ウブド滞在の備え

ウブドのトイレ事情|紙・有料・場所の基本と対策

結論|ウブドのトイレは「紙の扱い」と「事前準備」を知っていれば困らない

シニア世代にとって、旅行中のトイレ事情は気になりますよね。

この記事では、バリ島ウブドを初めて訪れる方やシニア世代の旅行者に向けて、ホテル・カフェ・観光地など、場所ごとのトイレ事情と、困らないための準備を、実体験をもとにまとめました。

初めてバリに行くと、公共トイレが少なかったり、トイレットペーパーを流せなかったりして、戸惑うことがあります。

でも、現地の習慣や「どこで利用しやすいか」「どんな準備をしておくか」を知っているだけで、不安はかなり減ります。

ウブドで実際に経験したトイレの紙・有料・場所の事情と、ポケットティッシュを持ち歩くなど、安心して出かけるための私たちなりの備えを書いています。

*記事内の情報は2026年4月時点のものです。トイレの設備や利用条件、料金は施設によって変わることがあります。最新情報は現地や各施設でご確認ください。

バリ島のトイレ|鉄則は2つ

バリのトイレで失敗しないために、私たちは、以下の2つを意識しています。

・紙を流さない
・行ける時に行く

日本の習慣で、つい紙を流してしまうと、配管が詰まってしまうことがあります。

シニア世代は、トイレの間隔が近くなりがちです。宿を出る前や、レストランを出る時は意識して済ませるようにしておくと安心です。

日本のように、公共トイレやコンビニトイレがどこにでもあるわけではありません。清潔さも気になるところがあります。

この記事を、バリ島・ウブドでトイレで困らないために、役立ててください。

バリ島のトイレ事情|紙の扱いと公共トイレ

初めて訪れる方が特に戸惑いやすいのが、トイレットペーパーの扱いと公共トイレの少なさです。

あらかじめ基本的なルールを知っておくと、街歩きの途中でも慌てることなく安心して過ごせます。ここでは、ウブドを中心にバリ島で知っておきたいトイレ事情をまとめました。

バリ島ではトイレットペーパーは流せない

一部ホテルや観光施設以外は、トイレで紙は流せません。日本と同じ感覚で紙を流してしまうと、配管が詰まってしまうこともあるため注意が必要です。

紙は、トイレの横の使用済みペーパー入れに捨てます。

はじめは戸惑いましたが、トイレットペーパーで包んで処理すれば気にならなくなります。何度か経験すると自然と慣れてくるものです。

流せない理由

バリ島では、建物の排水管が日本ほど太く設計されていないことが多く、紙を流すと詰まりやすいと言われています。そのため多くのトイレでは、紙は流さず別に捨てる仕組みになっています。

これはウブドだけでなく、バリ島全体で見られるトイレの特徴です。空港でも、案内表示や備え付けのゴミ箱を確認するようにしています。

紙を流せる?見分け方

紙を流せるかどうかは、「トイレの横に使用済みペーパー入れがあるかどうか」で判断できます。ペーパー入れがある場合は、紙は流さずそこに捨てます。

ゴミ箱がない場合は流せることもありますが、迷うときはスタッフに確認します。

公共トイレはほとんどない

バリ島には、日本のように誰でも自由に使える公共トイレは多くありません。

観光地ウブドも、ウブド市場など一部の場所を除くと、街中で自由に利用できるトイレはほとんどないのが現状です。

そのため街歩きをする際は、レストランやカフェで食事をしたときなど、利用できるタイミングでトイレに行っておくことが大切になります。

こうしたことを少し意識しておくだけで、街歩きの安心感が大きく変わります。

緊急時に利用できるトイレ

スーパー・コンビニは街歩き中の頼れるトイレ

ウブドの街歩きでは、スーパーやコンビニのトイレが頼りになることがあります。ただし、トイレットペーパーが切れていることもあるため、ポケットティッシュを持っておくと安心です。

また、まれにですが、床が濡れていたり、便座がきれいでない、鍵が壊れているといったことがあります。

大型スーパー

大型スーパーの「デルタデワタ」や「COCOスーパー」には、旅行者でも利用しやすい、比較的整備されたトイレが設置されています。観光の途中に立ち寄れるため、街歩きの休憩場所としても助かる存在です。

コンビニ

アルファマートのような大きな店舗では、看板にトイレマークが表示されていることがあります。

散歩中にそのマークを見つけると、ほっとしたことを覚えています。それ以来、街歩きでは大きめのコンビニを探すことを意識するようになりました。

利用するときはスタッフに一声かけ、水などを購入して気持ちよく利用させてもらうようにしています。

ホテルやカフェにお願いする

街歩き中に急な腹痛に見舞われ、近くのホテルに駆け込んだときは、スタッフがすぐに笑顔で案内してくれました。共用トイレは、たいていレセプション近くにあります。

また別の日には、営業前のカフェでお願いしたこともあります。そのときも快く利用させてもらえました。

帰り際、飲み物を買うと「テリマカシ(ありがとう)」と言ってくれたスタッフの笑顔が印象に残っています。

 

緊急時は、近くのホテルやカフェ・レストランにお願いするのが一番安心です。きれいなので気持ちよく使えますし、観光地ウブドでは、たいてい笑顔で対応してくれました。

トイレを借りたいときの英語・インドネシア語

緊急でホテルなどに飛び込んだ時、使えるフレーズをご紹介します。私は咄嗟に言葉が出てこない時のため、メモに書いてスマホに保存していました。

ホテルや観光客に人気のカフェなどは英語でOK。ローカルワルンなどはインドネシア語が主ですが、「toilet」でほぼ通じます。

「トイレはどこですか?」
  • 英語:Where is the bathroom?
  • インドネシア語:Di mana toilet?
    ディ マナ トイレット?

「すみません、トイレを使ってもいいですか?」

  • 英語:Excuse me, may I use the restroom?
  • インドネシア語:Permisi, boleh saya menggunakan toilet?
    パーミシ、ボレ サヤ メンググナカン トイレット?

「Permisi(すみません)」を前につけると丁寧です。「toilet?」だけでも大抵は通じます。

ウブドでは観光客に慣れている場所も多く、困った様子で「Toilet?」と聞くと、場所を教えてもらえました。私の場合は、これまで、このやり取りで断られたことはありません。

ウブドのホテルのトイレ事情|清潔さと注意点

中級以上のホテルは、大抵掃除も行き届いていて快適です。家族経営などの小規模宿は、少し注意が必要です。

中級・高級ホテルのトイレ環境

ウブドの中級以上のホテルやヴィラには、洋式トイレが設置されています。日々の清掃が徹底されていて、快適さは日本のホテルと遜色ありません。

私が滞在したヴィラでは、毎朝スタッフの丁寧な清掃とほのかに香るアロマが心地よく、滞在中の癒しの空間となりました。

ただし、築年数が経つ宿では換気が不十分な場合もあり、湿気や匂いが気になったことがありました。

ロスメン・小規模家族経営の宿のトイレ

ロスメンや小規模な家族経営の宿では、建物の古さや設備の違いによって、水回りの使い勝手や清潔さに差が出ることがあります。

宿を選ぶ際は、口コミで「トイレ」「水回り」「清潔さ」などの評価を確認しておくと安心です。

紙は流せる?チェックイン時の確認ポイント

ホテルのトイレで最も気を付けたいのは、「トイレットペーパーを流せるかどうか」。宿によって排水環境が異なるため、ゴミ箱に捨てるように求められる場合もあります。

トイレの横に大きなゴミ箱がある時は、「流さない」ことにすると安心です。

私は最初の滞在時、確認せずに紙を流してしまい、詰まりかけてスタッフに注意された苦い経験があります。

紙を流していいか判断がつかない時は、必ず聞くようにしています。

よく滞在するウブドの宿、「テガルサリ(Tegal Sari Accommodation)」は中級ホテルですが、紙を流すことができました。
▶︎  テガルサリ|暮らすように過ごせる理由と実際の使い勝手

ウブドのカフェ・レストランのトイレ事情

観光客に人気のカフェやレストランは、おしゃれで快適なトイレが多く、気持ちよく利用できます。たとえば人気カフェ「Clear Café」のトイレは木の温もりがあり、花が飾られた空間で、思わず長居したくなるほどでした。

ワルンなどでは、昔ながらのローカルトイレ(後述)のところもあります。

ウブド中心部のスグリワ通りのワルンでのトイレは、民家のトイレと共用で、和式タイプでした。鍵が閉まらず、ドキドキしながら使わせてもらいました。ホテルを出る時済ませてくれば良かったと反省しました。

舞踊公演・観光地のトイレ事情

舞踊会場のトイレ|注意点

ウブド王宮の舞踊会場のトイレは整備されていました。ただ、休憩中は大混雑で、戻ったときにはすでに舞台が始まってしまった経験があります。

ウブドには、他にも舞踊会場がいくつかありますが、会場によっては、紙がなかったり、鍵が壊れていることもあります。

とにかく、行けるときに行くのが鉄則。舞踊公演に出かける時は、会場に行く前に、ホテルや途中のレストランで済ませるようにしていました。

市場・観光地の有料トイレと料金相場

市場や観光スポットのトイレは多くが有料制。

2000~5000ルピア(20〜50円程度)を現金で支払います。紙を別料金で購入するケースもありました。お釣りはでないことが多いので、少額紙幣の準備をしておくと慌てません。

▶︎ まだまだ現金が必要なバリ。有料トイレでは小銭が必要です。両替では小銭を加えてもらうなど、両替事情を詳しく書いた記事も参考にしてください。
ウブドで失敗しない両替|両替所の見分け方・両替の方法・レートの見方

バリ独特のトイレ文化を知る

水で流すローカルトイレの使い方

ウブドの寺院やローカル食堂では、和式に似たトイレや、水桶とひしゃくを使って洗い流すスタイルが一般的です。

形は和式で日本と似ていますが、座る方向は逆です。

最初は戸惑いましたが、現地の人にやり方を教えてもらい使ってみると意外と難しくありませんでした。

トイレにまつわる左手文化とマナー

インドネシアでは、左手はトイレで使う手と考えられているため、食事やお金の受け渡しでは右手を使うのが丁寧とされています。

実際、私が左手でお金を渡したときに驚かれたことがありました。左手で子どもの頭を撫でたりすることも嫌われます。

こうした文化背景を知っておくと、現地でのやり取りがよりスムーズになり、トラブルも避けられます。

ウブドのトイレに多い洗浄シャワーの使い方

ウブドでは、ほとんどのトイレに「シャワーホース」が設置されています。出てくるのは水ですが、暑いバリなので、さほど冷たさは感じません。

手元で水圧を調整し、直接洗う仕組みで、慣れると非常に快適です。現地ではこれが“ウォシュレット”の役割を果たしています。日本でも、夏になると恋しくなるほどです。

なお、高級ホテルのなかにはウォシュレット完備のところもあるようですが、一般的ではありません。

ウブド旅行に必須のトイレ持ち物リスト

私がウブド旅行で必ず持ち歩くトイレグッズは以下の3点です。

  • ポケットティッシュ:紙がない場所に備えて
  • 除菌シート:清掃などが不十分な場合の衛生対策
  • 小銭(2000~5000ルピア):有料トイレや紙購入

これらがあれば、不意のトイレトラブルでも慌てることがなく、長時間の街歩きも快適に過ごせました。

ウブドのトイレ事情とQ&A|よくある不安を解消

ウブドでは、利用する場所によってトイレの使い勝手が異なります。

ホテル・カフェ・観光地など主要なロケーション別に、紙が流せるか・清潔さ・料金の有無を実体験ベースで整理しました。

ウブド主要ロケーション別トイレ使い勝手比較表
場所 紙流せる? 清潔さ 備品・設備 料金 安心感/おすすめ度
高級・中級ホテル 多くはOK ◎~○ 必要なものは全て 無料 ★★★★★
人気カフェ・レストラン ほとんど× ◎~○ 紙・鍵不良例あり 無料 ★★★★☆
ローカルワルン × 紙無いところも・鍵不良例あり 無料 ★★★☆☆
スーパー・コンビニ × △〜○ 時々紙無し 無料 ★★★★☆
舞踊公演 × △〜○ 紙・鍵不良例あり 無料 ★★★☆☆
観光地・市場 × 有料・紙別料金のところも 20~50円現金 ★★★☆☆

* 使用後の紙は横のゴミ箱へ
* ほぼどこも洗浄シャワーあり
* ローカルワルンや観光地では、和式トイレも

  • Q. 「紙が流せる/流せない」の調べ方と対策は?
    A. 宿ではチェックイン時に要確認。流せない場合ゴミ箱に。ゴミ箱があれば流せないと考えれば無難です。
  • Q. 緊急時にトイレが見つからなかったら?
    A. お願いすると、ホテル・カフェは快く貸してくれます。
  • Q. トイレで使える現地語フレーズは?
    A. 英語「Where is the bathroom?」、インドネシア語「Di mana toilet?」を覚えておくと役立ちます。
  • Q. 有料トイレの使い方は?
    A. 入り口のスタッフに、2000~5000ルピアを手渡す。現金のみ。お釣りが出ない場合もあるので、小銭を多めに用意しておくと安心です。
  • Q. 観光前後のおすすめ準備は?
    A. ティッシュ・除菌・小銭を常備。出発前の宿トイレ利用&道中大型スーパーも活用します。

こうしたポイントを押さえておけば、トイレの不安に振り回されることなく、ウブド観光や街歩きを落ち着いて楽しめます。

チェックリスト|準備すればウブドのトイレは怖くない

● ポケットティッシュを持ち歩く
● 除菌シートや携帯ハンドジェルを携帯
● 小銭(2000~5000ルピア)を別に用意(市場や観光地の有料トイレ)
● 出発前に宿泊先で済ませる
● ホテルでは紙が流せるか確認する
● 大型スーパーや人気カフェをトイレ休憩に活用
● インドネシア語の「Dimana Toilet?(トイレはどこですか?)」を覚えておく

準備と心構えで、ウブド旅行はもっと快適に

ウブドのトイレ事情は、ホテルや人気のカフェでは快適に利用できますが、ローカルのワルンや観光地では準備と工夫が必要です。私は何度か紙を流せずトイレが詰まったり、小銭不足で慌てたりする経験を重ねて学びました。

そのような経験を経て、ポケットティッシュと小銭を携帯し、現地の文化を理解しながら行動すると、トラブルがほとんどなくなりました。

これらの準備をすれば、トイレを気にせずウブド観光を心から楽しめるでしょう。皆様のウブド旅が素敵なものになることを願っています。

トイレの使い方ひとつ取っても、海外旅行では「知らなかった」ことで戸惑う場面が少なくありません。
トイレ・お金・体調など、滞在中の不安をまとめて確認したい方はこちら
▶︎ ウブド滞在の備えカテゴリー一覧

この記事は、筆者の実体験をもとに、2026年4月時点でのウブド周辺のトイレ事情をまとめたものです。トイレの設備、清潔さ、紙が流せるかどうか、利用料金、利用可否などは、施設や時期、管理状況によって変わる場合があります。実際に利用する際は、現地の表示やスタッフの案内を確認し、不安な場合は無理をせず、ホテルや利用しやすいカフェ・レストランなどを活用してください。

ウブドにはこれまで20回近く訪れ、ここ15年ほどは毎年のように3~4週間の長期滞在を重ねてきました。日本とは違う習慣なども、暮らすように過ごすうちに自然と慣れていきました。このブログでは、ウブドでのさまざまな経験をお伝えしています。

コメント