ウブド滞在中に体調を崩したり、トラブルにあったりすると、「どうすればよいのだろう」と不安になりますよね。
30年ほどバリに通い、近年はウブドで長期滞在を重ねてきた私たちは、困ったことがあると、まず宿泊しているホテルに相談し、解決してきました。
2025年の滞在中、夫の高熱が持参した薬では下がらなかったときや、クレジットカードが見当たらなくなったときも、ホテルのスタッフに助けられました。
この記事では、ウブドへの旅行や長期滞在を考えているシニア世代・大人のご夫婦に向けて、体調不良や紛失、現地で分からないことがあった際に、ホテルから受けたサポートを実体験からまとめます。海外旅行保険のアシスタンスサービスとの役割の違いについてもお伝えします。

体調不良や外出時の移動など、困ったときにホテルの車やスタッフに助けられることがあります。
ホテルに助けてもらった2つの経験
私たちがホテルのサポートを特に心強く感じたのは、夫の高熱が続いたときと、クレジットカードが見当たらなくなったときです。
どちらもホテルだけですべてが解決したわけではありません。それでも、移動や確認を手伝ってもらい、次に何をすればよいか分かったことで、落ち着いて対応できました。
高熱が続いたとき、受診を助けてもらった
ウブド滞在中、夫の高熱が持参した薬ではなかなか下がらないことがありました。
まず海外旅行保険のアシスタンスサービスへ連絡し、症状を伝えました。大事をとって医療機関を受診したほうがよいとの案内があり、キャッシュレス診療に対応するクリニックを紹介してもらいました。
受診先をホテルに伝えると、すぐに車を用意してくれました。
夫の体調が悪いなか、私一人で病院の場所を調べたり、配車を手配したりせずに済んだのは、大きな助けになりました。
スタッフはクリニックにも同行し、受付や症状説明のやり取りを手伝ってくれたため、英語への不安も軽くなりました。
カードが見当たらないとき、一緒に探してもらった
滞在中、クレジットカードが見当たらなくなったこともありました。
盗難に遭った様子はありませんでしたが、どこで失くしたのか分かりません。自分たちで部屋を探したあと、ホテルのフロントへ相談しました。
ホテルはすぐに清掃スタッフへ連絡し、部屋の中をもう一度探してくれました。
結局、カードはソファの隙間に入り込んでおり、清掃スタッフが見つけてくれました。
探している間には、「見つからなければ保険会社へ相談し、必要なら警察へ行く手伝いもできる」と教えてくれました。
見つからなかった場合の行動がわかったことに加え、ホテルが安心させようと寄り添ってくれたことで、気持ちが落ち着きました。
保険会社とホテルでは、助けてもらえることが違う
海外旅行保険のアシスタンスサービスも、滞在中に困ったときの大切な相談先です。
ただし、保険会社とホテルでは役割が異なります。
海外旅行保険のアシスタンスサービスには、契約内容に応じて、次のような相談ができます。
- 受診先の案内
- 補償内容の確認
- キャッシュレス診療の手配
- 次に何をすればよいかの案内
一方、ホテルには、現地で実際に動くための次のような手助けを相談できます。
- 医療機関や施設への連絡
- 車や移動手段の手配
- 必要に応じた同行や言葉の補助
- 警察や関係先へ行くためのサポート
保険会社に受診先や補償について確認し、ホテルに移動や同行を相談するなど、両方を組み合わせることで、慣れない土地でも対応を進めやすくなります。
▶︎ アシスタンスサービスでできること
私たちが実際にホテルに相談したこと
ホテルに相談できるのは、体調不良や紛失だけではありません。私たちは、現地の習慣や移動、食事、予約など、滞在中のさまざまなことを相談してきました。
分からないことがあれば、ホテルに聞いてみる
インターネットで調べるだけでは分からない、その日の道路状況や地域の行事について、現地の事情をよく知るスタッフから教えてもらえることもあります。
行事や寺院での服装
寺院へ入るときの服装や、行事を見学してよいかなど、現地の習慣を教えてもらいました。ホテルによっては、サロンなどの貸し出しに応じてもらえる場合もあります。
道路事情や行事による混雑
目的地まで歩けるか、道の状態はどうか、祭礼による交通規制がないかなどを尋ねました。現地の状況を知るスタッフに聞くことで、出発時間や移動方法を決めやすくなります。
食事や現地の習慣
現地の料理の食べ方や、おすすめの店を尋ねることもあります。「辛いものが苦手なら、調節してもらったほうがいいですよ。」と言い添えてくれたことが印象に残っています。
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滞在中の手配も相談できる
ホテルによっては、滞在を快適にするためのさまざまな手配にも応じてもらえます。
舞踊やスパの予約
舞踊公演の席を確保してもらったり、スパを予約してもらったりしました。
車や送迎
空港送迎、街中への移動、夜の帰りの車などを相談しました。
早朝出発時の朝食
早朝に出発するときは、簡単な朝食ボックスを用意してもらったことがあります。
体調不良時の食事
体調がすぐれないときには、メニューにない薄味のおかゆを用意してもらいました。食べられそうなものがあれば、相談してみる価値があります。
【関連記事】ホテルにスパ予約をお願いしたときは、日時だけでなく、体の気になる部分や施術の希望も伝えてもらいました。施術の流れや利用時のポイントをあらかじめ知っておくと、自分に合う利用の仕方を考えやすくなります。
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ホテルに相談するときに伝えたこと
これまでの経験から、ホテルに相談する時は、「何が起きたのか」「すでになにを確認したか」「何を手伝ってほしいか」を簡単に伝えると、状況を理解してもらいやすくなりました。
たとえば、保険会社から医療機関を紹介された場合は以下のように伝えました。
「保険会社からこのクリニックを案内されました。車をお願いできますか」
ホテルによって受けられるサポートは違う
ここで紹介した対応を、すべてのホテルで受けられるとは限りません。夜間はスタッフが少なかったり、車や同行できる人がいなかったりする場合もあります。
長期滞在では、部屋や料金だけでなく、次の点も確認しておくと安心です。
- フロント・夜間の対応時間
- 車や送迎を手配できるか
- 日本語または英語で相談できるか
- 体調不良時に医療機関への連絡や移動を相談できるか
▶︎ 「私たちが選ぶ宿カテゴリー」一覧
よくある質問
Q.体調を崩したときは、保険会社とホテルのどちらへ先に相談しますか?
緊急性が高い場合は、ホテルや現地の救急機関へすぐに助けを求めます。
すぐに受診が必要か迷う場合や、補償、キャッシュレス診療について確認したいときは、海外旅行保険のアシスタンスサービスへ相談します。受診先が決まったら、移動や同行についてホテルへ相談します。
Q.カードが見当たらないときは、まずホテルへ相談してよいですか?
部屋やホテル内にある可能性が高ければ、まずホテルに確認します。
ただし、街中で失くした可能性がある場合や、不正利用が心配な場合は、カード会社へ速やかに連絡します。
Q.ホテルに助けてもらったらチップは必要ですか?
通常のフロント対応ごとに、必ずチップが必要というわけではありません。
ただし、病院への同行や特別な送迎など、通常以上の手助けを受けたと感じたときは、感謝の気持ちとして心付けを渡すこともあります。私たちは、Rp50,000程度を渡すことがあります。
困ったときは、まずホテルにも相談してみる
ウブド滞在中に困ったことが起きたら、自分たちだけで抱え込まず、まずホテルにも相談してみてください。
車の手配、医療機関や警察へ行くためのサポートなど、現地で動くための手助けを受けられる場合があります。
ただし、ホテルが医療上の判断や保険の補償確認、カード停止、警察への正式な届け出を代行できるわけではありません。必要に応じて、医療機関、保険会社、カード会社、警察にも連絡します。
宿を選ぶときは、部屋や料金だけでなく、困ったときに相談しやすいかという点も、長期滞在の安心につながると感じています。
▶︎ 「ウブド滞在の備えカテゴリー」一覧
執筆:じゃんぱらぎ夫婦(60代、ウブド滞在歴20年以上・長期滞在8回)


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