トラブル防止&安心旅ガイド

シニアが安心して楽しむ!ウブド長期滞在での病気・怪我対策完全ガイド

トラブル防止&安心旅ガイド
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病気や怪我は「備え」で安心に変わる

シニア世代の海外滞在では「健康管理」が何より大切です。普段は健康な方でも、旅先では水や食事が合わなかったり、気候の影響で体調を崩すことがあります。

ウブドのように自然が多い地域では、虫刺されや転倒による怪我も珍しくありません。私も夫の突然の発熱をウブドで経験しましたが、備えがあったからこそ大事に至らずに済みました。

本記事ではその体験談も交えながら、シニアが安心して長期滞在できるための「実践的な医療ガイド」と「旅行の心得」をお伝えします。

持参すべき薬リスト|夜中の体調不良に備えて

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ウブドにもドラッグストアがありますが、説明は基本的にインドネシア語か英語。成分の違いから、日本人の体質に合わない場合もあります。

そのため、普段から使い慣れている薬を持参するのが一番安心です。特に夜中に症状が出た場合や、すぐに医療機関へ行けない時には、日本の薬が頼りになります。

おすすめの持参薬リスト

私の滞在経験から、以下の薬が特に役立ちました。

・胃腸薬や整腸剤:食べ慣れない料理でお腹を壊すことが多いため必須。

・解熱鎮痛剤:発熱以外にも頭痛や関節痛、に重宝します。

・持病の薬:特に高血圧・心臓病・糖尿病の薬は、滞在日数+1週間分を準備。現地では入手困難。

・抗菌軟膏や消毒液:転倒や切り傷の初期対応に安心。

・湿布・外用薬:長時間の散策や階段で膝や腰に負担がかかるため。

・経口補水液(粉末):暑さや下痢で一気に体力を奪われるときに即効性があります。

ある夜、私自身がお腹を壊し、夜中にトイレとベッドを何度も往復するほど苦しみました。その際、持参していた「正露丸」を服用したことで、翌朝には落ち着きを取り戻せました。
また、散歩中に転倒して膝を擦りむいたときは、日本から持ってきた抗菌軟膏が非常に役立ちました。(バンドエイドは日本で購入するものと同じものがあります。)

こうした小さな準備が、精神面でも旅の安心を支えてくれます。

必ず加入すべき海外旅行保険|高額医療費から身を守る

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ウブドでは外国人向け医療が高額です。例えば簡単な診察でも10,000円以上、点滴や検査が加わると数万円規模になります。

入院に至れば一気に数十万円に膨れ上がることもあります。シニア世代の体調トラブルは予測不能で、長期滞在の際には海外旅行保険が命綱となります。

特に「キャッシュレス対応」の保険なら高額な現金をその場で支払わなくて済むため、安心感は段違いです。

保険加入のポイント

保険を選ぶときは次の点を必ず確認しましょう。

・長期滞在(90日以上可)に対応しているか

・キャッシュレス診療に対応しているか

・日本語窓口を持つ会社か

体験談|夫が発熱したとき

夫が現地で突然高熱を出したとき、ホテルスタッフに相談するとすぐに車を手配してクリニックへ。英語の症状説明まで引き受けてもらえたため、私たちはただ治療に専念できました。

さらに保険会社に連絡(日本語対応)すると、その場でキャッシュレス用の保証書を発行。検査と点滴を受け、翌日には体調が回復しました。

必要な費用はすべて保険でカバーされ、帰国後の手続きも不要。

キャッシュレス保険の安心感を強く実感した出来事でした。

ウブドの主なクリニック・病院所在地と連絡先

ウブドには外国人旅行者でも利用しやすいクリニックがあります。

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BIMC Ubud Medical Centre

  • 住所Jl Raya Sanggingan No.21, Kedewatan, Ubud, Gianyar 80561
  • 連絡先+62 361 2091 03024時間)/admin.ubud@bimcbali.com
  • 特徴:国際基準、24時間対応、最新機器完備。整形外科や美容外科も対応。ただし料金は高め。
  • 保険:多くの旅行保険がキャッシュレス対応。英語対応スタッフ常駐。

UbudCare Clinic 24 Hours

  • 住所Jl. Raya Teges No.8, Peliatan, Ubud, Bali
  • 連絡先+62 811 3977 911WhatsApp対応・24時間)
  • 特徴:救急室、検査、デンタル、精神科、訪問医療など幅広い。設備が充実。
  • 保険:保険証明書があれば直接請求可能。会社によっては立替払いが必要。

Unicare Clinic Ubud

  • 住所Jl. Raya Pengosekan No.88, Banjar Tegal Kelod, Ubud
  • 連絡先+62 822 9829 8911WhatsApp対応・24時間)
  • 特徴:救急・訪問医療・アンビュランス対応。モンキーフォレスト近くでアクセス便利。
  • 保険:一部はキャッシュレス可。多くの場合は一旦支払いが必要。
私は実際にBIMCを利用しましたが、医師の説明が分かりやすく、安心して治療を受けられました。クリニックの連絡先や位置は、事前にGoogleマップへ保存しておくと慌てずに済みます。

医療サポートに強いホテル

■ テガルサリ(Tegal Sari Accommodation)

夫が発熱した際、スタッフが車を手配し、クリニックまで同行。医師に症状を説明してくれ、言葉の壁を感じず安心できました。

■コマネカ グループホテル

友人が腹痛になったときは、スタッフがすぐにクリニックに送ってくれ、症状の説明などもしてくれたそうです。

コマネカ・ビスマには、24時間のドクターコールサービスがあります。

■ 高級リゾート(Four Seasons Sayan / Mandapa / Capella Ubud など)

常駐医師はいませんが、提携クリニックや訪問医療を手配可能。滞在の安心感は抜群です。

言葉の壁対策

診察時には言葉の壁が大きな不安になります。そこでおすすめなのは「英語メモ」。症状・発症時間・服薬状況をあらかじめ紙に英語で書いて渡せば誤解が減ります。

実際に、私も腹痛で説明に困ったときホテルスタッフが英語メモを作ってくれ、それを渡しただけで診察がスムーズになりました。

翻訳アプリも便利ですが、オフライン環境でも使える紙メモはとても安心です。

私自身、腹痛で説明に困ったとき、ホテルスタッフがあらかじめ英語メモを作ってくれました。それを医師に渡すことで、診察がスムーズに進み、安心して治療を受けられました。

シニア世代の長期滞在心得

シニア世代が安心して長期滞在を楽しむためには、以下に備えることが大切です。

・常備薬を余裕を持って準備

・長期滞在対応&キャッシュレス保険の加入

・ホテルのサポート体制を確認

・無理をせず、違和感があれば早めに診察

・Googleマップに病院・薬局を保存

安心の備えが快適な滞在をつくる

ウブドはシニアにとって魅力的な滞在先ですが、「健康を守る準備」なくして本当の安心は得られません。

日本からの常備薬、長期対応の海外旅行保険、現地医療機関の情報、サポートが手厚いホテル。

これらを揃えることで、体調を崩したときも「無事でよかった」と思えるはずです。

私自身も、実際に助けられた経験があるからこそ強くおすすめします。しっかりと備えを整えて、ウブドでの長期滞在を心から楽しんでください。

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