この記事は、バリ島ウブドで1か月前後の長期滞在を検討しているシニア世代・大人のご夫婦に向けて、「本当に続けられる滞在なのか?」を判断するための情報を整理した実体験ガイドです。
判断に必要なのは「費用」と「暮らしやすさ」の2点だけ
観光として楽しいかどうかではなく、「費用は現実的か」、「年齢を重ねても無理なく滞在できるか」この2点が分からなければ、長期滞在は判断できません。
私たち自身、ウブドで何度も長期滞在を重ねる中で、この2点をまず確認することが最も重要だと感じてきました。
そして、「行ける」「続けられる」と判断できたなら、ウブドには条件に合う宿は十分にあります。ホテル探しは、そのあとでいくらでも間に合います。
* 費用については、宿泊費・食費・生活費を含めて、もう少し具体的に把握しておくと判断しやすくなります。
ウブド長期滞在にかかる費用の目安|シニア夫婦が実体験から解説
こんな悩みを持つ方のための記事です
- ウブドで1か月ほど滞在する場合、費用が現実的か知りたい
- シニア世代でも、無理なく生活できる環境なのか判断したい
- 観光地としてではなく、「暮らす場所として飽きないか」が気になっている
この記事でわかること
- ウブド長期滞在にかかる現実的な費用感(夫婦2人)
- シニア世代にとっての暮らしやすさ・注意点
- ウブドが長く滞在しても飽きにくい理由
ウブド長期滞在の費用は、どれくらいかかるのか(夫婦2人)
1か月の滞在費用目安(生活ベース)
まず最初に確認しておきたいのが、費用が現実的かどうかです。ここでは観光旅行ではなく、生活としてウブドに滞在した場合を前提に考えます。
1か月の滞在費用の目安(夫婦2人)
- 宿泊費:約12〜20万円
- 食費:約6〜9万円
- 交通費:約0.5〜1万円
- 日用品・雑費:約1〜2万円
合計:約20〜30万円前後(航空券・海外保険・ビザ関連費用は含みません。)
この金額は、「特別に節約する」のでも「贅沢をする」のでもなく、無理なく日常を送った場合の、実感に近い目安です。
費用を左右するのは「宿泊費」
ウブドでの長期滞在費用は、宿泊費の選び方によって大きく変わります。
1泊3,000円台からの宿もあるが、判断は慎重に
ウブドでは、宿のタイプや部屋条件を選べば、2人で1泊3,000円台から滞在できる宿も実際にあります。
ただし、価格を抑えた宿では、設備や環境面で差が出やすいのも事実です。特に長期滞在では、以下の点が想像以上にストレスになることがあります。
- シャワーがお湯にならない
- 水圧が安定しない
- 湿気や換気の問題がある
シニア世代の現実的な宿泊費ラインは4,000〜7,000円台
清潔さ・立地・静けさ・設備の安定性まで含めて考えると、2人で1泊4,000〜7,000円台が、シニア世代にとって無理のない価格帯だと、私たちは感じています。
一般的には小規模宿の方が安くなりやすい傾向がありますが、ウブドでは、施設やサービスが整った宿であっても、以下の条件次第で、4,000円台から滞在できるケースもあります。
- 部屋タイプ
- 滞在時期
- 長期滞在割引
バリ島ウブド・テガルサリ全41室を徹底解説|シニア夫婦が後悔しない部屋タイプと選び方
シニア世代にとって、無理なく滞在できる場所か
次に大切なのが、滞在地が「体力や生活面で無理がないか」という点です。
良いと感じた点
徒歩中心で「生活が成立する」環境がある
ウブド中心部に滞在すれば、食事・カフェ・スーパー・ランドリーといった日常生活に必要なものが徒歩圏に揃います。
日用品についても、石けんや洗剤、飲料水などは近くのスーパーやコンビニで無理なく調達でき、特別な買い出しに出る必要はほとんどありません。
食に関しても選択肢は豊富で、ローカル料理だけでなく、寿司やラーメンをはじめとする日本食、韓国料理やインド料理など、馴染みのある味を選べる環境があります。
また、スーパーにはカップ麺や日本の調味料が置かれていることも多く、「今日は外食せず、部屋で軽く済ませたい」といった日にも対応できます。
短い距離を歩くだけで食事・買い物・洗濯が完結する。この点は、シニア世代が無理なく長期滞在できるかを判断するうえで、大きな安心材料になると感じています。
街の中心にいても、落ち着いて過ごせる時間帯が多い
日中は、観光地でありながらも、日常のリズムで過ごしやすい時間帯が多いと感じました。
夜についても、遅くまでにぎやかなエリアは限られており、滞在場所を選べば、夜間も静かに休める環境を確保しやすいと感じました。
一日の中で、にぎわいと静けさのバランスが取れていることは、シニア世代がペースを落として長く滞在するうえで、安心材料の一つになると思います。
治安面で大きな不安を感じにくい
ウブドは観光地ということもあり、日中は人の目が多く、街を歩いていて強い不安を感じる場面は少ないと感じました。
夜も、ウブド中心部では、食事や散策を楽しむ人の姿があり、特段の治安面での問題を感じる場面は少ないと感じました。
私たち自身、夕食のために夜に外出することもありますが、20年ほどウブドを訪れ続ける中で、中心部で、夜間の治安面の問題にも遭遇したことはありません。
もちろん、日本と同じ感覚で考えることはできませんし、場所や時間帯によって雰囲気が変わることもあります。
それでも、滞在エリアを選び、無理のない行動を心がけていれば、夜の外出についても、過度に身構える必要はないと感じています。
ウブドの治安は大丈夫? シニア世代・大人の旅行者が安心して滞在するための現実ガイド
注意しておきたい点
道の状態は日本と同じではない
ウブドでは、段差や舗装の荒れ、雨季の滑りやすさなど、足元への注意が必要な場面があります。
特に歩道は、日本のように連続して整備されているわけではなく、場所によっては急に段差があったり、歩きにくく感じることもあります。
また、中心部から少し外れると、街灯が少なくなるエリアもあり、夜間は足元が見えにくくなることがあります。
そのため、長期滞在では「無理に距離を歩かない」「歩きやすい範囲で生活を完結させる」といった前提で考えることが、安心につながると感じています。
ウブドは安全?|シニア夫婦が歩いて感じた街歩きの注意点とトラブル対処法
医療・言語の不安は残るが、事前に情報があれば対応できる
海外での長期滞在では、
軽い体調不良であっても、日本と同じ感覚で考えるのは避けた方が安心です。
特にシニア世代になると、思いがけない体調の変化が起こることもあります。
ただし、こうした不安も、事前に情報を持っていれば、過度に心配する必要はないと感じています。
私たちは、日本で常用している薬を持参することを前提にし、体調を崩した場合には、滞在先のホテルを通じて病院につないでもらう、という選択肢があることを把握したうえで滞在しています。
ウブド周辺には、外国人の受診に慣れた病院やクリニックが複数あり、設備面についても、事前に調べておくことで安心して受診できました。
言葉についても、翻訳アプリの活用、日本語対応のホテルの選択、海外旅行保険のサポートサービスなど、あらかじめ知っていれば使える手段がいくつもあります。
こうした情報を踏まえたうえで、私たちは「体調を最優先にする」という滞在スタイルを基本にしています。
シニアが安心してウブド長期滞在を続けるための体調・医療の備えガイド
ウブドは長期滞在でも飽きない?|観光地ではなく「暮らす街」という視点
「観光地だから、長くいると飽きるのでは?」そう感じる方も多いと思います。私たちの実感としては、飽きにくい場所です。
行事に合わせて行けば、街にいること自体が観光になる
行事に合わせて滞在すると、街にいること自体が観光になるのも、ウブドの魅力です。
大きな祭礼の時期でなくても、夜になると寺院や王宮周辺で舞踊公演が行われており、特別な予定を立てなくても、日常の延長で文化に触れられる環境があります。

左から、「オゴオゴ」「クニンガンの朝」「スマララティ公演」
ウブド滞在で知っておきたいバリ島の行事と舞踊の全体像
食事も買い物も、街を歩くだけで楽しめる
ウブド中心部は、レストランやカフェだけでなく、ショップやギャラリーが点在する、オープンなショッピングモールのような街です。
手頃な価格のみやげ物から、質の高い工芸品、作家ものの雑貨、静かに作品を眺められるギャラリーまで、歩いているだけで目に入ってきます。
「今日は食事だけ」「今日は少し街を歩くだけ」そんな軽い外出でも、自然に気分転換になる要素が街の中に散らばっているのが、ウブドの特徴だと感じています。
目的地を決めて出かけなくても、街を歩くこと自体が小さな楽しみになる。この感覚は、長く滞在しても飽きにくい理由の一つだと思います。
街を少し離れると、歩いて楽しめる自然もある
ウブド中心部から少し足を伸ばすと、シニア世代でも気軽に歩ける田んぼ道があり、街歩きとは違った気分転換ができます。

少し郊外に出ると、シニアでも無理なく歩ける田圃道があります。
舗装された観光トレイルというより、日常の延長として歩ける道が多く、無理のない距離で軽い散策やミニトレッキングを楽しめるのも魅力です。
遠出をしなくても、街と自然の両方をバランスよく取り入れられる点は、長期滞在でも気持ちが単調になりにくい理由の一つだと感じています。
シニアの長期滞在と街歩きにやさしいウブド移動ガイド
まとめ|判断に必要なのは、この2点だけ
ウブド長期滞在を判断するうえで重要なのは、
- 費用が現実的か
- 無理なく暮らせる場所か
この2点です。この2つがクリアできなければ、どれだけ魅力的なホテルがあっても意味はありません。
逆に、「行ける」と判断できたなら、ウブドには条件に合う宿は十分にあります。宿泊先は、あとからいくらでも選べます。
まずは判断。そのあとで、準備。この順番で考えることで、シニア世代でも無理のないウブド長期滞在が見えてきます。
ウブドでの長期滞在が「行けそうだ」と感じられた方は、次のステップとして、検討から準備までの全体像をまとめたこちらの記事も参考にしてください。
▶︎ ウブド長期滞在ガイド|シニア夫婦のための全体像


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