ウブドで1か月前後の長期滞在を考えると、「何をどこまで準備すればいいのだろう」と迷いますよね。
この記事では、長期滞在を考えているシニア世代・大人のご夫婦に向けて、私たちが実際に失敗したことと、その後どう準備や暮らしを変えたかをまとめます。衣類、電源まわり、日用品、食事、両替など、短い旅行では気づきにくかった失敗を中心に紹介します。
本記事は、私たち夫婦がウブドで長期滞在を重ねるなかで経験したことをもとにまとめています。
結論|長期滞在では「多めに準備する」より、必要なものを見極めるほうが大切だった
長期滞在で失敗した経験からわかったことは、以下のようなことです。
- 現地で簡単に補えるものは増やしすぎない
- 毎日使うものは不足しないようにする
- サイズや使い心地に好みがあるものは日本から持参する
- 長期滞在でも、毎日を旅行モードにしない
具体的な事柄を表にしました。
| 失敗したこと | 困ったこと | 今はどうしているか |
|---|---|---|
| 衣類を多く持っていった | 着ない服が増え、荷物が重くなった | ランドリー利用を前提に減らす |
| ワンピースを多く持っていった | ランドリー代がかさんだ | 普段着とのバランスを考える |
| 変換プラグを1個しか持っていかなかった | 夫婦で使うには足りず、毎回差し替えた | 複数持参する |
| 延長コードを持っていかなかった | コンセントの位置が悪く、毎日不便だった | 延長コードを持参する |
| 歯ブラシを1本しか持っていかなかった | 現地のものが大きすぎて使いにくかった | 予備も日本から持参する |
| 毎日のように特別な食事をした | 2週間ほどで食べ疲れた | 軽い食事の日を入れる |
| 最初に多く両替した | 現金を持ちすぎ、レート変化にも対応しにくかった | 3〜4日に1回ほど必要分を両替する |
長期滞在では、現地で補えるもの、日本から持っていったほうがよいもの、毎日使うものを分けて考えることが大切だと感じています。
失敗1|持っていった衣類が多すぎた
長期滞在を始めたころは、「1か月近くいるのだから、服も多めに必要」と考えていました。ところが実際には、持っていった服を全部着るわけではありませんでした。
困ったのは、必要以上の衣類がスーツケースを圧迫したことです。帰国時にお土産を入れる余裕も減り、荷物も重くなります。また、部屋のクローゼットにも収納しきれませんでした。
私たちが長く滞在しているホテルでは、衣類をほぼ毎日ランドリーに出していました。そのため、同じ服を繰り返し着ることができます。パジャマも1組で足りました。長期滞在だからといって、滞在日数に合わせて衣類を増やす必要はありませんでした。
次回への改善策
今は、ランドリーをどのくらいの頻度で利用できるかを基準に、必要な衣類の量を考えるようにしています。洗濯して回せる量にすることで、スーツケースに余裕ができ、移動も楽になりました。
【関連記事】具体的な衣類の枚数は、持ち物の記事でまとめています。
▶︎ 衣類|まずは1週間分を基本に
失敗2|ワンピースを多く持っていった
衣類の枚数だけでなく、何を持っていくかでも失敗しました。バリ島ではワンピースが便利そうだと思い、以前は何枚も持っていきました。1枚で着られ、南国らしい雰囲気もあります。少し改まったレストランにも着ていけます。
ただ、長期滞在ではランドリー代が思ったよりかかりました。ホテルのランドリーでは衣類の種類によって料金が異なることがあります。私たちが利用したホテルのランドリーでも、Tシャツの2倍ほどでした。何枚も持っていき、何度もランドリーに出すと、洗濯代が積み重なりました。
私が利用したランドリーは、女性のチュニックもワンピース扱いになりました。
次回への改善策
今は、ワンピースは必要な枚数にとどめ、普段着はランドリーに出しやすく、着回しやすいものを中心にしています。長期滞在では、見た目だけでなく、洗濯費用と日常での使いやすさまで考えて選ぶようになりました。
失敗3|変換プラグを1個しか持っていかなかった
短い滞在では、変換プラグは1個あれば十分でした。ところが長期滞在では、スマートフォンやタブレットなど、夫婦2人で充電したいものが重なります。1か月続くと意外にストレスでした。
次回への改善策
今は、変換プラグを複数持参しています。小さくて毎日使うものは、必要最低限ぎりぎりにせず、少し余裕を持たせるようにしています。「なくても何とかなる」ものでも、毎日使うなら、不便を減らす価値があると感じました。
失敗4|延長コードを持っていかなかった
ホテルのコンセントはベッドから遠かったり、家具の陰にあったりして、使いにくいことがありました。数日なら我慢できますが、1か月となると、毎日の充電で何度も不便を感じます。
困ったのは、使いたい場所で使えないことでした。複数口の延長コードがあれば、この不便を解消できると思いました。
次回への改善策
今は延長コードを持参しています。延長コードの種類や、実際に長期滞在で役立ったものについては、こちらの記事にまとめています。
▶︎ バリ・ウブド長期滞在で役立った便利グッズ|持っていくもの・やめたもの
失敗5|歯ブラシは現地で買えばいいと思い、1本しか持っていかなかった
荷物を減らしたかったので、歯ブラシは1本だけ持参し、「必要になったら現地で買えばいい」と考えていました。ところが、実際にウブドで見つけた歯ブラシは、私たちにはヘッドが大きすぎました。
使いにくかったため買い替えず、結局、日本から持っていった1本を滞在中ずっと使うことになりました。
次回への改善策
今は、歯ブラシは普段使っているものを予備も含めて日本から持参します。現地調達できるかどうかではなく、サイズや使い心地に好みがあるものかで判断するようになりました。
歯ブラシのように小さくて荷物にならないものなら、無理に減らさず、使い慣れたものを持参したほうが安心です。
失敗6|毎日のように「特別な食事」をして、食べ疲れた
ウブドには、魅力的なレストランやカフェがたくさんあります。「せっかく来たのだから」「なかなか来られないのだから」と思い、滞在の前半は毎日のように少し特別な食事を選んでいました。
雰囲気のよいレストランでしっかり食べたり、普段なら毎日は選ばないような料理を続けて食べたり。最初は楽しいのですが、2週間ほどすると食べ疲れを感じるようになりました。滞在後半になると、食欲がなく、カップ麺やパンだけで済ませる日も増えました。
次回への改善策
長期滞在では、「今日は軽く食べる」という選択肢を最初から持っておくようになりました。毎日を特別な食事にしないようにしています。
しっかり食べたい日はレストランを楽しみますが、軽くしたい日は、近くのイタリアンでピザとサラダだけにしたり、ベトナム料理店でフォーだけにしたりします。さらに、スーパーでカップ麺を買ったり、ベーカリーのパンで済ませることもあります。
毎日をごちそうにしないことで、かえって後半まで食事を楽しめるようになりました。
【関連記事】私たちが長期滞在で利用するテガルサリ周辺には、その日の状況で選べるレストラン・カフェがあります。
▶︎ テガルサリ周辺のレストラン|体調・食欲に合わせた店の使い分け
失敗7|最初に多く両替してしまった
長期滞在を始めたころは、「1か月分のお金を早めに用意しておいたほうが安心」と考え、滞在の初めにまとまった金額をルピアへ両替していました。けれど、実際にはその必要はありませんでした。
私たちが滞在していた場所の近くには両替所があり、3〜4日に1回ほど、必要な分を両替すれば十分だったからです。困ったのは、多額の現金を保管することへの気遣いと、レートのよくない日にまとめて両替してしまうリスクでした。
次回への改善策
今は、最初から1か月分をまとめて両替せず、必要な分を数回に分けて替えるようにしています。こうすることで、手元の現金を増やしすぎず、為替レートの変動による影響も分散できます。
もちろん、分けて両替すれば必ず得になるわけではありません。それでも、滞在中の支出に合わせて必要な分だけ両替する方法が、私たちの長期滞在には合っていました。
【関連記事】両替の方法、安心できる両替所などをまとめた記事があります。
▶︎ バリ・ウブドの両替で失敗した経験から|両替所で確認していること、簡単レート計算
Q&A|ウブド長期滞在の失敗から分かったこと
私たちは、滞在日数に比例して増やす必要はないと感じています。ホテルのランドリーをほぼ毎日利用していたため、同じ服を繰り返し着ることができ、パジャマも1組で足りました。
必要な枚数は、滞在日数よりもどのくらいの頻度で洗濯できるかで考えるほうが実用的でした。
物によります。日用品は現地でも買えますが、歯ブラシのようにサイズや使い心地に好みがあるものは、自分に合うものが見つかるとは限りません。小さくて毎日使うものは、使い慣れたものを予備まで持参するほうが安心な場合があります。
どのようなレストランかによると思います。食欲がない日でも食べやすい料理を選べるレストランがあれば、毎日外食でも過ごせると思います。私たちは、毎日のように少し特別な食事を続けたことで、2週間ほどして食べ疲れました。
レストランを楽しみながらも、ピザとサラダ、フォー、ローカルワルンのおかず、ベーカリーのパンなど、軽い食事の日を入れるようにしたほうが、私たちは合っていました。
多額の現金の保管やレートの変動を考えると、こまめな両替が安心です。私たちの場合は、滞在先の近くに両替所があったため、3〜4日に1回ほどでも困りませんでした。両替所の場所や営業時間、滞在スタイルによって使いやすい方法は変わります。
まとめ|失敗を重ねて、準備は少しずつシンプルになった
私たちも最初から準備がうまくできていたわけではありません。衣類を持ちすぎたり、変換プラグが足りなかったり、現地で買った歯ブラシが合わなかったり。食事も特別なものを選び続け、途中で食べ疲れたことがありました。
何度も1か月滞在を重ねるうちに、現地で補えるものは減らし、毎日使うものや自分に合うものは日本から持参するようになりました。
食事も含めて毎日を旅行モードにせず、洗濯や買い物、部屋で過ごす時間も大切にする。短期旅行を長くするのではなく、ウブドで「暮らす」ことが、今の私たちの長期滞在の基本です。
【関連記事】長期滞在では荷物の準備だけでなく、現地での移動やトイレ、治安など出かける前に知っておくと安心なことがあります。それらの記事をまたメタ記事があります。
▶︎ 「ウブド滞在の備えカテゴリー」一覧
免責事項
本記事は、私たち夫婦が実際にウブドで長期滞在した経験をもとにまとめています。宿泊施設の設備、ランドリーサービス、両替所の場所や営業時間、為替レート、支払い方法、現地で販売されている商品、レストランや店舗の営業状況などは、施設・店舗・時期によって異なります。
また、必要な持ち物や現金の額、両替の頻度、食事の取り方は、滞在期間、宿泊先、体調、旅行スタイルによって変わります。実際に渡航する際は、利用予定のホテル、店舗、カード会社、両替所などから最新情報をご確認ください。

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