私たちが選ぶ宿

ウブドで1か月暮らす|シニア世代の宿選びの考え方

この記事は、ウブドで1か月前後の長期滞在を考えているシニア世代の方に向けて書いています。

観光とは違い、「暮らすように滞在する」ための宿選びには、押さえておきたい視点があります。
30年以上通い、何度も1か月滞在を重ねてきた私たちの実体験から、その考え方をまとめました。

こんな悩みを持つ方のための記事です

  • 長期滞在に向く宿の基準がわからない
  • 日本との違いがどの程度あるのか不安
  • 失敗せずに落ち着いて過ごせる宿を選びたい

この記事でわかること

  • ウブドの宿が日本とどう違うのか
  • 長期滞在で重視している具体的な基準
  • 見学でわかること、わからないこと
  • 結果として同じ宿に戻る理由

田んぼと隣り合う低層の宿。日本のホテルとは違う風景が、日常になります。

 まず知っておきたい|ウブドの宿は日本とどう違うか

ウブドの宿は、日本と同じようで、同じではありません。

・低層建築が多く、エレベーターがないこともある
・外階段やタイル床は雨の日に滑りやすい
・トイレや水回りは日本ほど均一ではない
・防音は宿によって差がある

よく言われる、虫や停電に関しては、正直に言えば、私たちはほとんど困ったことがありません。
停電は日本と比べれば起こる可能性はありますが、30年で一度あったかどうかという程度です。

大切なのは「過度に心配すること」ではなく、日本と同じ前提で考えすぎないこと。違いを知って選べば、必要以上に驚くことはありません。
バリ島・ウブドの宿|30年通って見えてきた日本との違い

 長期滞在で重視している基準

1泊なら気にならないことが、1か月では積み重なります。私たちが重視しているのは、次の点です。

・立地と日常動線

日常の買い物や、レストラン、カフェまで無理なく歩けるか。

とくに「食」は、1か月滞在では想像以上に大切になります。毎日外食でも、簡単に済ませる日でも、選択肢にバリエーションがあるかどうか。

急な坂道はないか。夜に戻るとき、足元は安心できるか。

観光では気にならない距離や坂も、毎日のことになると印象は変わります。

・部屋の位置

3階で景色がよくても、毎日上がれるかどうかは別の話です。

到着した日は気にならなくても、買い物帰りに荷物を持っている日、少し疲れている日、
雨で足元が滑りやすい日。そんな日にも、「思ったほど苦にならない」と感じられるかどうか。

部屋の位置は、眺めだけで決めるのではなく、1か月後の自分の足取りを思い浮かべながら考えます。年齢を重ねると、わずかな負担が積み重なります。

・静けさ

中心地に近ければ、食事や買い物には困りませんが、その分、夜遅くまで人や車の音が続くこともあります。

一方で、静けさを重視して少し離れれば、毎日食事や買い物に気軽に出ることが難しくなる場合もあります。

私たちが目指したのは、できるだけ便利で、なおかつ静かに眠れる宿でした。

実際に、私たちは、中心地にありながら静かに眠れる宿に出会えたことで、滞在の質が大きく変わりました。

1か月滞在では、「毎晩どんな環境で眠るか」が想像以上に心地よさを左右します。だからこそ、便利さも静けさも、できる限り両立しているかを丁寧に見ていきます。

スタッフとの距離感

長く滞在するほど、スタッフとの関わり方も大切になります。

必要以上に干渉されることなく、でも困ったときには声をかけやすい雰囲気があるか。

毎日顔を合わせても気を使いすぎず、自然に挨拶を交わせる関係でいられるか。

豪華で丁寧なサービスよりも、肩に力が入らずにいられる空気があるかどうか。1か月滞在では、そのさりげない心地よさが積み重なります。

ここで挙げた基準を、もう少し具体的に整理した記事があります。
ウブドの宿の選び方|長期滞在で重視している基準

見学でわかること、わからないこと

写真や口コミだけでは判断しきれないことがあります。

見学でわかること:
・部屋の広さや明るさ、匂いなどの空気感
・敷地内の手入れ
・階段の傾斜
・スタッフの雰囲気

だからこそ、可能なら実際に見学してみる。その時のスタッフの対応も含めて、確かな判断材料になります。

写真だけでは見えない部分については、こちらで詳しく触れています。
 長期滞在で後悔しないために|宿は一度見学してから決めたい

 なぜ同じ宿に戻るのか

結果として、私たちは何度も同じ宿に戻っています。

・階段が思ったほど苦にならない
・自然に接してくれるスタッフがいる
・夜が静か
・日常の動線が無理なく整う

大きな感動よりも、小さな安心。それが積み重なると、「またここにしよう」と思うようになります。

実際に私たちが繰り返し滞在している宿の条件は、こちらにまとめています。
 何度も戻る宿には理由がある|長期滞在の条件を実例で

 非日常か、暮らすようにか

ウブドの宿は、雰囲気も立地もさまざまです。

  • 非日常を味わうリゾート型。
  • 中心地の便利型。
  • 田んぼに囲まれた静かな滞在型。

どれが正解ということはありません。ただ、1か月滞在では「毎日の動き」が心地よさを左右します。

自分が何を求めているのか。それを整理することが、宿選びを変えます。

滞在スタイルの違いについては、実例を交えて比較しています。
 非日常か、暮らすようにか|ウブドの宿選びを実例で比べる

Q&A

Q1. シニアでもウブドで1か月滞在は現実的ですか?
はい、十分可能です。ただし、階段や立地、日常動線を意識して選ぶことが大切です。

Q2. 日本と大きく違って不便を感じますか?
いいえ、思っているほどではありません。違いはありますが、前提を知っていれば受け入れられる範囲がほとんどです。

Q3. 見学は必須ですか?
いいえ、必須ではありません。ただ、可能なら一度現地で空気を感じると判断材料が増えます。

Q4. なぜ同じ宿に戻るのですか?

毎日の暮らしが無理なく続き、気持ちも自然体でいられるからです。

その心地よさがある宿には、自然と繰り返し訪れるようになります。
何度も足を運ぶうちに、場所がなじみ、スタッフとの関係も少しずつ育まれ、「泊まる」ではなく「戻る」という感覚へと変わっていきます。


まとめ|1か月過ごす自分を想像して選ぶ

長期滞在の成否は、宿選びでほぼ決まります。

価格や人気だけではなく、1か月後も無理なく過ごせているか。階段は苦にならないか。夜は静かに眠れているか。日常の動きが自然に整っているか。

その視点で選ぶと、宿は「泊まる場所」から「戻る場所」へと変わります。

私たちが何度も同じ宿に戻っているのも、特別な豪華さがあるからではありません。
毎日が無理なく続くからです。

ウブドで暮らすように滞在するなら、まずは1か月過ごす自分を思い浮かべてみること。それが、後悔のない宿選びにつながります。

長期滞在を前提にした宿選びの考え方を、実体験をもとに整理。価格や評判ではなく、「1か月後も無理なく過ごせるか」という視点から、繰り返し戻りたくなる宿の条件を具体的にお伝えします。

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