ウブドで1か月ほど過ごすと、短い旅行では気にならなかったことが、意外と不便に感じられます。
私たち夫婦はウブドで8回、1か月前後の長期滞在をしてきました。それでも、部屋選びや持ち物、食事、両替で、実際に暮らしてみて初めて気づいた失敗がいくつもありました。
この記事では、バリ島・ウブドで長期滞在を考えている方に向けて、私たちが実際に失敗した7つのことと、そのあと今はどうしているかを紹介します。出発前の準備や、現地での過ごし方の参考にしてください。
結論|バリ島の長期滞在で失敗して分かったのは「旅行」ではなく「暮らし」の目線で選ぶこと
私たちがウブドの長期滞在で失敗したことと、今の対策は次の7つです。
| 失敗したこと | 失敗から変えたこと |
|---|---|
| 雰囲気で選んだ部屋が、夜は暗くて読書しにくかった | 雰囲気だけでなく、明るさなど毎日の過ごしやすさで部屋を選ぶ |
| ワンピースを多く持っていき、ランドリー代がかさんだ | 洗濯に出しやすく、着回しやすい服を中心にする |
| 変換プラグ1個では、夫婦2人の充電に足りなかった | 変換プラグを複数持っていく |
| 歯ブラシは合うものがなかった | 使い慣れたものを予備まで日本から持っていく |
| 到着日に食べすぎて、お腹をこわした | 到着日の食事は控えめにする |
| 毎日のように特別な食事をして、食べ疲れた | しっかり食べる日と軽く済ませる日を分ける |
| 最初に1か月分をまとめて両替した | 3〜4日に1回を目安に、必要な金額を両替す |
どの失敗も、短い旅行と同じ感覚で選んだり準備したりしたことが原因でした。旅行なら「せっかくだから」で選ぶ部屋や食事も、1か月暮らすとなると負担になります。
失敗1|雰囲気で選んだ部屋が、夜は暗くて読書しにくかった
長期滞在で最初に選んだのは、部屋全体が木でできた、バリらしい雰囲気のある部屋でした。短い旅行なら、この雰囲気そのものが楽しみになります。
ところが、1か月暮らしてみると、夜の暗さが気になりました。照明をつけても部屋は薄暗く、落ち着いた明るさとも言えますが、読書をするにはスタンドのそばまで寄らなければなりません。夜は部屋で過ごす時間が長いので、毎晩のように不便を感じていました。
次の滞在では、白い壁の部屋を選びました。夜の読書が楽になっただけでなく、日中も部屋が明るく、快適に過ごせました。
今はこうしている
今は、見た目の雰囲気だけでなく、「その部屋で毎日どう過ごすか」を考えて部屋を選んでいます。旅行なら雰囲気を楽しむ部屋でも、長期滞在では、夜の明るさや日中の過ごしやすさが快適さを左右します。予約するときは、写真で壁の色や照明の位置も確認しておくと安心です。
失敗2|ワンピースを多く持っていった
バリ島ではワンピースが便利そうだと思い、以前は何枚も持っていきました。1枚で着られ、南国らしい雰囲気もあります。少し改まったレストランにも着ていけます。
ただ、長期滞在ではランドリー代が思ったよりかかりました。ホテルのランドリーでは衣類の種類によって料金が異なることがあります。私たちが利用したホテルのランドリーでも、Tシャツの2倍ほどでした。何枚も持っていき、何度もランドリーに出すと、洗濯代が積み重なりました。
私が利用したランドリーは、女性のチュニックもワンピース扱いになりました。また、ブラウスより、カットソーの方がランドリー料金は抑えられる印象です。
今はこうしている
今は、ワンピースは必要な枚数にとどめ、普段着はランドリーに出しやすく、着回しやすいものを中心にしています。長期滞在では、見た目だけでなく、洗濯費用と日常での使いやすさまで考えて選ぶようになりました。
【関連記事】具体的な衣類の枚数は、持ち物の記事でまとめています。
▶︎ 衣類|まずは1週間分を基本に
失敗3|変換プラグを1個しか持っていかなかった
短い滞在では、変換プラグは1個あれば十分でしたが、長期滞在では足りないと感じます。スマートフォンやタブレットなど、夫婦2人で充電したいものが重なるからです。こうした充電の不便が毎日続くと、意外にストレスでした。
今はこうしている
今は、変換プラグを複数持参しています。小さくて、不便を解消してくれるものは、少し余裕を持たせるようにしています。「なくても何とかなる」ものでも、毎日使うなら、不便を減らす価値があります。複数口の延長コードもあると便利です。
【関連記事】延長コードを含め、実際に長期滞在で役立ったものについては、こちらの記事にまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在で役立った便利グッズ13選と不要だった物
失敗4|歯ブラシは現地で買えばいいと思い、1本しか持っていかなかった
荷物を減らしたかったので、歯ブラシは1本だけ持参し、「必要になったら現地で買えばいい」と考えました。ところが、実際にウブドで見つけた歯ブラシは、私たちにはヘッドが大きすぎました。使いにくかったため、結局、日本から持っていった1本を滞在中ずっと使うことになりました。
今はこうしている
今は、歯ブラシは普段使っているものを予備も含めて日本から持っていっています。サイズや使い心地に好みがあるものは持参するようになりました。歯ブラシのように小さくて荷物にならないものなら、無理に減らさず、使い慣れたものを持参したほうが安心です。
失敗5|到着日に食べすぎて、お腹をこわした
お昼に着く便だったので、到着日の夕方には、いつも通っているローカルワルンへ行きました。フライトの疲れもそれほど感じず、早めの夕食を楽しみました。大好きなフリッターに辛いサンバルをつけて、いつもより多く食べてしまいました。
夜中にお腹の調子が悪くなり、何度もトイレに通うことになりました。ときどきなる「バリ腹」かなと思い、水分をとりながら、翌日は部屋にこもって過ごしました。幸い、それで落ち着きました。
今はこうしている
今は、到着日の食事は意識して控えめにしています。疲れを感じていなくても、移動の日は体に負担がかかっていると考えるようにしました。揚げ物や辛いものは、体が現地に慣れてから楽しみます。
失敗6|毎日のように「特別な食事」をして、食べ疲れた
ウブドには、魅力的なレストランやカフェがたくさんあります。「せっかく来たのだから」「なかなか来られないのだから」と思い、滞在の前半は毎日のように少し特別な食事をしていました。
普段なら毎日は選ばないような料理を続けて食べているうち、2週間ほどすると食べ疲れを感じるようになりました。滞在後半になると、食欲がなく、カップ麺やパンだけで済ませる日も増えました。
今はこうしている
毎日をごちそうにしないことで、かえって後半まで食事を楽しめるようになりました。長期滞在では、意識して毎日を特別な食事にしないようにしています。
しっかり食べたい日はレストランを楽しみますが、ときどき、近くのイタリアンでピザとサラダだけにしたり、ベトナム料理店でフォーだけにしたりします。さらに、スーパーでカップ麺を買ったり、ベーカリーのパンで済ませるようになりました。
【関連記事】私たちが長期滞在で利用するテガルサリ周辺には、その日の状況で選べるレストラン・カフェがあります。
▶︎ テガルサリ周辺のレストラン14選|体調・食欲に合わせた店の使い分け
失敗7|最初に多く両替してしまった
長期滞在を始めたころは、「1か月分のお金を早めに用意しておいたほうが安心」と考え、滞在の初めにまとまった金額をルピアへ両替していました。けれど、実際にはその必要はありませんでした。
私たちが滞在していた場所の近くには両替所があり、3〜4日に1回ほど、必要な分を両替すれば十分だったからです。困ったのは、多額の現金を保管することへの気遣いと、レートのよくない日にまとめて両替してしまうリスクでした。
今はこうしている
今は、最初から1か月分をまとめて両替せず、必要な分を数回に分けて替えるようにしています。こうすることで、手元の現金を増やしすぎず、為替レートの変動による影響も分散できます。
もちろん、分けて両替すれば必ず得になるわけではありません。それでも、滞在中の支出に合わせて必要な分だけ両替する方法が、私たちには合っていました。
【関連記事】両替の方法、安心できる両替所などをまとめた記事があります。
▶︎ バリ・ウブドの両替|両替所で確認していること、簡単レート計算
Q&A|ウブド長期滞在の失敗から分かったこと
どのようなレストランかによると思います。消化が良い、軽い、味付けが優しいといった、お腹に負担のない料理を選べるレストランがあれば、毎日外食でも過ごせると思います。
ただ、長く滞在すればするほど、天気や体調で外に出たくないということもあります。そんな日のために、私たちはスーパーでヨーグルトや果物を買っておき、部屋で軽く済ませるようにしています。外食を休む日があると、次にレストランへ行くのが楽しみになります。
滞在中に使う現金の目安を考え、1回に両替する金額を少し多めにすると、両替の回数を減らせます。ただし、帰国時にルピアが余らないよう、滞在日数に合わせて調整します。多額の現金は持ち歩かないようにし、部屋のセーフティーボックスに入れて保管します。
まとめ|「旅行ではなく『暮らし』の目線で準備する
バリ島・ウブドで1か月滞在するなら、短い旅行と同じ感覚で準備するのではなく、現地での毎日をどう暮らすかを考えてみてください。どの部屋で夜を過ごすのか、洗濯はどのくらいの頻度で出すのか、毎日何を食べるのか、現金はいつ両替するのか。
そう考えると、持ち物だけでなく、部屋の選び方や食事のとり方、お金の準備まで、自分に合ったやり方が見えてきます。私たちも何度も滞在するなかで、失敗するたびにやり方を変えてきました。出発前に、次のことを確認してみてください。
- 部屋選び:雰囲気だけでなく、夜の明るさや日中の過ごしやすさも写真で確認する
- 衣類:ランドリーの頻度と料金を確認し、洗濯して回せる量にする。洗濯に出しやすい服を選ぶ
- 小物:変換プラグは複数、歯ブラシなど好みのあるものは予備まで持っていく
- 食事:到着日は控えめにし、しっかり食べる日と軽く済ませる日を分ける
- 両替:宿の近くの両替所を確認し、数日ごとに必要な分だけ替える
1か月の滞在は、旅行ではなく「暮らす時間」です。毎日の過ごし方をイメージしてから準備すると、ウブドでの日々を最後まで楽しめるはずです。
【関連記事】長期滞在では荷物の準備だけでなく、現地での移動やトイレ、治安など出かける前に知っておくと安心なことがあります。それらの記事をまとめたページがあります。
▶︎ 「ウブド滞在の備えカテゴリー」一覧
また、必要な持ち物や現金の額、両替の頻度、食事の取り方は、滞在期間、宿泊先、体調、旅行スタイルによって変わります。実際に渡航する際は、利用予定のホテル、店舗、カード会社、両替所などから最新情報をご確認ください。


コメント