ウブドで宿を検討していると、最後に候補として残るのが コマネカ・モンキーフォレスト とテガルサリという方は少なくありません。
どちらも評価が高く安心して滞在できる宿ですが、向いている滞在スタイルは大きく異なります。
この記事では、シニア夫婦が実際に滞在を重ねて感じた「非日常性」「価格感」「暮らしへのなじみ方」という視点から、どちらが自分たちに合う宿かを整理します。
こんな悩みを持つ方のための記事です
- コマネカとテガルサリで迷っているが、決め手が見つからない
- 非日常を楽しみたい気持ちと、予算・滞在日数のバランスで悩んでいる
- 短期だけでなく、少し長めの滞在も視野に入れて宿を選びたい
この記事でわかること
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両ホテルの「滞在感覚」の決定的な違い
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非日常性と価格をどう考えて選べばよいか
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周辺環境やレストランの“使い勝手”の違い
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シニア夫婦が最終的にどう選び分けているか
まずは、コマネカとテガルサリの位置関係を、簡単な図で整理してみます。

私たちとウブドの年月
私たち夫婦が初めてウブドを訪れたのは、今から25年ほど前のことです。まだ子どもたちが小さく、10年近くにわたって、毎年のように家族でウブドを訪れていました。
観光地でありながら、どこか素朴で、人の営みが静かに息づいているこの土地の居心地の良さに、
当時から自然と惹かれていったのを覚えています。
やがて子どもたちが成長し、15年ほど前からは、夫婦二人で、1か月前後の滞在を何度も重ねながら、ウブドで過ごす旅へと変わっていきました。
そうした年月を重ねる中で、私たちの宿選びの基準も、「便利さ」や「価格」だけではなく、長く滞在しても心身が疲れないかどうかへと、少しずつ変わっていったのです。
最後まで候補に残った2軒
ウブド には数え切れないほどの宿がありますが、私たち夫婦が滞在を重ねる中で、最後まで比較対象として残り続けたのがコマネカ・モンキーフォレストとテガルサリでした。
どちらも老舗で、長年リピーターに支えられてきた宿です。ただし、実際に泊まり比べてみると、「どんな気持ちで、どれくらい滞在したいか」によって、向き・不向きがはっきり分かれることが分かりました。
各ホテルの立地や部屋タイプ、滞在の様子については、体験をもとにした個別記事で詳しく書いています。
▶︎ コマネカ・モンキーフォレストの宿泊記はこちら
▶︎ テガルサリの宿泊記・長期滞在体験はこちら
比較①|非日常を「楽しむ」滞在か、日常に「なじませる」滞在か
コマネカ・モンキーフォレストは、非日常性をしっかり味わえる宿です。
空間の整え方や、少し改まった接客は、「特別な時間を過ごしている」という感覚を自然に高めてくれます。その分、気持ちも少し引き締まり、滞在そのものがイベントのように感じられます。
一方、テガルサリは、派手さはありませんが、滞在が日常に溶け込んでいく宿です。
部屋に戻る、朝を迎える、散歩に出る。そうした一日の流れが、無理なく、静かにつながっていきます。
比較②|価格をどう受け止めるか
コマネカ・モンキーフォレストは、シニア世代が長期で滞在するには、正直に言って価格の負担を感じやすい宿です。
だからこそ私たちの感覚では、「非日常を楽しみながら、予算を考えて滞在日数を調整する宿」という位置づけになります。
対してテガルサリは、価格と滞在内容のバランスが取りやすく、長く滞在することを前提に考えやすい宿です。
日数を重ねても、「ここに居続けて大丈夫だろうか」という不安が生まれにくい。この感覚は、実際に長期滞在してみて初めて分かりました。
比較③|周辺環境と「通う」感覚
コマネカ・モンキーフォレスト周辺は、ショップも多く、立地の便利さは申し分ありません。
ただ、レストランやカフェは数多くあっても、観光地的で、アットホームな落ち着き感はやや少なめです。
一方、テガルサリ周辺も、便利さという点ではコマネカに引けを取りません。大型スーパーが近く、レストランやカフェも「暮らす中で自然に通う店」という印象があります。
滞在が長くなるほど、この「通う感覚」の違いは、日々の心地よさに影響してきます。
私たち夫婦の結論|選び分けの基準
両方を実際に使い分けてきた私たち夫婦の感覚では、
- 少し贅沢な非日常を楽しみながら、予算を考えて滞在したいなら、コマネカ
- 旅先でも日常に近いリズムで、暮らすように長く過ごしたいなら、テガルサリ
この違いが、最終的な判断基準になりました。
どちらが優れている、という話ではありません。「どんな気持ちで、どれくらい滞在したいか」その答えによって、選ぶ宿が変わるだけです。
よくある迷いに答える|比較表とQ&A
コマネカ・モンキーフォレストとテガルサリで迷ったとき、「何が違うのか」は分かっても、「自分たちにはどちらが合うのか」で悩む方は少なくありません。
ここでは、滞在の印象や価格感、周辺環境など、実際に過ごして感じたポイントをもとに、迷いやすい点を比べながら見ていきます。
| 比較の視点 | コマネカ・モンキーフォレスト | テガルサリ |
|---|
| 滞在の印象 | 非日常をしっかり味わう | 暮らしに溶け込む |
| 価格感 | 短期なら納得しやすい | 長期でも現実的 |
| 接客・空間 | 改まったホスピタリティ | 気持ちが緩む距離感 |
| 周辺環境 | 観光地的で便利 | 生活圏として便利 |
| レストランの印象 | 選択肢は多いが行きつけ感は少なめ | 日常的に通う店が多い |
| 向いている滞在 | 数泊〜1週間 | 2週間〜1か月前後 |
※ 各ホテルの設備や部屋構成、料金の詳細については、個別記事で紹介しています。
Q1. 価格差は、どのくらい重視すべきですか?
A. 滞在日数によって受け止め方が変わります。
数泊〜1週間程度であれば、非日常を楽しむ価値としてコマネカの価格は納得しやすいと感じました。一方、2週間以上になると、価格は「気分」よりも「続けやすさ」に影響し、テガルサリのほうが現実的に感じやすくなります。
Q2. 周辺の便利さは、実際に差がありますか?
A. 不便さの差ではなく、「使い方の違い」です。
コマネカ周辺はショップが多く便利ですが、観光地的な動線が中心です。テガルサリ周辺は、大型スーパーや日常使いの店が近く、暮らしの延長として自然に動ける印象があります。
Q3. 初めてのウブド滞在でも、テガルサリは大丈夫ですか?
A. はい、落ち着いて過ごしたい方には向いています。
街歩きの刺激や非日常感を強く求める場合はコマネカが安心ですが、静かに過ごしたい、長く滞在しても疲れにくい宿を探している方には、テガルサリは十分選択肢になります。
これらを踏まえたうえで、ご自身の滞在日数や過ごし方に近いほうを選んでみてください。
まとめ|最後に考えたいこと
この2軒で迷ったときは、設備や価格の数字だけで判断するのではなく、
- 非日常をどれくらい味わいたいか
- その非日常を、何日続けたいか
- 滞在が「旅」で終わるのか、「暮らし」に近づくのか
を一度立ち止まって考えてみてください。
すでに各ホテルの詳細記事を読んでいる方にとっては、この記事が最終確認になるはずです。これから検討を始める方にとっては、判断を少し楽にする材料になれば幸いです。

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