googleマップ:TWIST地図
Mamma Mia|軽く済ませたい夜
ピザやパスタなどのイタリアンが楽しめる店です。価格も手頃で、気軽に入りやすい雰囲気があります。ピザは大きすぎず、シニアでも食べやすいサイズなのが助かりました。サラダ、メインの肉料理、デザートもあり、気軽に入れる価格帯ながら、味はしっかり本格的でした。
果物がたくさん入ったたっぷりな量のサングリア。オーナーに勧められた甘さ抑えめの自家製リモンチェッロ。軽く済ませる夜にもどちらかを注文してしまいます。
▶︎ Googleマップ:Mamma Mia地図
Who’s Who|落ち着いたディナーに
通りから少し入ったところにある店は、夜になるとキャンドルが灯り、静かに食事ができる大人の雰囲気です。ゆっくり過ごしたい夜に向いています。
ベルギー料理のお店です。スープ、サラダ、メインとコース料理を自分で組み合わせる楽しさがありました。エビのサラダやツナのタルタルは、何度でもオーダーしたくなる一皿でした。ワインが合う落ち着いたレストランで、少しおしゃれして出かけたい店です。
▶︎ Googleマップ:Who’s Who地図
IBU SUSU Bar & Kitchen|迷ったときの一軒
アジアンキュイジーヌの店。テガルサリの目の前にあり、距離的にも安心して利用できます。ハッピーアワーが少し早めの午後4時から、華やかなモックテールがある、珍しいそば料理があるなど、楽しみがたくさんある店です。
【関連記事】店の雰囲気、おすすめ料理、価格など詳しい記事はこちらにあります。
▶︎ IBU SUSU Bar & Kitchen|落ち着いて通える店と使い方
Q&A|滞在中の食事の選び方
Q. 徒歩でどのくらいまでなら無理なく通えますか?
私たちは、片道20分くらいまでなら歩いて行くこともあります。ウブドの主要通りでは、夜9時ごろまでは通り沿いの店の明かりもあり、私たちはそれほど不安なく歩いていました。
ただ、テガルサリ周辺は、近くで済ませたい日に選べる店が多いのが便利でした。この記事で紹介している店の多くは徒歩5分前後にあり、体調や気分に合わせて選べます。
Q. 雨の日や体調がすぐれない日はどうしていますか?
ホテル内のSemestaを利用したり、部屋で食べたい日はルームサービスをお願いしたりしていました。近くの店で買って部屋に持ち帰ることもあります。IBU SUSUはテガルサリの目の前にあり、軽めのメニューもあるため、あまり遠くまで歩きたくない日にも利用しやすい店でした。
Q. 営業時間は終日ですか?
終日営業の店もありますが、プンゴセカン周辺では、昼から営業する店、夜だけの店、夕方に閉まる店もあります。あらかじめGoogleマップで場所と営業時間を確認しておくといいと思います。時間帯の目安は比較一覧表を参照してください。
Q. 夜遅くなりそうな日はどうしていますか?
私たちは、帰り道を長く歩かなくて済む店を選ぶことが多いです。少し離れた店へ行く場合は、Grabやホテル送迎など、帰りの移動手段も考えていました。
Q. 予約は必要ですか?
私たちが普段利用する店では予約せず入ることも多いですが、人気店や夕食の時間帯は混むことがあります。確実に入りたい店がある場合は、事前に店舗へ確認しておくと安心です。
【関連記事】テガルサリ周辺に宿泊していなくても、ここで紹介したお店を利用したい方には、ウブド内の移動に使えるTMDバスが役立つことがあります。徒歩だけでは少し遠い場所も、昼間なら移動の選択肢に入れやすくなります。
▶︎ ウブドのバス「トランスメトロデワタ(TMD)」完全ガイド(使い方・路線・停留所・地図付きで詳しく解説しています)
まとめ|到着したら、まず朝・昼・夜の行きつけ候補を決めよう
テガルサリ周辺には、朝から夜まで使いやすい店が徒歩圏に揃っています。長く滞在していると、毎回新しい店を探すよりも、「今日は軽く」「今日はしっかり」「今日は近くで」と、その日の体調や気分で選べる行きつけがいくつかあることが、とても助かりました。
- 到着後の数日で、朝・昼・夜それぞれ「行きつけ候補」を1〜2軒ずつ試しておく
- 雨の日・体調が悪い日用に、Semesta(ルームサービス可)とMEGUNA・IBU SUSUを覚えておく
- ニュピ前日は、Monsieur Spoonのパンや Kakiangのクッキーを備えておく
- 夜は徒歩圏を中心に選ぶと帰りが安心
- 出発前に紹介した店をGoogleマップに保存し、営業時間を確認しておく
【関連記事】食事は徒歩圏が中心ですが、気分を変えて少し移動して楽しむ夜もありました。そんなときに選んでいたのが、ワインが似合う大人のお店、 Pica South American Kitchenです。夜散歩の様子とともにお伝えする記事があります。
▶︎ ウブドは夜歩きも楽しい|歩いた先のPicaはシニア夫婦が通う南米料理店
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【この記事を書いた人|じゃんぱらぎ夫婦】
20年以上ウブドに通い、近年は3〜4週間の長期滞在を重ねています。滞在中に実際に通っている店を、シニア夫婦の目線で紹介しています。


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