はじめに|30年通い続けている場所があります
これまでバリには24回、そのうち20回ほどをウブドで過ごしました。観光から始まった旅は、やがて自然と「暮らすように滞在する」時間へと変わっていきました。
いまでは毎年のように1か月滞在し、ウブドは私たちにとって「訪れる場所」ではなく「暮らす場所」となりました。
このブログでは、その積み重ねの中から感じた現実的で穏やかな長期滞在のあり方をまとめています。

2000年頃のウブド市場。まだ素朴さが色濃く残っていた頃の風景です。
このブログについて
目的
このサイトは、50代以降の大人の旅・シニア夫婦の長期滞在を考える方に向けた、ウブド生活の実践ガイドです。
旅行でも移住でもない「第3の滞在」――
無理をせず、その土地のリズムに合わせて暮らすように過ごす時間。
長年の滞在経験から、生活・宿・食事・準備・安全・文化などを現実的な視点で紹介しています。
バリ島・ウブドとの出会い
初めてバリを訪れたのは約30年前。子ども4人を連れた家族旅行でした。
にぎやかなサヌールのホテルから、アヒル料理を食べにウブドの「Bebek Bengil」を訪れたのが最初のきっかけです。
田園の中の静かな1軒の店、その空気にいつしか惹かれ、気づけば通うのが習慣になっていました。
子どもたちと賑やかに過ごした時代を経て、いまは夫婦で心静かな1か月滞在を重ねています。
読者の方に伝えたいこと
長期滞在は、特別なチャレンジではありません。必要な準備を順番に整えれば、誰にとっても現実的な選択肢になります。
バリの祈りや暮らし、人との距離感の中に身を置くことで、あらためて「暮らす」という感覚を思い出せる――
そんな時間になるかもしれません。
このブログは、そうした穏やかな滞在を目指す方のための参考書です。
主なカテゴリーへのご案内
▶︎ ウブドで暮らす
静かに、無理なく、暮らすように過ごすウブドの時間。
「1か月を心地よく続ける小さな工夫」を実体験からまとめています。
▶︎ 私たちが選ぶ宿
部屋のつくりや静けさ、動きやすさなど、実際に泊まってわかった“暮らすように過ごせる宿”の条件を紹介しています。
▶︎ ウブドの食
体調や気分に合わせたレストラン・ワルン・カフェを、滞在中に何度も通える店の視点で紹介しています。
▶︎ ウブドで買うもの
塩・石鹸・バティックなど、使い続けて良かったもの。帰国後にも役立つ買い物の考え方をまとめました。
▶︎ ウブド滞在の備え
ビザ、保険、医療、現金管理など、長期滞在を安心して始めるための基本を整理しています。
▶︎ バリの祈りと暮らし
行事・舞踊・祈りなど、日常の中に流れるバリの文化を、現地でのエピソードとともに穏やかに紹介しています。
私たちについて
60代になった今、かつてのように観光地を駆け回るよりも、「何もしない一日」がいちばん贅沢に感じられるようになりました。
好きなときに食べ、祭りを眺め、静けさの中で本を読み、日が暮れたらワインを一杯――。
そんな暮らしの延長線上にある旅を、これからも重ねていきたいと考えています。
このブログを読む前におすすめの記事
- ウブドで長期滞在|私たちが出発前に必ず考えていること
観光ではなく「暮らすように滞在する」ための基本的な考え方。 - ウブドの夜にワインが似合うレストランPica
静かな夜の楽しみ方を、実際の体験をもとに紹介しています。 - シニア夫婦が大切にしてきた宿選び
長期滞在向きホテルの考え方を実例からまとめています。

夕暮れ時のモンキーフォレスト通り。人通りがあり、街の様子が感じられる時間帯。

落ち着いた佇まいのハノマン通り。歩道と車道があり、日常の街の様子が分かる風景。

ウブド郊外の田んぼとヤシの木に囲まれた小道。静かな日常風景。